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人の死後にある世界は? 
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●人間が死んだ後にある世界がどのようなものであるかについては、宗教やそれ以外の様々な考えがありますから、どれが正しいか間違っているかという観点からでは、なかなか結論づけるのは難しいでしょう。なぜなら、人はまず今自分が考えていることが正しいと思い、それと異なる考えは間違っていると思うからです。では誰も正しいと証明できないのだから、どのような結論でもいいのかというと、そうではありません。なぜならば、死後についての考え方が、その人の今の生き方を形づくるからです。ですから今こそ自分の「死」とその先にある事柄について考えてみることは必要です。「死」と「生」の意味について知る人は、今を力強く生きることができます。
●それでは質問によって、進めていきましょう。「はい」か「いいえ」で答えてみましょう。まず最初の質問をします。「人には体がありますが、死んだ後にもその人自身として残るもの(仮に「霊魂」としましょう)があると信じたいと思いますか?」
もし「いいえ」だったら、その人の存在である「体」は、やがて朽ちるか焼かれて灰になって分解し、そして土になるだけでしょう。そのような人の人生は、遊んで勝手に生きても、こつこつまじめに生きても、それほど違いがありません。勝手にすることも、まじめにすることも、後に結果の違いを生み出さないからです。それでも他の人の思い出に残るかもしれませんが、30年も過ぎたら、誰も思い出すこともしなくなるでしょう。あなたは、そのような人生を望みますか?

●そこで死後もその人の存在として残る「霊魂」があると信じたいという人のためには、その存在を証明できてもできなくても、「死後の世界」が存在することになります。なぜなら「霊魂」があるならば、それが居る場所が必要であって、それはもしかすると今まで生きてきた世界と重なって存在する「見えない世界」あるいは「霊魂の世界」と表現していいかもしれませんが、確かに死後の世界は存在することになります。

●では、「霊魂」の生前の生き方を評価する存在(仮に「神」とします)は、いるのでしょうか。もし「いいえ」と答えるなら、「霊魂」は無いと答えた人と同じ生き方をしていいということになります。死後に裁かれることがないならば、どんな生き方をしてもかまわないからです。その人にとって「霊魂」の存在は、何の意味ももたらしません。

●それに対して、死後も「霊魂」を裁く「神」が存在すると思う人は、自分の生き方をどのようにすべきかを考えることでしょう。つまり「神」に良い評価を受けたいからです。そのためには、神とはどのような存在であるかを考えなければなりません。あなたの願う神は、経済的に豊かにする神、良縁を与えてくれる神・・・等、それぞれ独立して専門の働きをする複数の神々でしょうか、あるいはなんでもできる唯一の神ですか。たぶん複数の神々が居るならば、死後あなたを裁く神々の間でも、評価の違いが出てくるかもしれませんね。日本においても、外国においても、神話の世界の神々は、意見が異なって互いに憎み合ったり戦ったりしているからです。

●そこで、人間には霊魂があり、死後も別の世界で生き続け、全能の唯一の神が人の生き方を正しく評価し、正しい者・悪しき者に報い、永遠の世界に導くという内容が描かれているのが、聖書なのです。これは、外国の書物というのではなく、全世界を創造され、今も支配されている神が、すべての人々に与えた真理と幸福に生きるための道を示した書なのです。私たちの死後を含めた未来の世界は、聖書によって知ることができます。