夜と朝の
冷気と熱が触れあって
深い白い朝靄は生まれる
それは
地面にひくく滞り
明らかに空気を分けている
一面は白
枯れ残った草や
木の枝先までが霜に覆われ
模倣を許さぬ
みごとな造作を見せている
無音を絵で示せば
こうなるのではないかと思う
やがて陽光が
夜の生み出した冷気を緩め
白の世界を崩してゆくが
それが
わたしの記憶まで
溶かすことはない
まだ浅い冬の
ただ穏やかな
この朝の景色
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