2017年6月3日
乗鞍岳 朝日岳コル, 鶴ヶ沢
(Mt.Norikura Asahidake col Tsuruga-sawa Stream.)



行動記録(バックカントリースキー)

登行ルート
9:22 位ヶ原山荘発(,2,350m)
-> 11:06 朝日岳コル(2,967m)
-> 11:51 肩の小屋バス停(2,622m)
-> 12:56 県境コル(2,780m)
-> 13:14 エコーライン(2,369m)
-> 13:16 位ヶ原山荘(2,350m)

行動時間(休憩を含む)
3時間54分

山スキー装備
ビンディング:DYNAFIT TLT SPEED
スキー板 : K2 Wayback82 167cm Shape: 124-82-105
兼用ブーツ: DYNAFIT TLT6 Mountain CL
ストック:BLACKDIAMOND フリックロックエクスペディションポール
オーバーパンツ:montbell アルパインサーマシェルパンツ
ザック:OSPREY Kamber42
ヘルメット:GIRO フリーライド用ヘルメット
GPS:GARMIN etrex 20
クトー:ブンリン3Dアセント 90mm
などなど・・・

移動距離(位ヶ原山荘から位ヶ原山荘まで)
7.0km

費用
三才山有料トンネル 普通自動車 コンビニ割引券490円×2枚=980円 
アルピコ春山バス 観光センターから肩の小屋口(位が原山荘)までの往復券 2500円

マップトレース

(赤線:登行、青線:滑走)
 
日帰温泉
松本市 竜島温泉 「せせらぎの湯」 510円

コメント

今年もこの日がやって来た。
まずは無事にここまで来れたことを喜びたい。
今日は山登りというよりも滑っておしまいという感じで訪れている。
週末は色んな事がありすぎて、金曜日は寝付きが悪かったが、朝5時に起床。
アイテムはすでに車に詰め込んであったので、そのまま朝食を食べてから出発。
梓川に沿って進むと真っ白になった乗鞍岳を拝むことが出来た。
昨晩、降雪があったらしい。
1時間30分程で乗鞍高原観光センターに到着する。
すでに40台以上お越しになっていた。
低気圧が抜けた直後なので風が強かった。
気温も15度程度、少し肌寒い陽気だった。
アルピコの車掌さんがチケットを売りに来たので、準備の合間に買いに行くと、降雪により第2便までは位ヶ原山荘止まりだと言う。
思わずこっそりガッツポーズ。(笑
まだ山屋の世界は残っていた。
準備が出来た所で、バス停に並ぶ。

快晴なのは朝だけだった。

バスは定刻通り、8時30分に観光センターを出発。
4台で運行開始。

定刻通り、9時7分に位ヶ原山荘に到着。

山荘で入山届を提出。
ライドポイントとなる登山道へ向う。
すでに10名近い方が準備を始めていた。

肌寒い温度だが、日差しが暑く感じるのでアウターは羽織らなかった。
シール登行開始。
13時15分には山荘に戻らないと行けない。
活動時間は4時間無いので、ちょいと今日は忙しい。

昨日の降雪で縦溝が埋まっていた。(ーー;
雪崩れるまでも無いけど、6月でも雪が降るので下界とのギャップに混同する。
雪と言ってもボタ雪。
岐阜県側の乗鞍スカイラインでは、除雪作業車が出ているとの事。
6月に除雪作業・・・。

横滑り防止のために3Dアセントを装着する。

出来るだけ標高を上げながら最短ルートで大雪渓を目指す。
普通はもう少し左手の低い所から上に上がる。

後を振り返ると、大勢付いてきている。

エコーライン除雪により雪の壁が出来ていた。
重機の音が聞こえる。

摩利支天の直下にでるが、目の前で除雪作業中。
邪魔にならないように対岸へ渡る。

落ちないようにね。

朝日岳のコルを目指す。
雪面はフィルムクラストで、そんなに悪くなかったが・・・。

朝日岳の直下に出来るシュルンド。
ここは迂回。

直登で登るも雪面が急激に固くなる。
真冬そのもの・・・。ウィペット持ってきていないのが悔やまれた。
アセントだけが頼り・・・。

この時点で先に進んでいるのは私と右上の男性1名。
あの方はシールだけで登っているが、時々スリップしている。

強風に煽られ中々前に進めない。
アセントを蹴り込みながら確実に進む。

なんとかコルに這い上がるも爆風でまともに立てない。

蚕玉岳へ向うも爆風と硬すぎる氷でアセントが効かなくなる。歯が刺さらないのだ。
諦めた所に頂上小屋の管理人が話しかけてきた。
こんな天気でも小屋を開けなければならないというので登ってきたそうだ。
あの小屋は珈琲飲んだりとか小休憩用に使われる小屋である事と、
冬季の間に酒造保存で使われているのは知っていたけど、営業規則は守られているんだなぁと。

山頂を目指すならここでアイゼンシートラ装備に切り替える必要あるけど、今日は流すつもりでいるので持参していない。
諦めて登山道へ逃げ込む・・・。
ここで問題が発生。
この写真で気が付いた。

とりあえずコルまでヨレヨレで降りる。

コルに戻り、アセントを外すとフィンが折れている事に気がつく。
この朝日岳で2回目になった。
考えられる事は、氷点下の気温とこれだけの硬い氷に蹴りこんだ事で折れてしまったと思う。
氷点下には弱い面はある。
3000mで氷点下になる所での使用するなら予備を持参した方が良いでしょう。
平地の常温下では曲げようとしても簡単に折れないので不思議に思うかも知れない。

私と前後する形で登られた方が先に落ちていった。
自分もその後に続くも、急勾配と硬すぎるバーンで横滑りしか出来ない。

ターンはとても出来る状態ではなかった。
急斜面とガチガチのハードバーンでキックターンすら出来なかった。
バック走行と横滑りを繰り返しながら地味に高度を落とした。
写真の中央付近まで降りればザラメになるが・・・。
今回はちょっとキツかった。
とてもじゃないけど、この時点で蚕玉岳のコルからのドロップは不可だった。

この辺りでようやくターンが出来る様になった。

殆どの方はシートラで山頂へ向かわれた。
だけど様子を見ながら進んでいるので、すぐには上がれないだろう。

大雪渓BTへ向う。
この辺りは快適なバーンが続いた。
縦溝もなく(埋まった)、快適そのもの。
上部がそんな状況だったので、次の行程はこれで決まった。
鶴ヶ沢へ向う。

第2便の方々も上がってきた様子。
まぁ上はキツイです。

振り返る。
シュプールは露光の問題で綺麗には写っていない。



大雪渓前に到着。

トイレの裏手に回り、位ヶ原へ向う。(山荘への下山ルート)

融雪が進んでいるのでハイマツが大きく出ている。
まぁもう融通は効かないですね。

先を見通しながら鶴ヶ沢へ向けてトラバース滑走を開始。

鶴ヶ沢上部が見える。
出来れば大黒岳まで・・・と考えていたけど、怪しい雲が・・・。

2つ尾根を乗越して鶴ヶ沢へ入る。

ここまで滑走。
ここからシール+アセント歩行に切り替える。
ついでに簡単な軽食タイムを済ませる。

鶴ヶ沢へ降りる。

鶴ヶ沢を直登。
ナイスなザラメだが、天候が・・・。

県境コルに到着するも時間が12時50分を過ぎていた。
ここに来て視界がなくなる上に、再び爆風に煽られる。
今回はここまで。

県境ゲート前。
畳平見通せず。

間もなく13時になろうとしている。
位ヶ原のバスは13時32分なので15分には山荘にたどり着きたい。
晴れていれば最終便でもOKだったが、今日はこれまでにしようと思う。
滑走モードに切り替えて、位ヶ原山荘へまっすぐ向う。

最高のザラメバーンだった。
が・・・先が見えず。

中間部を過ぎると視界が戻りつつあった。

雲を抜けた。
時間も迫っているので、このままエコーラインへ向う。

エコーラインが見えてきた。
ゴールは近い。

雪崩の跡?(・_・?


予定通りのタイムでエコーラインに到着。
これにて終了。


100m程歩いて、位ヶ原山荘に到着。
時間がないので、すぐに荷物をまとめる。


バスは2台目に乗った。
2台目は空きもあったので余裕で座れた。


14時15分に観光センター駐車場に到着。
山頂方面、分厚い雲が勢い良く流れていた。
あの中に居ました。


お疲れ様でした。
これにて今シーズンは終了です。

昨年の12月24日からスタートした訳ですが、
12月から3月までは、中々時間が取れずに自宅から2時間圏内でしか動けませんでしたが、それでも週末は出向いていました。
菅平の根子岳、四阿山、湯の丸周辺。北信の佐渡山、黒姫山、鍋倉山、大北の白馬乗鞍岳、3月に妙高の三田原山でしょうか。
この傾向は変わらないと思います。
それでも行った方でしょう。
うちの会社は下期が一番忙しいので、時間についてはどうにもなりません。

4月以降は新潟の守門大岳、浅草岳、5月GWには富山の薬師岳に行くことが出来ました。
薬師岳レベルは天候と休日の空き具合で決まるので、次回はあるかどうか微妙です。
そういう意味でも良い思い出になりました。
あとは、尾瀬の至仏山ですね。
埼玉の方々と楽しい時間を過ごすことが出来ました。(また行きましょう。

来季の目標と言うか・・・行きたい所としては、1〜3月はどうにもなりませんが、GWの予定として蓮華温泉〜朝日岳は入れたいですね。
過去に雪倉岳を2回行きましたので、次回はと思っています。
下見として夏山のテン泊で朝日岳をピストンする計画です。
次シーズンの降雪次第ですが、八ヶ岳の天狗岳も未完のまま終わっています。
結局の所、時間が取れるか否かですね。
計画だけは作っておこうと思います。

最後に。
今季も色んな方にお世話になりました。
また一方で中々タイミングが合わず、お会いできなかった方々も居ました。
申し訳ない気持ちもありますが、また来シーズンお会いできると思います。
特に菅平は高確率で行くので、一番見つけやすいと思います。

では、また来シーズンにお会いしましょう。(^^/~~