横須賀基地一般公開見学記



平成19年6月3日(日)。

横須賀基地の一般公開があると言うことで行ってきました。

今回は日米同時開催と言うことで、これは何でも初めての試みだとか。

参考URL
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiimay0705215/
http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/kouhou/kokusai/newpage1.html

とりあえず昨年年末の観艦式開催に伴って行われた一般公開に続いて横須賀に行ってきました。



さてアメリカ海軍と自衛隊、どっちに先に行こうか悩んだのですが先に海上自衛隊吉倉基地に行くことにしました。

キティーホーク公開があれば間違いなくアメリカ海軍の方に先に行ったのですが、残念ながらイラク戦争からこっち。

空母の一般公開はまともに行われない上に、直前に出航してないのがわかってますからね。


海上自衛隊編
なんか岸壁工事をしてましたが気にしないで先に進みます。


 

ちなみに今回は以下の艦艇が写真のように並んでいました。
 ・DD111「おおなみ」(たかなみ型)
 ・DDG174「きりしま 」(こんごう型・イージス艦)
 ・DDG171「はたかぜ」(はたかぜ型)
 ・DDG177「あたご 」(あたご型・イージス艦)
 ・SS597「たかしお」(おやしお型・潜水艦)
 ・DD101「むらさめ」(むらさめ型)
 ・ASE6102「あすか」(実験艦)
 ・DD110「たかなみ」(たかなみ型)
 ・MST463「うらが 」(うらが型・掃海母艦)



1.護衛艦あたご
2007年3月に竣工したばかりの最新鋭護衛艦

イージスシステムを搭載したいわゆるイージス艦になります。
新型なのでスペックを抜粋。
あたご型護衛艦

全長:165m
全幅:21m
吃水:6.2m
深さ12m
基準排水量:7.700t
速力:30ノット

武装
Mk45 Mod4 5インチ60口径単装速射砲×1
SSM-1B SSM4連装発射機×2
324mm3連装短魚雷発射管HOS302×2
ファランクスCIWA×2
Mk41 VLS×96セル
SRBOC Mk36チャフ発射機×4


マストがステルス性を重視して従来のラティス型から塔型に変更
昔からこんごう型の欠点として指摘されてましたからね
艦橋から艦首方向を見下ろしたところ。
艦橋内も写真撮りましたがどの艦もさほど変化無いので割愛。


Mk45 Mod4 5インチ60口径単装速射砲
砲塔が角張っているのはステルス性を重視してとのことらしですが艦体の大きさからこれは意味があるのだろうかと疑問が。
従来の物より発射速度は低下しているが高仰角が多く取れるので対空戦に向いているとのことです。


前部VLS
こんごう型までは再装填用のクレーンがありましたが、あたご型から廃止に。
まあ洋上でちっちゃいクレーンで再装填なんて危険だしね。
ちなみにこんごう型まではクレーンが収納されている場所は蓋が三つ連続で繋がってました。


こんごう型にはなかったヘリ格納庫。

と言っても整備施設のみで搭載機は無い模様。

せっかくなんだから搭載すればいいのにね。











新鋭艦らしく艦内はペンキ臭い匂いが漂ってました。

どれくらいであの匂いは消えるんでしょうね?


2.護衛艦はたかぜ
1986年3月就航の第三世代護衛艦。

あたご型に比べるとやはり旧式だなと感じさせる外観ですね。


タータミサイル単装発射機(Mk.13 Mod4) 74式アスロック8連装発射機


左舷のきりしま後部甲板から撮影したところ 後部甲板より前方を見たところ

3.護衛艦きりしま

イージス艦こんごう型二番艦。

1995年3月竣工。

以前の一般公開で同型艦ちょうかいに乗ったことがありましたっけ。

あたご型と比較するとやはり所々に気になる点があるのはやっぱり一世代前だからでしょうね。

















OTOメララ127mm54口径単装速射砲 前部VLS


おおなみ後部甲板から撮影 後部甲板より前方を見たところ

おまけ
きりしまのトイレ借りたので撮影してみました。

手動で蛇口をひねって水を流す構造でした。

一般的な護衛艦もこんな感じなんでしょうかね?


4.護衛艦おおなみ

たかなみ型護衛艦二番艦。

2003年3月竣工。

むらさめ型の船体を流用し、細部については改良を施して居るんだとか。

また前部VLSのセル数を増やしたためにVLSが甲板より突き抜けている構造になってます。

















艦体中央部 艦橋より艦首方向を見下ろして


127mm単装速射砲 信号旗
こんごう型と同じタイプの速射砲。
そのためむらさめ型よりも艦体前部が重くなり凌波性能が悪化
してしまったんだとか。
反対側に同じようなのがもう一個ありました。
これはアメリカ海軍と自衛隊のみ通用する信号旗だそうです。


ヘリ格納庫 SH-60K解説

5.潜水艦たかしお
乗ることは出来なかったので写真だけ撮ってきました。

やっぱ潜水艦乗りを増やしたいからなのかな、対象が学生なのは。

まあ小さいしむやみやたらに受け入れられないというのも大きいんでしょうけれども。


6.掃海母艦うらが
うらが型掃海母艦一番艦。

1997年3月就工。
 
国際貢献などで重要な役割を担っているのは理解してますが地味な船でした(笑)。


7.護衛艦たかなみ
 
たかなみ型護衛艦一番艦。

2003年3月竣工。

護衛艦おおなみの姉妹艦ですね。

竣工日がおおなみの一日違いでしかないのでほとんど同じ構造です。


8.実験艦あすか
実験艦(または試験艦)あすか。

いざ有事の際には護衛艦に転換可能だそうですがどんな風にするんだろうね?

せいぜいファランクスCIWSを増設するぐらいでしょうか?

前部にVLS、そして小さい艦橋に無理矢理フェイズドアレーレーダー載せてます。


ヘリ格納庫。

後部甲板の線を見て昔の海上自衛隊のCM(水兵さんが踊ってる奴)を思い出しました(笑)。


9.護衛艦むらさめ
むらさめ型護衛艦一番艦。

1996年3月就工。
 

主砲塔の点検ハッチが開放されていたので見てみたら狭い狭い。

分かり切ってはいましたけどね。
 

前部VLS。

同じのが後部甲板にも有り、合計32セルのミサイルを搭載。

最近の新型艦に比べると少ないですね、やっぱり。


でここからは
アメリカ海軍編
海上自衛隊吉倉基地から米軍基地へ行く方法は三つありました。
1.普通に徒歩で行く
2.シャトルボートに乗る
3.シャトルバスに乗る

個人的にはシャトルボートに乗って海上から基地を見てみたかったのですが間違えてシャトルバスの列に並んじゃいまして。

帰りにシャトルボートに乗れば良いか、と思っていたらお昼過ぎには〆切に。

聞いた話によると米軍側から苦情が行ったそうなので、来年以降も望み薄ですな。

まあそれはさておき米軍基地内はこんな感じで開放されてました。



ちょうど米軍基地に着いたのがお昼時だったのでフードコートに直行です。

その途中でバイクの展示会やってました。



私はこういうのに興味ないのでスルーしましたがアメリカ軍のイベントだとおなじみの物らしいです。

そして

カルビ焼き肉withポテトマカロニサラダ&お漬物 ビーフサンドウィッチwithチーズソース ゲータレード
600円也 600円也 300円也

この他にチリドックやターキー(七面鳥)を食ってみたかったけどとても無理なので断念。

またの機会に食べてみようと決意したのでした(笑)。

さてお昼ご飯を食べたら唯一公開しているミサイル駆逐艦ラッセン見学することにしました。


10.USS Lassen, DDG-82
アーレイバーク級ミサイル駆逐艦32番艦

2001年4月就工。

ベトナム戦争時に名誉勲章を貰ったクライド・エヴェレット・ラッセン中尉から付けた名前、だそうですがこの人どんなことしたんだろうね?

調べてみてもさっぱり分かりませんでした(笑)。
 

見ての通りものすごい行列。

30分以上は炎天下の中並んでいましたよ。

 

 



2001年就工の割にはあちこち錆びていて手入れが行き届いていないように見えました。

アメリカ海軍にはミサイル駆逐艦程度は使い捨て感覚なのかな?

ちなみにミサイル駆逐艦という艦種ですが、イージスシステムを搭載したイージス艦でもあります。



とても暑く日焼けしちゃいましたがなかなか充実した一日でした。

惜しむべきは空母および潜水艦見学が出来なかったこと。

機会が有れば是非とも見学したいですね。

空母の方はキティーホーク退役時またはジョージ・ワシントン配備の時に見学できるのではないかと期待しているのですが。


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