飯豊本山2105m
大日岳2128m

メンバー さとこ・ヘッポコ
 
2014.7.20  曇り 本山付近で雨
2014.7.21  晴れ

飯豊本山は毎年登っているけど、飯豊連峰の最高峰大日岳は8年ぶり2回目です。
登山口は「祓川駐車場」
先日の豪雨で祓川までの林道が崩落して数日前に復旧したものの、再びの雨で損壊個所は車の腹がこするほどぬかるんでいました。


1日目

祓川駐車場6:24⇒上ノ腰8:03⇒疣岩山9:47⇒三国小屋10:40⇒切合小屋12:32⇒草履塚13:08⇒御前坂13:47⇒本山小屋14:41⇒飯豊本山14:59⇒御西小屋16:10(泊)

三国小屋の小屋番金子さんと談笑して一休み。切合小屋で水を補給してガンガン登ります。
本山小屋でとうとう雨具を着るまでの本降りになりました。雷も鳴っています。
小屋番の渡辺さんと話をしている最中にも、登山者が雨を避け小屋に入ってきて本山小屋はすぐに満員となりました。
スマホの電波が届いたので、雨雲の様子を確認すると、飯豊本山の付近だけが雨の表示となっています。
みんなここで断念する中、僕ら2人だけは雨の中予定通り御西に向かいます。

飯豊本山に到着。山頂標柱は落雷で割れてしまっていました。
イイデリンドウもこの雨では花弁を開かず。明日に期待。

本日の歩行時間10時間で御西小屋に到着しました。
20日からBSの番組撮影でテレビクルーが一階を貸し切り、本部隊は女優とともに梅花皮小屋に泊まっているそう。
小屋番の和田さんに挨拶して受付をし、荷物を置いて夕日を眺め、明日の目的地大日岳の雄姿を眺めて簡単に夕食を取り7時に就寝。


2日目
御西小屋3:36⇒大日岳4:52 5:00⇒御西小屋6:15(大日岳ピストン)
御西小屋7:33⇒本山小屋9:00⇒草履塚10:02⇒切合小屋10:34⇒三国小屋11:52⇒疣岩山12:41⇒祓川山荘14:41⇒祓川駐車場15:06

夜中に何度も目を覚まし、ほとんど寝た気がしないまま午前3時。
空は晴れていますが、朝露で濡れるので雨具を着て、暗闇の中ヘッデンを付け大日へ向かいます。
露に濡れた花たちは眩く綺麗です。

山頂少し手前で朝陽が上がりました。
記念撮影をする時には、丁度上半身がスポットライトを浴びてるようなタイミング。
15分ほどの滞在で、帰り際には影大日の中に二人のブロッケンも見る事が出来ました。
大日ピストンは登り1時間15分、下りも花の写真を撮ったりして1時間15分

朝食を済ませ身支度をして部屋を掃除して和田さんに挨拶して小屋を後にします。
そして第二の目的、「イイデリンドウ」は見事に咲いてくれています。
可愛くて気を付けないと見落としてしまうくらいの小さなリンドウです。

本山小屋に付くと、一仕事を終えた渡辺さんが上半身裸でシャワー中。
さとちゃんの知り合いでもあるし、次回は泊まりに来ますと挨拶をして後にしました。

草履塚の雪渓で融雪水を補給。冷たく美味しいのでついつい飲み過ぎてしまいます。でも上流を見ると・・・雪が完全に解けた箇所からも流れ込んでいます(笑)
そうそう、言い忘れましたがこの時期、切合小屋でしか水を確保する事が出来ません。
本山水場・弘法清水・御西水場はまだ雪渓の下で使えず、小屋番に尋ねると雪渓の融雪水を使うとの事ですが、融雪水の取れる場所をしっかりと把握して下らないと滑落します。

疲れた身体に長時間の下りはきついです。
足の裏がオーバーヒートしたように熱くて痛く、肩にはザックが食い込みます。
疣岩山から祓川への下り3時間は辛く我慢との戦いでした。
そして御西から下り7時間30分で祓川駐車場に到着。

ようやく約束の大日岳を無事完遂することができました。

帰り道に適当な温泉が無く津川まで来て「清川温泉」で汗を流し、安田の「のろしラーメン」で塩分補給。

長く修行のような二日間でしたが、さとこさん同行ありがとうございました。
そして、「あなたは立派な山女、大したおなご」ですよ。(あの板場にあの小さいマットでぐっすり眠られたなんて)

 
 


祓川駐車場を出発。


1時間半で稜線に出るとニッコウキスゲがお出迎え。

ヒメサユリも平地より遅い初夏を感じさせてくれます。

夏の花の代表、マツムシソウ。今回の行程で咲き始めが数輪、完全に咲いていたのはこの一輪だけでした。

雨の中本山に到着。標柱が悲しい姿に・・・

あららら・・・  なにもこんな姿を撮らなくても・・・恥

ハクサンイチゲが春を惜しんで咲いていました。

ようやく本日の宿、御西小屋が見えて来ました。バックは飯豊連峰最高峰の大日岳。

小屋の横から、イワカガミ・チングルマ・大日岳・牛首山。

テン場には一張り。夕日に染まる大日岳。

キンポウゲと大日岳。

二王子岳方向に沈む夕日。

刻々と変わる景色。

ミヤマキンポウゲも赤く染まって行きます。

コバイケイソウが一輪だけ背伸びをしています。

暗闇の中を出発して大日を目指します。稜線の夜明けはとても速い。

大日岳山頂です。その奥のピークが西大日岳、そして蒲原平野と日本海に広がる雲海。

さとこさんも少し遅れて登頂。今回の目的地です。

朝陽がスポットライトのように照らしてくれました。

雲海に写る影大日。

ガスが迫りブロッケン現象が。

文平の池にはまだ雪渓が残ります。

帰り道、早朝の雪渓は固くて滑り易い。

さとこさん提供のリンドウの群生。ミヤマかイイデか・・・


御西岳を後にします。草月平。


下りで本山への登りは息が切れます。

昨日は蕾だったイイデリンドウ。陽に照らされて見事に開いててくれました。

御秘所を通過。


長い長い下りを歩き切り、祓川の橋に到着。駐車場まであと一登りです。

赤点が1日目、緑点が2日目の行程。
 
ヘッポコ登山記