6時、セットしておいた腕時計のアラームで目覚める。直ちに朝風呂に入りに行く。既に先客あり。浴槽に入って洗い場の後ろ姿を眺めると、見事に同じオタク太り体型の背中が三つ並んでいて可笑しくなる。もちろん、同宿者が全てコミケ参加者であることは先刻承知。
7時ちょい前、チェックアウト。狭いけど、なかなか居心地いいホテルだった。コミケ客には一番ふさわしかったかな、とも思う。今日も外は快晴。カートをi3に持ってもらい、僕はキャリーに段ボール箱二つと工具箱くくりつけ、リュックを背負い、カメラバッグとコミケ紙袋両手に下げてよたよたと新橋駅に向かう。さすがにこの界隈は日曜朝はガラガラ。けれど既にゆりかもめ駅のエスカレーターは大繁盛。けれど詰まって止まってしまうほどではなく、スムーズに構内に入れた。ゆりかもめに乗ったのは7時半ちょい前。8時前にはビッグサイト到着。行列風景は既に1日目に撮ってあるので、本日はさっさと入場。お隣に挨拶してチラシ整理。シートを敷いて早速棚の組立開始。途中、i2やi5もやって来た。組立が終わったところで、ガレリアに一服しに出る。ところが既にスタッフがガレリアからの退去要請をアナウンスして回っている。まだ9時10分くらいだけど、そういや1日目も9時15分くらいには退去要請しに回っていた。なんでこんなに早く? と思ってたが、どうやら一般行列をガレリアまで誘導するらしい。ははあ、そういうシステムになってたのか。僕はまた一般行列は開会時間までずっとエントランス前で待機させてるのかと思ってたけど。開会前に西ホール、東ホールそれぞれに入場者を先に分けてしまってホールのシャッター前まで進めて待機させ、その上で更に特定超人気サークルの行列だけ先行入場させてトラックヤードに追い出してガス抜きする。なるほど、それでこれまであった「猛牛の暴走」を緩和してるのか。
開会前にちょっと行かなくちゃ行けないところがある。i6に「WWF」の場所を確認してもらって、新刊を持ってOさんのところに挨拶しに行く。今回もまたMさんの顔も見えた。御無沙汰の挨拶と押井さん関係の話をゴニョゴニョ。お返しにもらった新刊はなんと鉄道本。
「はあ、Oさん鉄ちゃんでしたっけ?」
などと間抜けなことを聞いてしまうが、「WWF」メンバーで鉄道マニアの人がいてその人が主体になって作ったものです、と。お互い健闘を祈って戻る。それからもう一つ、昨日、一昨日と西屋上で会えたコスプレイヤーのまりやちゃんが売り子をやるというサークルが偶然同じホールだったので様子を見に行ってみる。行くと、アンテナ風髪飾りでピンク主体のコス(後で知ったが、「りぜるまいん」というマンガ/アニメの「りぜる」というキャラ)
のまりやちゃんがいた。声をかけると、
「ナンデここにいるんですか!?」
と驚かれたが、そりゃこっちのセリフ(^^)。
「僕はもともとこっちの方が本業だよ、評論系で12年やってるんだから。今日は1日中こっち? それとも屋上に出る?」
「売り子は午前中だけやって後で屋上行きます」
ということだったのでその場はそれで戻る。ところで少し並びのブースを見ながら歩いてたら、とあるブースに見知った顔のレイヤーさんが。
「ありゃ、あいさん!」
一昨日にも屋上で会ったあいさんが売り子をやっていた。よく見たらけいさんも。知り合いのサークルで売り子やるというのは聞いてたけど、そこだとは知らなくて、全くの偶然だった。
それからスペースに戻って準備続行。気が付いてみると、お向かいは「と学会」系のサークルらしくて唐沢俊一氏の顔が見えた。
ところで今日のスペースはちょっとだけズレてはいるが正面入口にかなり近い。ちょっと不安もあったが若干の良からぬ期待もあった。開会直後の暴走進入を目撃できるかもしれない。開会直前になって、またカメラを用意して開会アナウンスを待った。
「只今よりコミックマーケット62、3日目を開会致します...」
アナウンスと拍手の光景
を撮って
、さて入口を見ると早速一般入場
が始まってた。カメラを抱えて暴走の瞬間を捉えようと思い中央大通りまで出て行ったが、予期してたよりも遙かに
穏やかで秩序立った入場 。こう言っちゃなんだが、いささか拍子抜け。周りで僕同様その瞬間を待ちかまえていた人たちからも「整然としてるな〜」という声が聞こえた。先述した暴走予防措置がちゃんと機能してることを実感。それでも整然としたまま後から後から淀みなくいつまで経っても途切れることなく
入場列が続く
のにはさすがに脅威を感じた。理屈から言うとこのイキオイの入場列が最低1時間は続くはず。気が付くと、僕の横にいた人も入口正面のサークルの人もカメラを構えて入場の様子を撮っていたのが可笑しかった。
ブースに戻ってしばらく売り子。けれど15分くらい経ったところで、早めの買い物に出かける。まず「柳都製作所」。ここでは路上観察本とCD-ROMを出し続けてるのだが、今回「パトレイバー」映画版関係の建物を特集した本を出してるらしいので行ってみる。コピー本だったが確かに出ていた。手に取って見ると、築地の「ナンデモヤ」の解体現場写真が載っていた。ちょっと驚いて売り子の人に問いかけると、
「ちょうど撮影しに行った日に解体してたんです」と。
「僕が撮りに行ったのはもう10年くらい前でしたけどねー」
と言ったら、どうやら僕のことは先刻承知だったらしく、一昨日買ってくれたらしき「水の墓」を持ち出してくれた。どうやら僕の読者でもあったらしい。他にもなかなか気になる場所の写真が押さえられていたので買う。もっとも僕も10年前に撮っていたところがほとんどだったけど。
それから「Fumio's Brand」と並びのMac本サークルへ。「a-next」というところでは往年の名機SE/30の筐体をディスプレイに飾っていた。
「これ、まだ動くんですか?」
と聞くと、
「秋葉原で筐体だけを1000円で買ってきたんです。中身は空っぽ(笑)」と。
「ははあ、後は水槽にでもするしかない、という奴ですね(笑)」
売っていた本はというと、「SAY HELLO TO MACINTOSH」というタイトルで、「Mac Fan」の連載「林檎かわいや」の自家版パスティーシュ。一も二もなく買う。「Fumio's
Brand」では待ちに待っていた新刊を全部買う。それからすぐ近くの「ぷーるぐえとわす」、新刊がゾロゾロ出ているのを軒並み買う。
東6ホールに回って「Natural Days」を覗く。ここではコスプレイヤーSachieさんとあやかちゃんの新刊が委託されるということだったが、行ってみたらまだ準備中だった。ただSachieさんの顔は見えたので、間違いなくそこで売るということは確認。
それから何故か最近評論・情報系に進出してきてるコスプレ本コーナーに寄ってみる。こちらは今や本というよりCD-ROMのコーナーになりかかってる。2,3見つくろって買う。その後しばらくウロウロして、再び「Natural
Days」に寄ると、既に行列ができていた。新刊はSachieさんの写真集2冊とあやかちゃんのCD-ROM。
「今回は誤植ありませんか?」
とSachieさんに声をかける(というのは、昨年の冬コミで出された同じサークルの写真集1冊目がちょいと目立ち過ぎる誤植が数カ所あり、それをSachieさんがホームページで謝ってたので。同時に、そう声を掛けることで「僕は前回も買ってますよ」、という暗黙の名乗りでもある)と、
「今回はほとんど無いです...あ、だけどこっちの本に1カ所」
と笑いながら応えてくれた。
「何もバラさなくても...(笑)」
と言いつつその場を離れ、一旦ブースに戻る。
売り子で残ってくれていたi2に、暇つぶししてもらうつもりで「モロモロ」の本を見せると気に入ったようだった。ところがi2から
「これ、コムラさんって人から差し入れ」
とリボンで結んだ紙袋を渡された。見ると袋の口に「小村です」と書かれてる。鳥取のオムラさん! 十年来の読者にして文通仲間! しかも女性!!(^^;) しまったー、スレ違い! 夏コミ前にメールをもらって会うのを楽しみにしてたのに! 時間はやっと11時を過ぎた頃、してみると入場してすぐに来てくれたに違いない。多分僕が戻って来るまで5分か10分程度の差。来てもらえるとしても12時頃だろうと甘く見てたのが運の尽き。袋の中にはクッキーと分厚い手紙が入っていた。コミケ後、ゆっくり読ませてもらうことにしよう。
ともあれ気を取り直して、今度は東1〜3ホールに買い物に出かける。その途中、東4〜6ホール側の入口付近でテレビ局の取材を見掛けた。テレ朝だったかな、ヤラセのメイドコスプレの女の子二人組が入口からスキップしながら入って行く、というシーンを撮影していた。混雑もいよいよ佳境に入ろうとしていた頃だったが...。
東1〜3ホールに入る前にガレリアの喫煙所に一服しに行くと、なんと偶然、コスプレイヤーの伊藤瞳子さんと朝桜ありさんがそこに休憩に来た。瞳子さんがセーラーマーズ、ありさんがセーラーネプチューンのコス。声をかけて、
「今日は企業のお仕事は?」
と聞くと、
「今はちょっとお休みで、本買いに出てきたんです」と。
「それじゃ運が良ければ後で西4階で!」
東1〜3ホールでは、まず同人ソフトコーナーで、昨夜カタログチェックしていてMac本がいくつか出てるらしいのに気が付いたので寄ってみた。すると当然ながら本なんて売ってる所はほとんど無く、大方の売り物はCD-ROMかFDソフト。チェックしておいた「兄貴工房」というところに寄ってみると、Power
Book2400が飾ってあった。いや、飾ってあったのではなく、そのサークルで作ったソフトをデモしていたのだった。同じソフトがもう一台、PBG4でもデモされていた。「あずまんが」のキャラを使ったデスクトップアクセサリー。特に買う気はなかったのだけど、Mac
Userどうしで話が盛り上がってしまった手前、結局買ってしまった。まあ安かったこともあるけど。
そのまま並びを移動してたら、「ヲタMac」というコピー本が目に入った。手にとって見ると、弱小Mac販売店ギャグという感じの本だったので迷わず買う。
それからコスプレCD-ROMを売ってるところがまとまってるらしい一角に行ってみると、驚いた。そここそ正に同人ソフトコーナーの中心で、東4〜6ホールのコスプレ本コーナーなど比較にならぬほどのCD-ROMとノートパソコンの大展示場。ありとあらゆるノートパソコンが持ち込まれてデモを見せていた。VAIO、Biblo、Libretto、Dynabook、Think
Pad、ひと、Mebius、Inspiron、MacだったらClamshell iBook、12インチiBook、14インチiBook、Power
Book G4などなどなど。秋葉原の一画がそのまま引っ越してきたようだ。まあ秋葉原の一角も常設コミケの如くになってるからこれで釣り合いがとれるか。そーいう問題ではない(^^)。そのほとんどはCGイラスト・マンガ・ゲームのCD-ROMだった。ともあれ端から見ていく。「神楽屋」というところでコスプレイヤーの花さんのCD-ROMを売っていた。花さんは5月にCharmの撮影会で会ってたけど、こんなCD-ROMが出ていたとは。だけどタイトルが「Best
Hit Position」、花さんのHP(既に非稼働)と同じ名前。割と以前出てたものかな? ともあれ買う。その隣ではコスプレ主催団体JCCのメディアブランド「Charm」のCD-ROMが委託されいたが、それは既に全部持ってるのでパス。さらにその隣を見たら、ちゃぷさんが売り子をしていた。あれっ、ここだったのか。チェックはしていたのだけど、気が付かなかった。結局こあ殿のCD-ROMとちゃぷちゃんのタオルと便せんを買ってしまう。東4〜6ホールに戻ろうとしたら、「ぽかぽか」というところが目に入った。柔らかいタッチの美少女イラストCD-ROMだったが、ちょっと気になって2枚出ているうちの1枚を買ってみた。結局なんのかんので1日目から一番出費したのはCD-ROMだなあ。確かに同人界のIT化、そして僕の買い物のIT化は進みつつある。
ブースに戻って荷物を置いてから、総本部に取材許可をもらいに行く。なんかもう3日目とあって総本部もまったりとしていた。首尾よく許可をもらってからブースに戻ってきて、i2に
取材姿
を撮ってもらう。
西屋上に行くためにエントランス広場に出てみると、一昨日・昨日は見なかったものを目にした。屋上に上がる行列を制御するための
赤コーンとタイガーバーの列
。といっても僕が来た時には既に渋滞列は無く、行列はどんどん屋上階段に吸い込まれてる状態だったが、開会からしばらくの間はさぞや膨大な行列ができてたんだろう。屋上に上がって、その
制御用蛇行ゾーン
の具合
を俯瞰
で撮る。
コスプレ広場内に入って真ん中あたりまで来たら、しょっぱなに綾河美亜さんに出会った。昨日の話では「サイバー」のシースルー浴衣風キャンギャルコス(AOI
ZIP)ということだったけど、たしかにそうとしか言いようのない、なかなかセクシーなコス。けれど日に焼けそー。
「撮影いいですか?」と聞くと、
「ここだと囲まれるとまずいので」
ということで遠慮。めいあさんとの合わせということもあって、テラス側にめいあさんを探しに行くということだった。僕もまあまた会えるだろうと思ってその場は別れたけど、それが運の尽き。以後二度と会えずにしまった。
今日もまた端から攻めるつもりで広場の東側に歩いていったら、昨日も会った
佐樹蛍 さんに会えた。OVA「鋼鉄天使くるみpure」のカリンカというキャラのコス、というのは後で知ったのだけど、オダンゴ頭にちょこんと乗ったちっちゃな帽子とモロ脚出しでいろいろ複雑なパーツの可愛色っぽいコス。けれど長袖だし素材的に暑そうなのと、脚が日焼けしそうというのがちょい気になった。
とにかく今日も快晴で暑い。早速コーラを買って飲みながら海側のテラス近くを歩いていたら、「パトレイバー」集合に遭遇した。おお、「パトレイバー」集合とは久し振りなとまずは思ったが、これが見れば見るほどデキが良く、キャラが揃ってる。マンガ版と第2期OVA版を元にしてるらしく内海課長とバドもいたが、この内海課長が最高。もしその時僕がタバコをくわえてたら思わずポトリと落っことしてたろう、というくらいに口をポカンと開けて見とれてしまったほど。その集合をたまたま見に来たギャラリーもどよめいていた。他にも太田・シバシゲオ・榊のおやっさんのハマリ具合が凄かった。ちゃんと女性キャラも野明・南雲・香貫花・熊耳と揃っていたのだが、総じて男キャラのハマリの良さに目を奪われてしまい、僕にしては珍しいことに女性コスプレイヤーに目もくれなかった。そのせいで、香貫花をやってたのが顔見知りのアキさんだということに気付いたのは夏コミ後、神戸のみやびさんのHPの夏コミレポで初めて知ったという間抜けさ。この時気付いてりゃソロ撮りお願いしたのに〜! とにかくそんな次第で興奮して
集合写真
を収め、更にその後シバシゲオ をやってた方にお願いしてソロ写真を撮らせてもらったりした。またギャラリーには内海とバドのペアが大人気で盛んに撮影のリクエストを受けていた。久し振りに、コスプレイヤーファンとしてでなく、正調?コスプレファンになれたのが自分でも意外だった。ここんとこ、やってるキャラよりもやってるコスプレイヤーの方にばかり注目してたからなあ。もしかしたらこの夏コミのコス撮影最高の収穫。
「パト」集合の余韻でしばらくボーとして海側のテラス側を更に歩いてたら、maicoさんを見つけた。この夏コミでは初めて会ったけど、7/13の撮影会でも会っていた。その一角に顔見知りのカメラマンも何人か集まってる。ちょっと奥を見たらスク水ちぃ姿のいつきいさむさんが、横を見たら高坂れんむさん、更に今日も見つけた内野姉妹もいる。こりゃ一網打尽状態ではないの。れんむさんなどその時正にDIVERSEの取材を受けていた(^^)。うひゃうひゃと思いつつ、チロルタイプちぃの
Maico
さんを撮り、チャイナ姿のでじこ?らしいれんむ
さん、そして白ちぃ・黒ちぃのペアをやってた内野うさ子・ぴぃ子
さんを続けざまに撮った。ただしいつきいさむさんは見失ってしまった。
そのままテラス沿いに動いて行きグルッと回って“撮影通り”まで来たら、「サイバー」シュトロゼックチームキャンギャルコスの
紫堂龍華 さんを見つけた。ここんとこイベントやら撮影会やらでかなりの頻度でお会いしてる。確かこのコスは何年か前にもコミケで撮った覚えがある。プロボーション抜群の龍華さんだけあってキャンギャルコスの似合うこと似合うこと。ただ胸が三角に大きく空いてるので日焼けが心配、ってそればっかだな俺。なんか合わせのお友達の荷物番でお休み中だったらしいのだけど、顔見知りのよしみで撮らせてもらった。風が相変わらず強かったけど、そのお陰で髪が風になびいてい〜い感じに撮れた。
そこから少し動いたら、
冴草水咲さんと黄桜さん
のペアと行き会った。
「久し振り〜!」
とお互い声を掛け合う。
「コミケで会うのは初めてだよね〜、いつも名古屋のAさんに先越されてさ」
Aさんとはコミケ毎に名古屋からお出での彼の地では有名なカメラマンさん。すると水咲さん、
「さっきAさんに会いましたよ」
やっぱり! さすがに目ざとい(^^) 水咲さんが麻宮アテナ、黄桜さんが不知火舞の「KOF」合わせ。移動中だったらしいのだけど、知り合いのよしみでお願いして撮らせてもらう。その時更に横から「写真お願いします」と言って来る人がいたけど、
「取材者特権で優先!って、そんなもんねーよ!」
と一人ツッコミして先に撮らせてもらったけど、3枚撮ったところでフィルム切れ。移動中をあんまり引き留めても迷惑だろうしこれでいいやと思ったら、その間にあっと言う間に後ろに行列ができてしまってた。撮り終えた後も責任を感じて
「はい行列は作らないでいっせいに撮影するようにして下さい、 『さいと』」はちゃんとお読みでしょ?」
と言って行列を片付けたが、今度は壁になってしまった。通路に準じた場所だったので、スタッフが飛んでくるのは時間の問題。と、黄桜さんの方から
「カウント取ってもらえますか?」
とお願いされ、初めてコミケでカウントを取った。5からカウントダウンしてワンカウント2秒くらいでゼロで終了。これくらいなら角も立つまい。ほんとの話、取材者特権なんてものは無くて、その場での口からでまかせである。取材許可得ていようが、一般のカメラマンとなんら変わらない。けれどまあコミケでのルールを心得てない一見さんのにわかカメラマンには多少効果あるだろう。つまりはハッタリだが、コミケでのルールを知らん方が悪い。フォッフォッフォ、ワシも悪よのう。
その後また少しウロウロしてたら、美人のラムとランのペアに壁ができてるのを見掛けた。ランちゃんの方の人になんとなく見覚えがあった。しばらく記憶を探ってたが、ハッと気付いて、ちょっと撮影が途切れた時に近づいていって
「ルイルイさん?」
と声を掛けたら
「はい」
やっぱりそーだった、一昨年・昨年の夏コミでも撮らせてもらった、関西からお越しの
ルイルイさんとお友達
。ルイルイさんの方もなんとなく僕のことを覚えてくれていた。昨年夏コミの写真を使わせてもらった「コミケット2001・夏」とその元写真を進呈してから、ペアで撮らせてもらう。ノりついでに
「ラムとランが仲良さそうにしてるのって何か不気味ですね?」
と半分冗談で言ったら、いかにも仲悪そ〜な感じに二人でポーズを取ってくれた。さすが関西の人は芸達者(^^) けれどランもラムも、どちらも早い話ビキニ姿なので日焼けが心配。いやー、それにしても関西の女性レイヤーさんはマジ美人が多いなあ。知ってるだけでもルイルイさん、みやびさん、高室勇さん、それに姫月ミーナさんも元は神戸だし。
そこからちょっとだけ海側に移動したら、見覚えのある「ココロ図書館」のこころコス。おおっ、去年の冬コミで初めて撮った
悠凪友香 さんだった。神秘的な瞳の、思わず見とれてしまう、絵に描いたような美少女。しかも元々は同人屋さんというのがますますステキ(^^)。冬コミ後何度かイベントでお会いしてHPにもしばしば行っており、この夏コミでも1日目売り子参加と聞いてたけど見当たらず今回は空振りか〜と諦めてたんだけど、3日目にここで会えるとは。明るい赤のコスが夏の陽に一層映えてる。だけど冬にも着てたコス、ということは結構暑いのでは。だけど驚いたのはこの陽射しの中でなおお肌が白いままだったこと。真夏の白雪姫、といった印象。
そこからまた海側のテラスに移動したら「セーラームーン」合わせの一団がいたが、その中に
羽村未来 さんを見つけた。昨日知らせてもらった通りのネプチューン。ネプは初めてだったらしいけど、なかなか可憐なネプで、なおかつ緑系のコスはあまり見掛けないので新鮮な印象。緑のウィッグもよく似合っていた。けれどこの天気、ヅラはやっぱり暑かったろう。人混みがちょいとキビしい場所だったけど、なんとか撮る。
ところで夏コミ後、この時未来さんを撮った写真をよく見たら、その内の1枚に背景の人の中にボンデージタイプのレイファンの後ろ姿が写ってるのに気が付いた。これはみずきるたくちゃんじゃないか! ああスレ違い。撮ってた時はまったく気が付かなかった。もっとも去年の冬コミの時と同じコスだったけど、あのレイファンコスは夏こそふさわしい。でも日焼け跡はかなりヤバいことになってそうな気が(^^)
再び広場の中央あたりまで来ると、今日も見つけた、
円城三姉妹
! 本日は「スペースチャンネル5part2」合わせ。一休みモードらしかったので、撮影はひとまずおいてちょいとアホ話。
「実を言うと今だに桜さんと橘さんの見分け方って良くわかんないんですよ、なんかお二人の見分け方ってあります? 尻にアザがあるとか胸にホクロがあるとかってのはダメですよ(^^)」
と、桜さん
「あら、私お尻にアザありますよ」
「それじゃ今度お会いした時にはパンツひっぺがして...(^^)」
これ以上はセクハラ話になるのでオフレコ!(^^;) でもほんとのところ、昨日今日お会いしてたのでなんとな〜く見分け方がわかってきた。まあ今回キャラもコスも別々だったし。桜さんがパイン、橘さんがうらら、椿さんがプリン。なにしろタッパのある美女3人、もう目立ちまくって既に後ろはカメコ壁立ちまくりである。ともあれ撮影。本日はちょっとねばって、お一人づつのソロ撮りと合わせのトリオ撮りにお付き合い願った。そちらこちらのカメラマンからいろんな注文が飛ぶけど、顔見知りのよしみで優先的に目線をもらえたのはありがたかった。正直言うとそのテを行使するのは少々心苦しいのだけど、コミケではそんなこと言ってられない。特にコミケでしか会えない人たちの場合はね。意外にもあまりイベント写真をお持ちでないということなので、去り際に
「またWebで画像お届けしますねー、1枚1メガくらいのやつ!」
と言って別れたけど、それはブロードバンドでなければほとんどイヤガラセでは(^^;) で、夏コミ後ほんとに最大1枚1.3MBのものを含めて画像を(メールではなく)Webで届けた。そのままA4大の写真画質出力できます、というつもりで送ったのだけど、迷惑でなければ幸い(^^;)
その後再びさっき紫堂龍華さんを撮った“撮影通り”まで来たら、おおっ、今回は龍華さんと一緒に 「サイバー」シュトルムツェンダーキャンギャルコスの
高室勇
さんがいた! これで万歳、三日連続で会えた訳だ。お休みモードだったらしいので即撮影ではなくちょっとまったりとお話。レオタード系のコスなんだけど複雑な切れ込みが入ってるので
「妙な日焼けにならない? ここんとこなんか大丈夫?」
と言って胸から上を指で示す。両肩出しのホルターネックで、更に胸に菱形の穴が開いてるというコスなのだ。
「もう諦めてます(^^)」
うーむ、コスプレイヤーはキャラクターへの愛と根性と諦めが大事、と再び納得(^^)
「撮りたいは撮りたいんだけど、勇ちゃんみたいな美人撮り始めるとあっと言う間に壁できちゃうからねえ」
「いやー、なんかカメラマンさんもいい加減撮り飽きたみたいですよ」
確かに、人が集まって来ないかとそれとなく背後を注意してたんだけど、特に人が集まりそうな様子は無い。高室さんたちもそろそろ撤退の準備にかかろうかという頃合いだったらしいので、それじゃとりあえずと撮影始めたら、4枚撮ったところでフィルムが終わった。普通ならそれで諦めるところだけど、年に1回か2回しか会えない高室さんなんだからもう少し撮りたいなとフィルムを入れ替えてる間、危惧してた通り、いつのまにやら後ろに行列ができてしまった。とりあえず一旦脇によけて見守ってたんだけど、みんなちゃんと「さいと」読んでるのかなあ、どうして行列作るかなあ。スタッフがキれかかるのも無理は無い。
「はい、行列は作らないで、みなさん一斉に撮るようにして下さい」
とまたまた指導。並んでたカメラマンの内、ナリのデカいのが
「あなた、何? こちらの方のお付きの人?」
と少し気色ばんだ感じで聞いてきた。高室さんの“お付きの人”になれたら光栄至極。だけど
「いや、ただの取材です」
(ホントは「ただのサークル参加者 で、
正式に取材許可取ってるだけです」と言おうと思ったけど、イヤミにしか聞こえないかと自重した)
「だけどちゃんと『さいと』はお読みですか? 行列撮影は禁止と書いてあったでしょ?」
と応えたら、
「いや、読んでるけど...」
とブツブツ言いながら引っ込んだ。それでも壁が膨れ上がり気味だったので、龍華さんからカウントがかかり、僕も声を合わせてブレイクに持ち込んだ。その後少し後ろめたかったけど、1枚だけ追加でアップを撮らせてもらった。我ながら図々しいのか遠慮しいなのか。後で悔やんだのだけど、折角「サイバー」キャンギャル合わせだったんだから、龍華さんともどもの合わせ写真を1枚だけでも撮っときゃ良かったな。別れ際に
「冬コミ来る?」
「来たいんですけどね〜」
「3日間だからねぇ。でも勇ちゃんみたいな美人と年に1度しか会えないのは残念だし(^^) ま、来られたらまた会いましょう!」
そこから海側に移動すると、またまた久し振りの顔を見た。
火月都
さん。去年の冬コミ以来、だったかな? 「One Piece」のナミの格闘踊り子?ヴァージョン。相変わらずスタイル抜群でセクシーなんだけど、カラッとしてるのはナミのキャラクターの故か、都さんのキャラクターの故か。ちょっとだけお話。
「最近ホームページどうしたの、こないだ行ってみたら都さんの写真ページ入れなかったんだけど?」
「あ、しばらく再工事中だったんだけどこないだ直りました」
太陽を背にしてかなりの逆光だったけど、デイライトシンクロ使ってなんだか後光が差してるみたいな写真が撮れた。
そのまま東端まで行くと、コミケではお久し振り、バービー月野さん・多田カイエさんを中心とした「セーラームーン」集合に出遭った。もっともバービーさん&カイエさんとは6月の後楽園で同じコスでお目に掛かっていた。とは言え、コミケでバービーさんたちに合うのは3年振り。さすがに人気が高くてカメコ壁で囲まれている。知り合いのカメラマンさんたちの顔も幾人か見える。一旦カウントでブレイクがあった後で、バービーさん、カイエさんに後楽園の写真を渡して挨拶する。
「夏コミ前にホームページの『犬夜叉』ロケ見て驚きましたよ、凄いですねありゃ」
バービーさんたちが『犬夜叉』
コス撮影のためにわざわざ秩父の山奥までロケして撮影してきたシリーズ写真をホームページで公開してたのだ。他にも京都太秦撮影所での時代劇コスとかいろいろ傑作な写真がアップされていたのを話題にした。ともあれ
バービー
さん・カイエ
さんそれぞれを撮影。「セーラームーン」コスは今回もまだ結構目にするけど、やっぱりバービーさん・カイエさんのコスはひと味もふた味も違う。年期の入り方が...あわわ(^^;)
それからまた海側のテラス沿いに少し西側に戻ると、朝に東ホールで会った
まりや
ちゃんがいた。朝の「りぜる」コスのまま。
「おー、上がって来てたんだ。さっきはお疲れさま」
開会時の様子の感想など聞いて、サクサク撮影させてもらう。風が強くて髪の乱れが激しい。「なんかもう大分日焼けしちゃったねえ」
見るともう両頬とオデコが真っ赤だ。
「もう諦めてます(笑)」
やっぱり夏コミのコスプレイヤーは諦めが肝腎か(^^)
あともう一踏ん張り、と再び西側に回って行くと、6月のメダリオン以来の
涼月紫翠
さん発見。豪奢な色使いのチャイナ風のコスなのだけど、かなり複雑なカッティングで、またもや妙な日焼けしないかと気になる。けれど紫翠さんの見事なプロポーションと相俟って、煌びやかにして魅惑的。
ちょっと建物側に移動したら、姿月いちご
さんに会えた。メイド風コスだったけど、実は企業ブースのテーマキャラ。お休み時間ということで出てらしたらしい。後楽園での写真をプレゼントして撮影させてもらうが、そろそろ企業ブースに戻るということで2枚撮ったところでブレイクされた。
そこで振り返ったら、野々宮このみ
さんを見つけた。やっと西屋上で会えた! 1日目に東ホールで一瞬だけ会って以来。「サイバー」のどれかのシリーズの結城レナのコス、らしい。かなりレアなヴァージョンということだけど、真っ白な全身レオタードが陽に眩しい。けれど脚の後ろ側に複雑極まりない連続菱形のカッティングが入っていて、シャープな印象が素敵なんだけど、これまた日焼けすると言い訳しようがない(^^) なお最後にアップで面白い写真が撮れたのだけど、面白すぎてここにアップする訳には到底行かない(^^;) もっとももしかしたらこのみさんには「何故あれをアップしてくれないの〜!?」と逆に叱られるかもしれないけんども(^^)
その後まだコスプレ広場全体の光景を撮った写真が無かったことに気付いた。これ、撮っとかなきゃと思いながらいつも忘れる。海側のテラスの一番高い所に昇って
俯瞰写真
を撮る。
テラスを降りて、そろそろ企業スペースに移動するかなと思ったら、見晴台の日陰で
ヲルコ&藤城姫乃 さんを見つけた。本日は旧タイプの「ダーティペア」ユリとケイ。こりゃどーにもピッタリだ! ヲルコさんはもちろんケイ、姫乃さんが当然ユリ。ただオリジナルよりもホットパンツ(<死語だナ...;)のカッティングが大胆だったりするけど、そこがまたグー!(^^)
さてそれからもう見知った人はいないかな、と見回しながらなんとなく企業スペースの方に脚を向けて歩いてたら、肩をトントンと叩かれた。振り返ると、ジーパン、タンクトップのヘソ出しルック、イカすメガネで首にタオルを巻いたイキなネーチャン(<死語ばっか!(^^;)ゴメン、勇ちゃん)、と思ったらなんと私服姿の高室勇さんだった。更衣室混雑が始まる前に着替えてきたらしい。コスプレ時ともまた違っていかにもお年頃の女性という感じ。首のタオルをつまんで
「これがチャームポイント?(^^)」
と聞くと、
「首が日焼けして痛くって」
そりゃまあそうだ。僕も人ごとではない、この3日間でここ何年か無かったほどに腕から首から脚から焼けてしまった。これから企業スペースに行って買い物してきますというので、それじゃ少し案内しますよ、ということで企業スペースまで一緒する。ちょうど屋外コスプレ広場ももう終了の時間だし。入ってすぐの無料配布コーナーに寄ってうちわやらキャンデーやらゲットしてから少し奥に入ると、「コミックマスター朋ちゃんねる」のブースが大きく人を集めていた。ライトも照らされていて、
「あれ何です?」
「金田朋子って声優のインターネットテレビ番組ですね、itv24ってとこでやってる。収録してる最中、かな」。
「Yellow Submarine」の前まで来ると、
「あ、あそこでちょっと買い物します」
「『Yellow Submarine』で? 濃いねー(^^)」
ということでそこで別れた。
そのまま奥の方に行くと、今日も東芝のブースの前でチラシ配りしてたゆきなさんに会えた。昨夜ネットカフェからHPに行った時、新公式HPの手製の告知チラシを配りますということだったのでおねだりしてみたのだけど、さすがにもう配り終えてしまいましたと。まああとちょっとだから頑張ってね、と声をかけて別れる。それから更に奥に行って今日もキャラメルBOXのルークさんに挨拶。コスは一昨日・昨日と同じだったのでお話オンリー。最後に、冬コミでもキャラメルBOXですね?と確認してその場を後にする。GROOVERの前では恒例のジャンケン大会をやっていて、歓声しきり。更に一番奥まで行くと、なんとTWOFIVEの名物社長、ドン=マッコウ氏がプチライブを開いていた。もう最終日の最後の時間帯だけあってなんでもありだな。
戻る途中、「ベアーズソフト」の前で再び姿月いちご
さんを見掛けた。ここでお仕事してたのか。さっきは少し撮り足りなかったので、改めて撮らせてもらう。
「Groover」の近くまで来たのでちょっと気が付いて、ちょうどいたSATOKOさんに声をかけて、渡し忘れていた昨年冬コミの写真をプレゼント。ちょっとお話する。
「SATOKOさん、レースクィーンやってるんですね〜。夏コミ前まで知りませんでしたよ」
夏コミ前、たまたまモーターショウ関係のHPを見てたらSATOKOさんの写真を見かけたのだ。
「まだ御自分のCD-ROMとか出てないんですか?」と何げなく聞いたら、
「うん、頑張ります!」
と。ところがこれは僕がレースクィーン関係の情報に疎かったがためのとんだ無知振りで、夏コミ後ちょっと気になってレースクィーン関係のサイトを検索してたら、SATOKOさんが別の名前で有名レーシングチームのキャンギャルとして大売り出し中で、夏コミ前にDVDも出てることを知った。教えてくれりゃ良かったのに(^^)
【と、Webではここまで。コスプレやってるのはあくまでプライベートに属することだからと慮ってボカした書き方をしておいたのだけど、ここまで有名になってしまったらもう敢えて伏せる必要もあるまい。2002年、SATOKOさんは河上智子(かわかみともこ;こちらが本名なのかどうかは知らないし、知る必要もない)の名でマリオ・レーシング・チームのメンバーとなり、また2003年初めに「レースクィーン・オブ・ジ・イヤー」に選ばれた。そして2003年前半にはソロDVDが3枚と写真集が立て続けに出版された。もはやトップ・レースクィーンなのである】
なおも企業スペースを覗きながら歩いてたら、「GCカード」というところでDr.モロのあこぎなデザイン(^^)の紙袋を見つけたので、記念品として買ってしまう。
それから1日目からの目論見通り、「GAINAX」ブースでコンパニオンしてた
うさこ(綾瀬ゆい)
さんに挨拶してやっと撮影。
帰り際に「コスパ」の前を通りかかったら、水來海音さんが本日は「Kanon」冬服のコスでパンフを配っていた。一瞬撮らせてもらおうかと思ったが、海音さんの「Kanon」コスは前にも撮ってたことがあるのを思い出し、その場は「御苦労さん」の挨拶だけして別れた(けれど後で悔やんだ。何のコスかではなく、コミケでそのコスをしていたということの記録自体が重要だったのに!)。
東ホールに戻る前に、再び屋外展示場に出る。コスプレ広場にさっきまでの賑わいは無く、というより既にコスプレ広場でなくなっていた。広場に出るベランダ風通路の建物側が常設の喫煙所になってるのに昨日やっと気付いたので、そこで一服。そしてまた会議塔を見下ろす
定番の写真
を1枚。ゴミ整理スタッフ
がポリ袋抱えて落ちてるゴミを回収していた。御苦労様のつもりで、ベンチ脇に落ちていた空き缶を拾って手渡す。
それから外階段を下りて、少しエントランス広場周りの光景を撮って回る。帰途に着くため
エントランス
から出てくる膨大な数の人々
、日陰でたむろ座りしている一団
、花壇周囲をベンチ代わりに座って買った本を読みふける面々
、語らいながら駅に向かうグループ
、そして何故かこの時間になって入場していく幾ばくかの人たち。祭りの終了を控えた時間。
ああ、またあの幻視だ。「この瞬間が永遠に続けばいいのに」という痛切な思いが一瞬、爆発的に湧き上がる。僕がコミケのこういう場面を撮り続けるのは、その思いを実現したいからに違いない。写真に封じ込められる永遠の瞬間。オマル=ハイヤームの指の魔法。けれどそれはファウストの命を奪う呪いの言葉でもあった。現実にはもう陽は傾きつつある。
空中回廊を通って東ホールに戻り、腕章を総本部に返却。サークルスペースに戻って閉会時間まで呆然と過ごす。周囲には既に撤退して空きスペースになったサークルも目立つ。
閉会時刻、「只今を持ちましてコミックマーケット62、3日目を終了いたします。皆さん、お疲れさまでした」のアナウンス、と共にいつもの
拍手
、歓声。それをまたカメラに収める。今日はさすがに拍手が長い
。ある一角では異様に盛り上がって三三七拍子
が起こり、一瞬それがホール全体に拡大しそうになった。
さて売れたのは今回の持ち込みのほぼ1/3くらいの感じ。既刊は相変わらずほとんど動きが無い。出費分を合わせると例によって大幅な赤字。でもいいんだ、ディズニーランドに遊びに行くことを考えれば。あっちは一方的な支出のみ、こちらでは多少なりとも返りがあるし、3日間、いや4日間でどっさり疲れたけど、頭と心はもうこれ以上ないほどにリフレッシュ。身体の方は明日からがコワいけど、今はとにかく大満足。ともあれ疲れた身体にむち打って最後のお務め、荷物をまとめて帰り支度。朝ホテルから持ってきた時よりは多少は軽くなってたので、なんとか全ての荷物を一人で持って帰れそうだ。けれど新橋まではまたカートを仲間に運んでもらう。
ゆりかもめが空くのを待つ意味もあって、TFTのいつものパスタ屋“Ciao”で朝飯兼昼飯兼の夕食を摂る。店内はほぼ満席だったが、意外にもほとんど待たずに入れた。コミケット準備会の活動を「プロジェクトX」でやらないかな、というテーマで馬鹿話。
6時頃TFTを出てゆりかもめで新橋、既に暮色が濃い。実際は無論コミケ前からだったけど、なんだかコミケ期間中に陽がグッと短くなり始めた気がする。新橋でJRに乗り換え、一路北浦和に。北浦和駅からは荷物を慮ってタクシーで自宅に戻り、一旦荷物を置いてから再びバスで駅前へ、一昨日の夜に駅前に置いてきた自転車を回収して再び帰宅。その途中、いつもの現像屋の夜間ポストにフィルムを放り込む。とにかく風呂に入ってさっぱりするが、既に腕やら首周りが日焼けでピリピリ痛い。明日からはこれに筋肉痛が加わるに違いない。風呂から上がってMacを立ち上げ、いくつかのHPの掲示板に「お疲れさま」の書き込みをして回る。これから売れた本の冊数を確認して次回参加申込書を書かねばならないが、今日はもうこれで一杯一杯だ。それでもQRの日曜アニラジ番組のエアチェックのタイマーセットだけは整えて、11時半頃ベッドにへろへろと潜り込む。
2002/8/12(月)
夜、上がってきた写真を早速Macに取り込む。それから次回参加申込書をなんとなく書き始める。買ってきた本を何冊か斜め読みする。
2002/8/13(火)
昼間、次回冬コミの参加費を郵便局で振り込む。i5から次回参加申込書が速達で送られてきていた。円城シスターズに約束した巨大画像ファイルをWebにアップする。夜中までかかって参加申込書を仕上げる。
2002/8/14(水)
次回参加申込書を合体で投函。これで今回の夏コミのスケジュールは全て終わった。まだ陽は熱いけれど、夏が完全に終わったと感慨。気が付くと、その日頃から朝晩妙に涼しくなっていた。けれど目の前の郵便局のポストの穴は冬コミに繋がっている。
とはいえ、これからしばらくはAvalonの時間。