北股岳2025m
門内岳1887m
扇の地紙1889m
地神山1850m

2014.7.30
天候 曇り・晴れ
メンバー さとこ・ヘッポコ


長者原登山口5:09⇒石転の出合7:10⇒梅花皮小屋10:00(20分休憩)⇒北股岳10:47⇒門内岳11:42⇒門内小屋11:48⇒胎内山12:09⇒扇ノ地紙12:26⇒地神山12:47⇒地神北峰13:00⇒夫婦清水14:25⇒長者原登山口16:01

区間概要タイム(休憩含む)
温身平林道20分 石転沢登坂4時間30分 主稜線縦走3時間 丸森尾根下り3時間 合計10時間50分

石転沢雪渓がある程度少なくなり夏道での登坂が長くなっている情報へ得て、さとこさんを誘って行ってきました。
石転を登る決心をしたさとこさんの要望に応えて、縦走と下山コースは一番長いコースを選びました。

登山口で身支度をしていると、天狗平ロッヂの管理人さんが温身平方向から車で停車。
挨拶を交わすと、前日北海道からの登山者が北股沢へ迷い込み、滑落して死亡しているのをヘリで搬送したとのこと。
入山は一週間前で、車が長期間放置されていて警察に連絡し捜索に当ったところ北股沢上部で発見したとの事でした。
今シーズン、初めての死亡遭難事案となりました。

温身平を早足で通過し、砂防ダムからが登山道となります。
雪渓が少なくなった分夏道の高巻アップダウンが増えて体力を消耗します。
雪渓に乗れたのは石転出合の百メートルくらい手前で、ほぼ出合までが夏道となっていました。
出合からは、石転雪渓の全貌とともに最上部には小屋が見て取れます。
雪渓を渡る風は涼しくて気持ちがよく、アイゼンを装着してピッケルを持ち草付手前まで快適な登坂となりました。
草付の急斜面を登りきると目の前に梅花皮小屋が姿を現し、最後の雪渓登りはアイゼン無しのキックステップで登り切りました。
雪渓に乗ってから常に先頭を行くさとこさん、登りに強く僕は小屋に着くまでずっと置いて行かれてしまいました。

主稜線に連なる山々と大日岳を望んでブランチタイム。小屋番さんに挨拶をして遭難事案の情報を頂きました。

縦走に入ります。
北股岳への登りは30分、途中石転雪渓の全景を見下ろすことが出来、僕らが追い越してきた数人の登山者が蟻んこのように小さく見えます。
北股山頂には鳥居と祠があります。祠は落雷に合ったようで、砕けて崩れたものを積み直されていました。
山頂で、4時50分の出発で梶川尾根を登って来た青年と会話をしました。休憩を入れてのほぼ同タイムでの登頂です。
この青年は同じく丸森尾根を下山しましたが、最後の急下りで追い越されてそのまま追いつけず下山となりました。
門内への縦走は飯豊の花々が登山道を飾っていました。
太陽に照らされ始めて、固有種「イイデリンドウ」があちこちで咲いていて感動物です。
門内岳へ到着すると、ここにも立派な祠があります。
門内小屋へは3分ほどの下りになります。
最新式のバイオトイレで用を足し、小屋の正面に出ると数人の登山者が思い思いに場所を陣取り休んでいました。
小屋番さんに挨拶をして飯豊の情報を頂きました。これから行く丸森尾根登山道の雪渓は全て融け、歩き易くなっているけど急斜面なので気を付けて行って下さいとのこと。
扇ノ地紙に到着。ここからは梶川尾根コースがあります。
地神山を通過、地神北峰に到着。丸森尾根コースはここから分岐しています。
下り前半は適度な斜面で歩き易く、下り始めてから1時間25分で夫婦清水に到着。冷たい清水をガブ飲みしてお腹がカポンカポンです。
下りの2/3辺りから飯豊特有の急斜面の下りとなります。ストックを仕舞い、両手を使い背面下降の連続。
眼下に飯豊山荘と駐車場が現れ、ようやく長い飯豊日帰り縦走を貫徹できました。

飯豊山荘で汗を流しましたがお風呂で一緒になった方は、天候に足止めをされて祓川から梶川尾根を5泊で来たとの事。
僕らの貧乏日帰りとは、次元の違う飯豊を楽しまれてきた様子でした。
飯豊山荘で「ざる蕎麦」を頂きましたが、さとこさんは身体が受け付けず少しだけ口にして残してしまい、僕がほぼ2人分を頂いてしまいました。
胃の丈夫な僕は、下山後、水・飲み物を2リットルくらい補給したと思われます。
山荘でゆっくりと飯豊の夕暮れを堪能して帰路につきました。

二週連続、飯豊でハードな山行を楽しみリ・リフレッシュ出来たかな(笑)
同行してくださいましたさとこさん、お付き合いありがとうございました。

写真はデジカメにバッテリーを入れ忘れたため、スマホ画像と多くはさとこさんから頂いたものです。


 
 


雪渓に乗れたのは出合いの直前からでした。


まずは温かいコーヒーで一休み。

さて行きますか!!

ちょっと遅いからお先に~

え・・・・  早すぎ

おーい  置いて行かないで・・・

大声で「待ってくれ~」と叫んでも聞こえてない模様。。。

やっと追いついた

これがつぶて石?  斜度が解るかなぁ

草付き付近は落石の巣

小屋が見えました!! さとこさん、アイゼン無しで登ってる・・・ 滑っちゃうぞ

無事に梅花皮小屋に到着

北股岳を仰ぐ。

石転び沢雪渓全景

北股岳登頂

北股山頂の鳥居と後ろには砕けた祠

門内岳までの縦走路。手前から、北股岳・烏帽子岳・飯豊本山

門内岳山頂祠

門内小屋のバイオトイレ。用を足してから漕いで内部をかくはんします。

快適な縦走路ともお別れ。丸森尾根を下ります。

夫婦清水で喉を潤し、生き返る・・・

丸森の激下り・・・無事に怪我も無く下山できました。

白のイワギチョウ

イイデリンドウは花盛りでした。

今回のコースです。昭文社地図の標準タイムは15時間のコース。
 
 
 
 
ヘッポコ登山記