2017年9月23日
白馬岳,白馬頂上小屋CP,猿倉
(Mt.Shirouma 2,932m , Hakuba-Cyoujyo CP , Sarukura)



行動記録(登山)

メンバー:私、M氏

登山ルート(Day1)
6:20 長野県 白馬村 八方第2駐車場発(タクシー乗車)
->7:07 猿倉荘(入山受付)
->7:15 猿倉荘(登行開始)
->8:12 白馬尻
->10:54 葱平避難小屋
->11:42 白馬頂上小屋CP(テント設営、昼飯)
->12:45 白馬頂上小屋CP(軽装備)
->13:06 白馬山荘
->13:20 白馬岳
->13:50 白馬山荘(スカイプラザでココアタイム)
->15:15 白馬頂上小屋着

登山ルート(Day2)
6:10 白馬頂上小屋CP(撤収)
->7:27 杓子岳
->8:35 白馬鑓ヶ岳
->9:18 大出原
->10:34 白馬鑓温泉小屋
->12:31 小日向山のコル
->14:00 猿倉荘(登山記録終了、休憩)
->14:26 八方第2駐車場着


移動距離(スタートは猿倉から)
Day1:9.2km
Day2:13.0km
Total:22.2km

行動時間(スタートは猿倉から、終了は猿倉まで、休憩を含む)
Day1:4時間35分(猿倉〜頂上小屋CP)  total 8時間8分
Day2:7時間50分

マップトレース

(Day1:赤線 Day2:青線) ※スカイプラザ室内滞在中にGPSが乱れています。

費用
上信越自動車道 坂城I.C.〜長野I.C. ETC休日割引 490円×2 = 980円
タクシー 八方BT〜猿倉 @1,000円×2 = 2,000円(相乗り価格)
白馬頂上小屋
 諸場代 1,000円
 コーラ(Pet)  450円
白馬山荘
 ミルクココア 550円
 手袋 500円
白馬鑓温泉小屋
 ポッカオレンジ(Pet) 550円

主装備
ザック:OSPREY  Kestrel48(青色)
テント:ARAI TENT AIR RAIZ 1(+Undersheet 1)
寝袋:ISUKA Air 180x short
寝袋:ISUKA Air 450x short
GPS:GERMIN etrex20
ヘルメット:Petzl Sirocco
軽アイゼン:SnowPeak S-182 (4本爪)
その他いろいろ・・・。

コメント
M氏との約束の1つとして白馬三山縦走計画があった。
無積雪期の白馬は昨年の夏に向かっているが、関東出身のM氏は未経験だった。
白馬好きな私としては何度行っても飽きないので、この計画を快諾したのは半年前である。
3連休の水晶岳計画はお流れになったが、この23、24日の週末は天候が見込めたので決行としたが・・・。
今回の山行。いろんな事ありましたわ・・・。(ー_ー;

22日のお昼の段階で天気図を見る。
秋雨前線が房総半島沖を通過するため、23日は徐々に天候が回復すると見込みが出た。
M氏に電話をして決行を伝えた。

23日土曜日は3時に起床した。
上田市の自宅から外を見ると雨が降っていた。
雨雲レーダーの様子を確認すると大北エリアは1mm以下で、東信エリアよりも降水はなかった様だ。
また雨雲の予測移動を見ても8時には回復する様子だった。
計画では6時30分の八方BTからのバスに乗車する予定だったが、雨脚を考えて7時台とし、現地集合時刻を5時30分から6時30分に変更する事にした。
M氏には申し訳ないがLINEで連絡をするとすぐに応答があった。
下道でノンビリ行くという。
自分もザック等のアイテムを車に積み込み、朝食を食べて4時50分に自宅を出発した。
自宅から八方までは1時間20分の道のりである。

八方第2駐車場には、M氏が先に到着した。
その10分後の6時20分に私も到着した。
第2駐車場に駐められるなんて奇跡だと思った。
駐車場で準備をしていると白馬村の観光タクシーの運ちゃんから「相乗で行きませんか?」と声をかけられる。
最初は2人で4000円との話だったが、回りに相乗り出来そうな客が居ないことが分かると
「1人1000円で良いからどうでしょ?」と持ちかけられた。
バス代930円なので大差無いことから、即答で決める。
お陰で7時には猿倉に到着してしまった。
結局、本来乗るはずだった6時台のバスに追いついた形になってしまった。

タクシーの運ちゃんにお礼の挨拶をして、登山相談所へ向う。

入山届を遭対員に渡す。
行程と2人の状態、これまでの山行経緯を簡単に説明。
同じルートでの実績を説明するとすんなり通してくれた。
M氏に代わったらどうなったのか興味深々だったが、CLは私なのでダメか・・・。
なんせ毎週の用に遭難騒ぎがある所なので、細かい所まで色々と指摘される所です。
これは持論ですが、初めて白馬岳を1人で訪れるなら最低1泊2日の行程をお勧めしたい。


猿倉荘から登山道経由で林道へ出る。
ダートが整備されていた。
何度も訪れている場所なので、地形は全て把握済み。
あとは進むだけで良い。


鑓温泉分岐
M氏に「明日はここから出てきます」と伝える。(ピンと来ないと思うけど


長走沢の仮設橋を渡る。
今思えば、これがM氏の最後のスマホを写した写真になるとは・・・。
(私の後ろ姿の写真が載せられなかった。一体何が起きたのか?)


林道末端まで来た。
2人なので話しながら来たお陰で、短く感じられた。
小屋関係者のトラックを横目に、本格的な登山道へ入る。


主要な沢には橋がかけられている。
5月に来た時はスノーブリッジを北側から渡った。
全然雰囲気が違いますね。


こんな感じで。


猿倉から1時間
白馬尻小屋に到着。



山の情報。
今季遭難発生状況まで掲載されている。
登山相談所で色々と事細かに言われる理由が分かると思う。


その大雪渓は遥か先。
9月も末ですからねぇ・・・。


白馬尻から右岸経由で大雪渓末端に向う。
末端までは特段な所はない。


山頂まで4kmを示すケルンに出る。
いや〜上部は雲中か・・・。
晴れるという見通しで来ているが少々状況は良くない。


雪渓は途中で分断されていた。
このまま越冬する事になるのだろう。
この辺りから足場が悪くなる。それだけではなかったのは帰宅後に判明する。


ガレた石ころ道を進む。
帰宅後の写真チェックで、怪しい怪光玉が写ってた。
よくオーブなんて呼ばれている玉響現象。
拡大すると人の顔が写っていた。(合掌)


雪渓の崩壊現場の脇を進む。
前方に登山者20名程。
歩き難い岩道を進む。


雲の中に入った。霧雨に見舞われるがレインウェアを着る必要は無かった。
M氏に上部、右岸からの落石に気をつけるように指示する。
此処から先は雑談禁止。


崩壊が間近で見られる。


雪渓の上はとても歩けない。
右岸の砂地を進むが、足元からボロボロ崩れる。


ここから2号雪渓までの区間がキツイ登りだった。
足元が砂地なのでボロボロ崩れる。
先行する方との距離感に注意する。


M氏に自分の落石に注意する様に再度伝える。
なんかM氏の胸元に白い輪が出ているが・・・。


ガレガレの道。
時々すれ違うが退避出来る場所を確保するのが精一杯。
前を歩いている人も時々足元を滑らせて落ちそうになっている時があった。


2号雪渓前で左岸へ渡る。
斜度があるので軽アイゼンを装着した。


霧雨も濃くなってきたのでザックカバーを出す。


2号雪渓口の上部に渡る。
雪渓の上に雪崩で堆積したと思われる土砂の上に這い上がる。
僅か200mほどのアイゼン歩行だった。


いつもの事ですが、ここで渋滞に巻き込まれる。
今日は入山者が少ないので、葱平を通過すれば解消されるでしょう。


天狗菱から落石音が聞こえた。
いつ来ても嫌な所だ。


麓は晴れているでしょうね。


写真が凄いことになっている。
そういう所ですね・・・。


大雪渓最上部。
崩落が進んで大きな口を開けている。


赤テープを頼りに進む。
これだけオーブが映るのは初めてですわ。
場所が場所なので過去の因果関係とどうしても結びつけてしまう。
立山の雷鳥沢CPでも同様な経験をしたけど、これは初めてですわ。


岩場が川になっていた。
足元に注意する。


橋を渡って岩室へ。


紅葉が進んでいるが、この霧雨の中を早く抜けたかった。
ここでもオーブが写っていますね。(写真中央少し左)


避難小屋まで急登が続く。
M氏に「そこまで行くよ」と伝える。


風はあまりなかった。
道は全て頭にインプットされているので方向は間違えない。


少し平らになる。
葱平の急登を過ぎた。
この辺りで霧雨も治まってきた感じだ。


雲を抜けた様だ。
南側に天狗菱が見える。


この辺りの登山道は、川になっている。
滑りやすい1枚岩とかあるので、足場をよく選んで歩きたい。


高山植物帯(小雪渓下部)に入ると避難小屋は目前。


避難小屋到着。
ここで小休止する事にした。
ここでもオーブが写っている。
確かに霧雨が降っていたが、後方拡散とか色々と考えられますけど、こう撮れるものなんでしょうかねぇ・・・。
映像として記録に残るという事は物理現象あっての事だと思いますが、如何せん不思議な写真ですわ。
霧雨の中での撮影なんか腐るほど撮ってますが、これだけ明瞭に写ったのは1年振り。


これも昔からある。
荷揚げ用のウィンチ。
片付けないのかな?


青空が見えてきた。
その先に目指す頂上小屋が見えてきた。
M氏に「あれが頂上小屋です」と教える。
ここからが微妙に長い・・・。


時より青空が出てきたが、すぐに雲の中に隠れてしまう。
上空の風、稜線の風は強い様だ。


階段を進む。
腐敗防止のコールタールの匂いがまだ残っていた。


村営白馬頂上小屋に到着。
テン場の受付はテン場前の管理小屋ではなく、本館で行われていた。


テン場の受付を済ませ、小屋の裏手に回る。


12時丁度。
早めに来たのでテン場北側が殆ど空いていた。
今回は平たい所に張ることが出来た。


強風の中、なんとか張ることが出来た。
テントに中は快適で、寝っ転がるとそのまま寝てしまいそうだった。
お昼のカレーパンを食してから、サブザックを背負って白馬岳に向かった。


13時の段階でこの位。
この後、続々とテン泊者が集まり、中段まで埋もれてしまった。


稜線に上がる。


天候は徐々に回復方向に向かっていたが、風は収まりそうになかった。


やっと白馬山荘お目見え。


この日だけでも200名近い方が宿泊される。
日本一の収容人数を誇る小屋だけあって、200名でも十分余裕ある。
また積雪期にお世話になるかも知れない。


白馬山荘から山頂まで10分少々。
がれ道を登る。


4ヶ月ぶりの山頂。
上空は凄い晴れていたが、標高2800m以下は雲の中だった。


近くに居た方とお互いに記念撮影。(ありがとうございました


小蓮華岳方面
栂池から登られた方々が続々とやってくる。


旭岳も辛うじて山頂が見えた程度。


一瞬だが、登って来た大雪渓が見えた。
しかしすぐに雲に覆われてしまう。


そんな天気なので15分程度の滞在で白馬スカイプラザまで降りてきた。
M氏はバッジを物色中。
えらく買い込んだようで・・・。(ーー;
私は手袋を忘れたので、ここで500円で購入。
折角来たのだから珈琲でも飲もうよと誘うと、バッジ購入で予算オーバーしたため、もったいぶっている様子。
仕方がないのでおごる事にした。


何が良い?と聞くとミルクココアと言うので、2つ注文した。
たまには良いでしょう。


1時間ほど雑談して過ごした後、頂上小屋CPへ戻る。
小屋なら4Gが使えるので、天気予報等の情報を収集しておく。
テン場は谷間に位置するので、Docomo,AU共にサービス圏外になる。


TVの情報も撮影しておく。
明日はこの通り晴れる事を期待する。


15時を過ぎたが上部(入り口側)は埋もれてしまい、中段もほぼ埋もれつつあった。


16時20分頃。
強風が収まらないので、テントの出入り口で夕食を作る。
フライシートがバーナーに当たらないように、支柱にマジックバンドで巻きつけた。
M氏にも風が強いから巻きつけておくように伝えておいたが…。彼、翌朝やっちゃうのよね・・・。(ー_ー;
今日の夕食はボルシチ。
具材は湯通ししたタマネギ、人参、ジャガイモ、インゲン、ウィンナー、ペンネを少々。
これらを前日に調理し、冷凍しておいた。
タマネギは炒めておくべきだったと後で後悔。
これだと甘みを完全に引き出せなかった。
だけど疲れた体に酸味のあるトマトベースのスープは美味しく感じられた。
一方のM氏は、ベーコンとプチトマト・・・ジャガイモあったけな・・・。無造作に千切った食パンをほぼ同時にたっぷりのオリーブオイルで炒めて(焦げた)、ステーキ用の黒塩こしょうをブワッとまぶしていた。
本人曰く塩気しかないと言っていた。
千切ったパンがオイルを吸ってしまい脂ぎった感じがするのでないかと思ったが・・・。
きっと彼の頭の中ではBBQをイメージしていたのだろう。
イマイチ、彼の食感が分からない。(ー_ー;


ボルシチ完成。
ロールパンと合わせて美味しく頂きました。
次回はもっと甘みを出せるようにしよう。


17時30分前には食事を終え、寝床の準備をする。
15時も過ぎると冷え込んでくる。
もう夏も終わりなんだという認識を嫌でも感じる。
寝袋はISUKA Air 180x shortをインナーとし、Air 450x shortの2重とした。
ラジオを聞きながら地図で明日の行程を確認し、19時前には寝てしまった。
寝心地が良かったので早々寝てしまった様だ。
M氏曰く、「林さんが一番早く寝た」との事。

Day2に続く。