●最近、「地球温暖化」という言葉が取り上げられる機会が多くなり、地球環境が危険な状態になってきているという警告を耳にします。私たちの生活においても、例年より暖かいとか、季節外れの花が咲いたとか、雪が降る時期に雨が降る等、実際に地球が暖かくなってきていると思われる変化見て、それが現実となっているように感じます。国際的にも「地球温暖化」の進行を止め、また遅らせるための話し合いが行われたり、私たちの生活の中でその動きに協力できるためのエコロジー運動も、今までにない高まりを見せているようです。
地球は、
  病気になっている
1/続く
●これまでの私たちは、「地球」という言葉に、とても大きなもの、いや無限に存在するものというイメージを抱いてきました。しかし今日、地球は有限なものであり、しかも私たち人間を育んでくれるはずの地球環境が、病み・苦しんでいることを知るようになりました。勿論、これまでも「自然破壊」「環境汚染」「複合汚染」「地球危機」「地球クライシス」等の言葉によって、度々その危険が警告されてきました。そしてこのことを知った個人や団体は、地球環境を守るための活動を始め、その働きは今日も続けられています。しかしそのような人々の地道な活動を超えて、様々な面で地球環境が悪化している現実も見ています。最近上映された映画『アース』では、温暖化によって北極の氷が溶け出し、西暦2030年頃にはホッキョクグマが絶滅するかもしれないと語っていました。また同様に陸地の氷が溶け出したり、温度が上がることによって海水量が増え、住む場所や国土を失う人たちも出始めています。

●また世界人口が増加する一方、食糧や水・エネルギーの不足も問題になってきています。OPEC(石油輸出機構)の1998年の資料によると、地球上に残されている石油採掘可能な年数は、平均で44年であるとしています。すでに10年が経ちました。石油が無くなるという不安に対して、未発見の油田もあるだろう、あるいはそれに代わるエネルギーが発明・発見されるだろうと楽観視する人もいますが、いずれにせよ化石燃料を使用する結果は、「地球温暖化」に繋がることになります。当然、残り少ない資源をめぐって、国家間は勿論、個人生活において厳しい問題が生じることが予想されます。ですからこれから地球上で生きていく人類にとって、困難な状況が待ち受けていることは覚悟しなければならないでしょう。

●そこで今を生きる私たちには、いかに未来を予測し、今後何を選んでいくべきかということがとても重要になります。そこでこの≪緊急特集≫は、これらの問題を考えるヒントを提供するために用意しました。その手がかりは、「地球と人間」の存在の意味です。聖書は、この地球を含めた宇宙のすべてを、創造主である神が創造したと語っています。地球を造ったのが神であるなら、なぜ地球や人間を造ったのかという目的や、今後地球はどうなるのかという情報も聖書にあるはずです。もし地球を神が創造したのではなく、自然でしかも偶然に存在したものであるならば、人間は現在起っている流れの中で自分の力で戦い、あるいは戦いをあきらめて身を任せるしかありません。しかしこれから述べる聖書が示している地球と人間の将来について受け入れることができるならば、きっと神からの励ましと力を得ることができるでしょう。そこで「これからの地球と人間」について、聖書はどのように語っているのかについて紹介したいと思います。しかし一度に書くことが出来ませんので、シリーズとしてページを加えていきますので、時々更新を確認して、読み進めて頂きたいと思います。
                           
これからの人間の生活はどうなる?
(次のページに続く)