第2日目(2000.12.30)

 7時頃起きる。ちょいと曇り気味だが、雨は降りそうにない。
 今回は朝食を久し振りにルームサービスにしたが、前回の時よりメニュー料金が上がってた。
 昨日買ったUNIQROの芥子色のボタンダウン・シャツにダブルの略礼服、そしてビートルズ帽にライトグレーのハーフコート、更にこれまた昨日買ったGAPのロング・マフラーという訳のわからぬ格好で8時過ぎにチェックアウト。昨日のこともあるし、クレジットが利くかどうかわからなかったので、宿泊料は現金払い。で、現金をなるべく残しておくためにタクシー使わずゆりかもめでビッグサイトへ。当然混雑してたが、乗れないほどではない。ビッグサイトへは8時半過ぎに到着。例によって会場正面には大行列が出来てたが、もう行列風景も見飽きたので写真には撮らなかった。そのままサークル入場。道すがら、写真を撮る。他のイベントならとっくに満員であろう人数が歩き回ってる。





これでまだ開場前なんだけどね

 ブースには既にi2・i5のダンウィッチ組が来ていた。スペースに入りしな、隣近所のサークルに挨拶する。チラシは既にi2が片づけてくれていた。まずトイレに行ってから喫煙所でタバコを1本、ホットドリンクを何本か調達、ブースに戻ってディスプレイ棚組み立てのいつもの儀式。10:00ぴったりに開会のアナウンス、会場に拍手が渦巻く。

 開場後すぐの頃に「WWF」のO氏来訪。挨拶の後、新刊「よちよちG3奮闘記」を説明するが、
「これはOさんには読んでもらう必要ありませんよ」
と牽制する。O氏のような年来のパソコン・ネットユーザーに、40過ぎのオヤジのパソコンビギナーの私記を読んでもらっても意味ないと思ったからだが、
「そういうのも面白いですから」
と買われてしまった。
 さて実は本日は逃せない買い物がある。開場直後だがi2に断ってブースを抜ける。東4ホールを出て、向かいの東1ホールへ。冬コミ前、ネットで仕入れた情報で、N-46b「カオスプロジェクト」というところでコスプレイヤーみちるさんの出た自主制作ビデオが、それからE-35a「ナチュラルデイズ」というサークルで美少女コスプレイヤー遥璃世さんのCD-ROMが売ってるので、早くに完売しそうに思われたため駆けつけた、という訳。幸い両方とも買えた。ついでだからいつもの「FuriFuri天国」と「StudioUPUP」にも立ち寄った。それからまたすぐに東4ホールに戻ったが、自分のブースを素通りしてホールの奥に向かう。今回何故か評論系のコーナーにコスプレのメディアサークルが参入していて、他でもないDIVERSEがいたりするのだ。行って見ると思った通り「夏コミ・コミケ58」のものが2本分出ていた。早速購入。それからそのあたりのサークルで扱ってたコスプレCD-ROMをまとめ買いする。それから同じく4ホールのまま南端方向に向かい、老舗の「ぷーるぐエトワス」と「スタジオとりあたまくん」で新刊を買う。これで東ホール側での買い物は終了。いつもの創作系のサークルは今回西ホールなので、コスプレ撮影の前にちょいと走り回ろう。
 11時ちょい前スペースに戻り、そのままおとなしくブースで売り子をしていた。
 12時過ぎ頃、そろそろ頃合いかとi3に断って遠征荷物を持って東1ホールの準備会総本部に出向き、取材許可を申請する。さすがにもう4回目、慣れたものでサクサク申請して許可をもらい、腕章を着けてデジカメ撮影、さっさと退出する。
 そのまま西ホールに向かい、まず買い物を、と思ったら西ホールに降りるエスカレーターが大行列。どうやらエスカレーターが止まってしまってるらしい。そもそもエスカレーターの手前30mくらいのところから渋滞していていっかな動かない。このまま並んでたらコスプレ撮影の時間が無くなる。瞬間的に頭の中で計算した。今回の西ホールでの買い物、まず「TAI-TAI」は新刊が落ちてる可能性が高い。「まいにち日曜日」「三月館」「てんてん」は今回買い逃したとしても次回バックナンバーとして十分入手できる。つまりどれも今回でなければ手に入れられない、というものではない。という訳で決断! すぐに計画変更して西屋上コスプレ会場に向かう。


いつもながらの屋上行列

 コスプレ会場入ってすぐのところで、ガールサンタコスの集合が写真を撮られてた。僕にわかる人で、川まくらさん、青山みなつさん、新条はるかさんがいた。おもむろに撮影しようとすると、まくらさんに
「あ、取材はお断りしたいんですが...」
と制止されかけたが、
「同人誌です」
と断って撮らせてもらった。撮影後、バラけた時にまくらさんとみなつさんには用意してあった「コミケット1999」を贈呈。それでようやく昨年撮らせてもらって掲載許可ももらってたことを思い出してもらえた。


サンタガールズ

 少し奥の方へ入って、女の子にしては珍しい着ぐるみコス、猫のような狸のような、がいたので見ると、なんと愛知からお越しのさくらさんではないか。夏コミ以来。冬コミは2日目しか参加されないということをHPで知ってたので捜してたのだ。ちょっと撮影行列ができてたので、撮影待ちの間さくらさんの付き添いらしきカメラマンさんとちょっとお話する。思った通り、さくらさんのHP掲示板の常連の人だった。僕の番が来て、早速撮影。撮り終わった後で、
「ところでこれ、何のコスです?」
「『機動戦艦ナデシコ』の星野ルリの猫バージョンです」
 言われて、あ...!! ハタと膝を叩いて
「忘れてましたー!!」
と思わず大声で叫んでしまった。この猫ルリは放映当時随分評判を呼んだものだが、実際コスした人を見たのは初めてだ。それにしてもコアなバージョンを。HPでまだ少し風邪気味だということだったので少し心配してたのだが、お元気そうだったのでホッとした。とはいえ、後でHPの掲示板で前日まだ38度の熱だったことを知った。レイヤー根性、風邪鬼をも避くる、か。


さくらさん

 その少し横でシックなメイドコスの美人が盛んに撮られてると思ったら、五月かなるさんだった。これまた夏コミ以来。オリジナルメイドかと思ったが、ヘアスタイルに特徴があるので何かのゲームキャラだろう。挨拶して夏コミの時の写真をお渡しして撮らせてもらう。だが横で撮ってた人がなんだか遠慮してる雰囲気。
「御一緒にどうぞ?」
と言ったら
「いや取材の方をお先にどうぞ」
と言われてしまった。取材腕章が利いてしまったらしい。
「そんな、僕たかが同人誌ですよ。それにコミケじゃ撮影行列は禁止されてるんだし」


五月かなるさん

 それからまた少し横を見ると、昨日もお会いした田村りおさん。パッと見Piaキャロ1かと思ったがあちこち意匠が違うしおまけに猫耳とシッポまで着けてる、どうやらCCさくららしい。早速昨日の写真を渡して、更に撮影させてもらう。


田村りおさん

 少し歩き回ってると、目の覚めるような鮮やかなショッキング・ヴァイオレット、細身の背高美人、と思ったらアキさんだった。ファイブスターストーリーズのキャラ。キャラクターの人形(すえぞう)まで自作されてる。アキさんとは秋のとあるイベント以来だった。早速撮影させてもらう。やや曇り空の下、鮮やかこの上ない。

アキさん

 えらい撮影壁ができてるなと思ったら、見知った顔ぶれがぞろりと。新城麻里、姿月いちご、新城祐里、内藤めいあ、葉月たくすさんのおなじみグループがメイド合わせをやっていた。いったんバラけたので、ソロ撮りしようと思いまずめいあさんを捕まえる。

内藤めいあさん

 すると何やらまた声が掛かり、再び合わせ撮影か?と思ったらDIVERSEの撮影隊が来てたのだった。こりゃ見逃せない、とばかりにおなじみのカメラマン兼インタビュアーT氏を見つけて
「撮影風景を撮影させてください!」
と声をかけると、T氏ポーズを取って
「どんなイメージがいいですか?」
と受けてくれた。むろん周囲は爆笑である。それからT氏と5人娘との丁々発止の楽しい撮影風景をしばらく見物する(この光景は2001年になって発売されたDIVERSEの「コスプレイヤーズ コミックマーケット59」に収録されている)。

DIVERSE T氏
メイド戦隊

 その後少し動くと小桜しもん・黄桜じゅん子さんの美少女姉妹を見掛けた。ファンタジックなオリジナルメイド合わせだったが、移動の途中だったようで、1枚だけ撮らせてもらう。


貴桜じゅん子・小桜しもんさん

 ゴツいようなセクシーなようなゲームキャラ、ユッフィー如月をやってる美人を見掛ける。見たことある人だ、と思ったら先月のメダリオンでサクラ(from「ストリート・ファイター2」)を撮った人じゃないか。その時コスネームはお聞きしてなかったが、写真は用意してあった。挨拶してその時の写真をプレゼントすると喜んでもらえた。コスネームは橘レイさん。爽やかな笑顔とボーイッシュな雰囲気が魅力の美人さんで、プロポーションも抜群。確か先月のサクラが初コスと言ってたっけ。メルアドの名刺をもらう。


橘レイさん

 さてここら辺で早や午後3時、屋外コスプレ広場は閉鎖の時間だ。そこで昨日と同様、屋内の企業コーナーのコンパニオン/レイヤーさんを探しに行く。
 思った通り、まず「キャラアニ.com」の前で橘りかさんを見つけた。「ホーンテッド・ジャンクション」の花子さんをやっていて、今日もセクシ〜&キュ〜ト! 昨日の写真をプレゼント。ちょっとお話する。
「なんだか見たことないカメラマンさんがみんなコワイ顔して迫って来るんですよ〜」
「そりゃーあなた、コミケには全国からカメラマンが来るから、滅多に会えないこんな美人逃してなるものかとみんな必死なんでしょ」


橘りかさん

 そのほんの右隣に、片桐ななせさんを見つけた。もうお一方とペアで「Piaキャロ3」コスやってらっしゃる。ななせさんはフローラルミントタイプ、もうお一人がバニーガールタイプのコスをしてる。挨拶して、ななせさんには昨日の写真をブレゼント。例によってポラで写真を撮る。二人分で当然2枚撮ったのだが、1枚感光にしくじった。とりあえず成功した方をななせさんに渡すと、思った通り
「2枚撮って下さいよ〜」
とおねだりされてしまった。
「いや2枚撮ったんですけどね、1枚失敗しちゃって」
 幸いポラのフィルムはまだあったので、もう1枚撮って渡せた。

片桐ななせさんとお友達

 しばらく歩き回ると、伊藤硝子さんを見つけた。やっぱり夏コミ以来だったか。見ると、お一人である。いつもは姉の瞳子さんと一緒なのだが。
「今日は瞳子さんは?」
「別のブースで売り子やってます!」
 そのブースの前で少し撮影するが、店の前だと邪魔になるということで数人のカメラマンと一緒に少し場所を移動して(途中、瞳子さんも見つけたが、お仕事中でブースから離れられないらしかった)壁際にて撮影続行。


伊藤硝子さん

 時計を見ると既に15:45、ちょっと撮影にかまけすぎた。焦って東ホールに戻るが、それでも途中、今世紀最後のコミケから帰途に着く人波を撮る。




 15:55、総本部に飛び込んで腕章返却、15:59ブースに戻るとi5に
「今度はもうちょっと早く帰って来て下さいよ〜」
と釘を刺されてしまった。詳しくは聞かなかったが、何か見回りスタッフから注意を受けたらしい。
 そして16:00、閉会のアナウンス。いつものように会場全体が拍手と歓声に包まれるが、いつもより一際長く大きな拍手だったように感じた。とある一角からは三三七拍子も聞こえた。カメラを両手で高く掲げてその様子を撮る。




20世紀最後のコミケ閉会の瞬間

 さてそれからいつもの撤収作業である。周囲が次々と撤収する中、悠然とマイペースで...という訳には行かず実際はかなり焦って片づけたのだが、例によって時間がかかり、結局いつもの通りそのコーナーでは一番最後まで残ってしまった。友人連をたきつけてフットワークに荷物を持ち込んで(結局それが僕にとってフットワークへの最後の依頼となるとは、その時知る由もなかった)、やれやれこれで今回の冬コミの全ての当日作業は終了。
 最後に壁際で記念写真を撮ったが、疲労困憊、完全燃焼の放心演技(ベタですんません!)。


i6      i2     i1(登坂)        i4
 とまあそれだけでは失礼なのでまともな写真も1枚。

 かくして僕にとっての今世紀最後のコミックマーケットは終了した。

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