[膝の疾患]

今日はどうされましたか?

症状や病名を入れて して下さい。

 

(メールによる医療相談をしていましたが、諸般の事情により一時中止させていただきます。)

(すでにメールをいただいた分については、お返事が遅れておりますが、

原則として必ず返信しておりますので、気長にお待ち下さい。)

 

以下の内容は実際に寄せられた質問にお答えしているものです。

[Question]

42)”平泳ぎ膝”の対処法

41)成長期の膝蓋骨脱臼

40)膝に水が溜まっても痛くない

39)変形性膝関節症の手術

38)半月板切除後13年を経ての痛み

37)オス・グッド・シュラッター病

36)脳梗塞後の半月板手術

35)MRI 検査と関節鏡検査(半月板損傷)

34)子供の突然の膝痛

33)前十字靱帯の手術

32)膝に水がたまる

31)1歳児のバネ膝

30)外傷を契機とする変形性膝関節症

29)前十字靱帯と半月板の損傷

28)ベーチェット病?

27)ロードランナーの膝痛

26)膝がはずれる!

25)膝のストレッチで骨にヒビ?

24)小児の円板状半月板損傷

23)小学生の皿の痛み

22)靱帯付着部骨折

21)変形性膝関節症

20)膝の瘤

19)内側半月板損傷

18)膝の裏の腫れ

17)半月板損傷?

16)タナ切除後の膝の痛み

15)前十字靱帯損傷

14)骨嚢腫?

13)20代女性の膝痛

12)変形性膝関節症?

11)外傷後の膝痛

10)五十代女性の膝痛

9)後十字靱帯断裂手術後の痛み

8)膝の痛みを伴う隆起

7)半月板損傷の治療

6)反張膝

5)高齢者の半月板損傷

4)スポーツによる半月板損傷

3)スキーによる膝の骨折

2)膝の裏の腫れ

1)スキーによる膝の損傷

 

[Q &A]

42)”平泳ぎ膝”の対処法

水泳部で平泳ぎを専門としているスイマーがいるのですが、平泳ぎは特に膝の柔さが勝負です。ストレッチにも膝の柔軟を取り入れたいと思ってしているのですが、そのストレッチというのが、全身うつ伏せに寝て膝を曲げ、誰かが足首に手を置き、腰の隣りに足首が来るように、床に付くように負荷をかける、というものです。これは本当に効率の良い柔軟なのでしょうか?また、他に良い柔軟方法はありますか?それと、そのスイマーは長い練習後には膝を少し痛めるのですが、対処としては患部を冷やすアイッシングしかやっていません。他に対処法がありましたら教えて下さい。

[Answer]

水泳のことは詳しくないので、期待しないで読んでください。
”平泳ぎ膝”は、整形外科では overuse が原因とされています。基本的には泳ぐ距離を減らすことです。ただ、競技者にとっては、そうはいかないでしょうから、もう一つのデータとして、ウォーミングアップが少ないほど、また股関節の内旋角度が少ないほど起こりやすいようです。痛みの起こるのは主に内側側服靭帯付近ですし、現在やられているストレッチは理にかなっているのではないでしょうか。もっと効率のよい方法といわれても、今のところ思い当たりません。対処法としてのアイシングはマッサージと併せてすればよいと思います。
ご参考まで。

41)成長期の膝蓋骨脱臼

現在高1の男子。中学2年の時左膝を痛め、関節内出血と診断されました。ギブスで固定するなどしてリハビリをし、軽い運動が出来るようになったころ、又膝を痛め、内出血を伴う痛みがあり、ギブス。リハビリ。その後膝蓋骨そのものが不安定になり、固定用のサポーターを作り現在使用中。成長が止まるまで待ってからの手術が一番良いと言われているが、不安。それまで現状維持か?
現在体験実習先で膝が痛いようだが、痛み出したときは、どのようにすればよいのか?

[Answer]

膝蓋骨の反復性脱臼ないし亜脱臼でしょうか?確かに、成長が止まってからでないと、成長軟骨を含む骨の操作は危険なため、成人になってからの手術が無難です。とは言っても、脱臼を繰り返したり、痛みの強い人の場合は、骨以外の軟部組織だけの手術をすることもあります。痛み出したときは、薬を飲んだり湿布をしたりという対症療法が主となります。
主治医の先生とよく相談して、今後のことを決めて下さい。

40)膝に水が溜まっても痛くない

二月程前に、車から落ち、膝を強打しました。その後、通常の生活では痛みはありませんが、膝をつくとそれなりの痛みが・・・・・。そして、昨日、明らかに膝が腫れ、ブヨブヨしています。が、やはり痛みはありません。水が溜まると痛いとの事ですが、見る限り、何かが溜まっている感じがします。が、痛みはありません。

[Answer]

おそらく、お皿の骨の前の袋(滑液包といいます)の炎症です。事故してすぐなら、中身は血液でしょうが、2ヶ月たっているのなら、いわゆる水が溜まっているのでしょう。これは確かに、痛みはないのが普通です。ただ、その水がなかなか退かないことがあります。そんなときは、近くの整形外科を受診してください。

39)変形性膝関節症の手術

77歳、男性。5月から膝の痛みを覚えて、1週間に1回水を抜くようになり、変形性膝関節症と言われました。最近では、4日に1回受診、 あまり水を抜くこともできないので、手術をしましょうと言われましたが、はたして、手術で、完全に完治するものか? 足は、今まで通り歩けるか? びっこにならないか教えてください。完全に1回の手術で直りますか?

[Answer]

77才で変形性膝関節症の手術とくれば、人工膝関節の手術なのでしょうか?そうとすれば、痛みはほぼ完全に取れます。最初の内は少し腫れたり水が残ったりしますが、だんだん取れていきます。ただ、膝の曲がりが少し悪くなります。正座は、よほどリハビリで頑張らないと、不可能です。
完全に完治するものではありませんが、歩行は非常に快適になるはずです。

38)半月板切除後13年を経ての痛み

53歳、主婦。13年前に内視鏡による内側半月板の手術を受けました。軟骨が傷んでいたので削られました。今までも、痛みはありましたが、耐えられるものでした。
5月末からの痛みは、引っ掛かりがあるのです。歩行時の痛みは勿論のこと、階段の昇り降りは、膝を曲げないように、一段ずつにしています。電車や、病院の待合の椅子など高さが合わず、ジンジンとした痛みが来ます。
今回の発症はバスで出かけた時でした。今までは、何日間か我慢すれば、痛みが引きました。現在は寝ていても痛いです。
過去にクッション材を入れる注射も受けました。でも、昨年10月に受けた時からは5本以上注射しても全然効果が有りません。湿布を貼っても、痛み止めを飲んでも全く駄目なのです。丁度、13年前の手術前の状態です。大腿骨を鍛えればと言われますが、痛くてできません。

[Answer]

MRI 検査を受けて、半月板の再断裂があるようなら、また半月板の手術を受けた方が良さそうですね。半月板の損傷がなく、変形性膝関節症(関節軟骨がすり減っていたり、余分な骨がでていたりする)であれば、関節内の掃除を関節鏡下でするか、骨切り術で体重を膝の外側に移動させるようにするかですね。主治医の先生にご相談下さい。

37)オス・グッド・シュラッター病

膝の病名[オシュゲットシュタッセル]うるおぼえです。
十代の男子です。身長 180cm 体重 120kg。膝関節が運動をすると痛く、何もしないと痛くありません。レントゲンを取ってみていただきましたが、骨に異常はないとの事。成長期にまま起こるといわれました。1ケ月位この痛みが続くようであればMRI診断も必要かと言われました。上記の病名及び痛み止めの方法等を教えて下さい。

[Answer]

正しくは、オス・グッド・シュラッター病ですね。
膝の前面で、お皿の骨の5cm程下にある骨の出っ張りの痛みです。ここには、お皿の骨からの靱帯がつきます。成長期には、ここの骨の下は軟骨のため、強度的には弱いところです。このため、成長期に、ここの部分を酷使する(スポーツなどで)と、痛みがでるわけです。
痛み止めの方法としては、湿布などで冷やすこと、痛み止めを飲むことです。
予防としては、太らないこと、過激なスポーツ(特にジャンプを必要とするスポーツ)を控えること、などです。

36)脳梗塞後の半月板手術

44歳の男性。2月に脳梗塞になり、現在は麻痺はほとんどなく言語の障害が残っています。去年の9月ごろからひざが痛いといっていたのですが、不自由することがなかったので、そのままにしておきました。脳梗塞の症状が落ち着いた3月ごろから再びいたたむようになり、階段の昇り降りがつらくなり、整形外科で検査したところ、半月版の手術を勧められました。しかし脳梗塞の後でもあるので、リスクはありますと言われ、どうしてよいものか悩んでいます。このままほおっておくべきか、手術をすべきか、また手術をすればほんとうによくなるのか、教えてください。

[Answer]

脳梗塞後の半月板手術、リスクはないことはないですが、それ程心配するほどではないと思います。
半月板損傷による痛みであれば、脳梗塞による麻痺がほとんど無いのであれば、手術すれば良くなると思います。ただ、手術後のリハビリ頑張ってください。

35)MRI 検査と関節鏡検査(半月板損傷)

28歳、男性。半月板損傷について質問します。
3年程前から両膝が痛み、運動中・運動後のほか、しゃがんだり、正座をした後にも膝を伸ばせないほどの痛みがありました。
昨年、整形外科で受診した際にMRI検査をしましたが、画像では損傷している場所が見られないが、症状から半月板損傷の疑いと診断されました。医師にはMRIでは写らないこともあるので内視鏡手術をして直接患部を見るしかないといわれました。(実際には手術はしませんでした)
そこで質問ですが、MRIに写らないこともあるのでしょうか?
また、最近両膝の内側・外側の両方が痛むのですが、やはり手術をした方がいいのでしょうか?

[Answer]

MRIはいくつかの断面だけとらえて映すため、その断面に傷が入らなければ、映ってこないこともあります。28才という年齢で3年間もの膝の痛みですから、画像検査ではっきりしなければ、1度、関節鏡検査を受けた方がよいと思います。いつまでも痛いまま放っておいて、関節軟骨に非可逆的なダメージが起こってしまうと、手術をしても痛みが取れないことがありますから。

34)子供の突然の膝痛

2歳7ヶ月の男の子ですが、昨日の朝は何もなく普通に起きてきて歩いたり走ったりしてたのに、その後出かけた先で、車のチャイルドシートから降ろした途端、「足が痛い」 と言って、右足の膝を押さえて足を引きずって歩くようになってしまいました。
何だか不安になったので、すぐに外科へ連れて行って先生に診て貰ったところ、レントゲンも触診も全く異常無く、 先生が言うには、「小さい子供は、突然足が痛いと言って引きずって歩いたりする事はよくあるし、全く心配無いし数日経ったらちゃんと治るから大丈夫」 との事でした。
昨日の午前中から足を引きずって歩き始めて、今日もまだひきずってます。
先生に大丈夫と言う診断を受けて、一応安心して帰宅したのですが、やはり目の前で足を引きずって歩く我が子を見てると、 辛くて不安です。
こんな事はよくある事なんでしょうか? 何が原因なのでしょうか??

[Answer]

診ていただいた先生の「小さい子供は、突然足が痛いと言って引きずって歩いたりする事はよくある」というお話は、確かによくあることです。いわゆる成長痛とか、母子間の心理的な面が原因とか言われますが、たいてい2〜3日で治ってしまうものは心配ないでしょう。このような痛みを繰り返すこともありますが、たいていは、小学校に行く頃にはなくなるのが普通です。

ただ、痛みが2〜3日でひかないものや、外から見て、腫れていたり熱を持っているようなものは、要注意です。もう一度、整形外科にかかった方がよいでしょう。稀ですが、腫瘍や炎症が見つかることもあります。ご参考まで。

33)前十字靱帯の手術

前十字靱帯切ってしまったらしいんです。
手術を勧められたのですが、ふつうはどれくらい傷が残るのですか?
傷はどんな形のものなんでしょうか。
早い人でどれくらいで退院できますか?

[Answer]

前十字靱帯の手術は、最近は、内視鏡を使ってするのが普通になっていますから、それ程大きな傷跡にはなりません。内視鏡や、器具を入れる傷跡は、約1cm、2〜3個(通常、皿の骨の下に2個、直線と皿の骨の上外側に1個、直線)ですが、靱帯の代用にする腱を採取する傷跡が、5〜6cm残ります。使用する腱の種類により、皿の骨から下に直線で数cmであったり、膝の内側に直線で数cmであったりします。
手術後の退院ですが、2〜3週間が普通でしょうが、早く退院しようと思えば、4〜5日でも可能でしょう。ただ、リハビリは、3ヶ月以上必要です。

32)膝に水がたまる

63歳、男性。膝に水が溜まるのですが、 抜いても抜いても炎症が治まりません レントゲンでは 骨が少し欠けているということですが水を抜くより他に良い治療法はないでしょうか?

初めて、水がたまったのは昨年の6月で、たまらなくなったのは、8月ころですが、痛みはずっとあります。 治療は、水を抜き、炎症を抑える薬を注射していただきました。 ただ、痛み止めにいただいた薬が強く、10月に胃潰瘍になり、1ヶ月入院しました、そのころからまた少し水がたまり出しました。 先週改めて、レントゲンを撮っていただいたところ、骨が磨り減っている、ということでした。63歳という年を考慮すれば、よくあることだということです。 今は、少しでも膝に負担をかけないよう、杖を使っています。 水がたまらなければ、痛みがあるのは、歩いたり、立ったりするとき、特に下りの時が痛みます。 かなり足は使う仕事だと思います。

[Answer]

骨が磨り減っている、ということでしたら、変形性膝関節症ですね。加齢と、日常の膝への負担で起こってきます。治療法としては、痛み止めの内服、関節内注射、杖の使用の他には、温熱療法、大腿の筋力強化や、装具療法などの保存療法があります。手術としては、内視鏡を使った関節内の掃除、磨り減った骨とは逆の側に体重を移動させる目的の骨切り術、人工関節手術などがあります。 保存療法で、日常生活に支障があるようでしたら、手術療法も考えてみてはいかがでしょうか?

31)1歳児のバネ膝

1歳、女児。右足の膝を 自分の気に入らないことがある時などに、膝に力を入れ 『パキン、、パキン、、』と音を立てるようになりました。娘の膝に手をやり、お皿がズレているのか それとも・・・と確認をしてみたのですが、どうもお皿ではなく 膝の内側の少し下の骨(筋?)と言いますか、、その骨が中心に向かい 『パキン、、』と音を立てているように思えます。 整形外科にお世話になった方が良いものか、 と迷っております。 また、まだ、乳児であります幼いわが娘にレントゲンの支障は無いものなのか… とそのような心配も少々しております。

[Answer]

”膝の内側の少し下の骨(筋?)”ーこの部には3つの腱が骨に付着しているのですが、何らかの原因(最も多いのは、外骨腫)で摩擦が起こり、音がするのだと思います。外骨腫は、一応腫瘍ですが、良性のいわゆる骨の出っ張りです。一度レントゲンを撮ってみればわかると思います。レントゲンの被曝は、1〜2枚でしたら気にしなくてよいです。現在、痛みはないようですから、たとえ外骨腫があってもすぐに手術ということはないですが、痛みがでてきたり、骨の出っ張りが外から気になるようになれば、手術で良くなるでしょう。 とは言っても、外骨腫ばかりが原因ではないため、その時は、主治医の先生の説明をよく聞いてください。

30)外傷を契機とする変形性膝関節症

66歳女性、身長149cm、体重62kg。 昨年9月に階段を踏み外した拍子に右膝を痛めました。 整形外科へ行き、レントゲンの結果「骨には異常なし、水も溜まっていない」との診断で 注射と痛み止めの薬、シップ薬で様子を見ました。 当時は痛みがひどく、歩くこともままならないほどでした。 20日間ほどは痛みがひどく、生活に支障がでるほどでした。 その後もスッキリ治らず、リハビリ専門の整骨医院にも通いましたが、 期待したような効果は現れませんでした。 現在の症状は、立ったり、座わったりするときには特に痛みがあります。 近所への買い物くらいはいいのですが、あまり歩くと痛みがひどくなります。 また、膝の部分を中心に腫れてしまいます。 右足をかばっていたため、左膝の痛みもひどくなっています。 湿布薬の貼付、お灸、湯船での曲げ伸ばしのリハビリ、 一時はホルモン注射も受けたりといろいろな治療を試みていますが、 この痛みが取れず、悩んでいます。 お医者様は「老化現象」とおしゃっています。 なんとか、この痛みを取るよい方法はないでしょうか?

[Answer]

「老化現象」ということであれば、変形性膝関節症です。関節の軟骨が磨り減って、余分な骨の出っ張りがでてくる疾患です。自然に痛みがでてくる人もあれば、中村さんのように、外傷がきっかけででてくる人もあります。変形性膝関節症の治療は、手術以外には、薬物療法、関節内注射、装具療法、リハビリなどです。が、必ず良くなるというわけではないです。(何しろ、関節の老化現象ですから)よくよく痛いのであれば、手術をすればかなり良くなります。手術としては、簡単なものとしては、関節鏡による手術(いわゆる関節の掃除をしますが、確実性に乏しいです。)痛みを取るのに確実な手術としては、人工膝関節の手術があります。この手術は、確実に痛みが取れます。強い痛みが続くようであれば、主治医の先生に相談されたらいかがでしょうか。

29)前十字靱帯と半月板の損傷

40歳、女性。バレーボールの競技中、ジャンプし着地時に 前十字靭帯と半月板を損傷し、現在手術(内視鏡手術とのことですが、内容はよく確認してません。)待ちの状態です。 まだ2週間位自宅で待機し、膝が90度位曲がるようリハビリするように との指示がありました。 その間、リハビリ時以外はサポーター等で、膝を固定しておくべきでしょうか? 家の中では、サポーター無しでも足を引きながらですが歩けます。 現在は腫れはほとんどなく、膝も90度位は曲げられます。 痛みは、曲げる時と足のつき方が悪い時以外は余りありません。

[Answer]

サポーターの件ですが、病院のものでしたら、しておいた方がよいでしょう。靱帯損傷がある場合、たとえ手術を受けるとしても、急性期は、不安定性を制動するのが原則です。 気になったことですが、手術の内容をよくご存知ではないようですね。内視鏡での手術には違いないでしょうが、半月板の処置だけするのか、靱帯の手術もするのかで、かなり手術時間も、その後のリハビリ期間も違ってきます。また、前十字靱帯損傷の手術は、単純に切れた靱帯を縫合するのではなく、新しく靱帯を再建する手術が主流ですから、健常な腱を一部利用することになります。そして、その後は、しばらく装具をつけるのが普通です。ですから、病院によっては、半月板だけの手術をして、前十字靱帯は保存的に経過を見て、よくよく不安定性による症状で困る場合に靱帯の再建術をするところもあります。 是非、手術前には、主治医の先生の説明をよく聞いて、納得した上で、手術を受けて下さい。

28)ベーチェット病?

46才、女性。ベーチェット病の疑いがあると言われ12年が経ちました。 一週間前から叉膝が腫れて、片方の足の2倍くらいの膝になっています。 病院に行くとステロイドの薬をくれますが、副作用が嫌なので今は自宅で 痛みに耐えています。シップをしているのですが、冷やしていいんでしょうか? ま た、病院に行って、ステロイド以外の薬はあるんでしょうか? 対処法を教えてください。以前は整形外科に通院していましたが、病院に 行くとしたら何科に行けばよいでしょうか?

[Answer]

12年間、疑い病名なのでしょうか?ベーチェット病は全身の疾患ですから、少なくとも、内科、皮膚科、眼科、整形外科、のある総合病院で診てもらうのがベターです。メールでは、関節の症状が主なようですから、とりあえずは総合病院の整形外科にかかられたらよいでしょう。そして、その他の各科の診察も必要でしょう。はっきりした診断がつけば、ステロイド以外に使われる薬は色々ありますから、”自宅で 痛みに耐えて”いるのではなく、明日にでも総合病院にかかった方がよいでしょう。ベーチェット病の診断がつけば、主には、内科でフォローしてもらうのがよいと思います。

27)ロードランナーの膝痛

42歳 男性。多少、О脚です。27歳の時、左膝半月板損傷で、手術。(傷めた時、左膝内側に痛み) その後、2年ほどで普通に運動できるようになった。その後あまり運動をしなくなったが、禁煙をきっかけに、 ランニングを始めて2年になります。トレーニングで 毎日、6`から8`、アスファルトの道路を走っています。年間で、2500`程になると思います。ところが、1週間ほど前から、左膝の外側が、走ると痛みだし、スピードが出ません。まもなく10キロロードレースを控え ていますが、不安でたまりません。昔の古傷とは痛む場所が違います。もう一つ気になることは、屈伸運動をすると、左膝から「グジュグジュ」 という、世にも奇妙ないやな音がします。最初は、どこから音が出ているのかと 我が耳を疑う程で、割と大きな音がします。日常生活では、特に痛みはありません。ただし、違和感はあります。 階段の上り下りは痛くありません。走ると痛いです。そして、力が入らないので す。 健康のために始めたものの、生きがいとなった今、走れなくなってしまうのは とても残念で、何とか治し死ぬまで走りたいです。

[Answer]

半月板損傷があるか、又は、変形性膝関節症ではないでしょうか。以前の半月板手術は内側とのことで、O脚にもかかわらず今回の痛みが外側ですから、外側半月板の損傷が疑われます。一度、近くの整形外科を受診され検査を受けることをお勧めします。骨の変形がさほどでなく半月板損傷があれば、手術を受けた方がよいでしょう。半月板損傷が無く、骨の変形(変形性膝関節症)が強く痛みがでているのであれば、それなりの治療が必要となってきます。また、変形性膝関節症ということであれば、長距離のランニングは控えた方がよいでしょう。

26)膝がはずれる!

高校1年、女子。あたしの場合は正座とかしてて立ち上がろうとしたら関節がはずれみたいになるんです。右膝ばっかりなんですけど、はずれたときは超痛くて立てませんね。いつもはお母さんかお父さんに手伝ってもらって足を伸ばしたらゴキッっっていってもどります。その後は少し痛いんですけど、次の日くらいは痛みもなくなってます。原因は解りませんが、中学校の時はテニスをしてました。

[Answer]

主に2つの膝の疾患が疑われます。膝蓋骨脱臼か、半月板損傷です。 膝蓋骨と言うのはお皿の骨のことです。生まれつきお皿の骨と太腿の骨の適合性が良くないと、皿の骨が脱臼しやすいのです。脱臼がもどってしまえば痛みは楽になりますが、骨折を伴ったり、筋が切れたまま伸びてしまうため、その後も脱臼をよく繰り返すことがあります。関節が外れたとき、お皿の位置が外側にあれば、この疾患です。 半月板というのは、膝関節の中の軟骨のようなもので、内側と外側に1つずつあります。これが損傷を受けると、関節の間に引っかかり、関節がはずれたようになります。また、損傷を受けていなくても、生まれつき半月板の形が円形の場合も、同じようなことが起きることがあります。 どちらにしても、1度、近くの整形外科にかかった方がよいと思います。

25)膝のストレッチで骨にヒビ?

先週、ダンスの前のストレッチのときに、左膝(お皿の部分)に痛みが走りました。 それから、その部分を伸ばしたり、自転車にのったりすると痛みます。 ストレッチは座って左ひざを曲げ、右足は前に伸ばしたまま、状態を後ろに倒して左 太ももの筋肉を伸ばすものでした。 こういった場合は骨にヒビが入っている事が多いのでしょうか。

[Answer]

”座って左ひざを曲げ、右足は前に伸ばしたまま、状態を後ろに倒して左太ももの筋肉を伸ばす”ストレッチでは、まず骨にヒビが入るようなことはないでしょう。おそらく、皿の骨に付着する筋肉や腱の痛みだと思います。だんだん軽快していくのではないでしょうか。

24)小児の円板状半月板損傷

8歳の娘のことです。4ヶ月前ごろ左ひざがはれ歩けないほど痛がりました。前の日にローラーブレードを何時間もして遊んでいたせいと思い様子を見ました。10日ほどして直ってきたというので医者に行かずに過ごしました。少し腫れは残っていたように思います。それが、最近1か月ほど前からまた痛がるようになり、左ひざがはれているので整形外科に連れて行きました。MRIをとってもらうと、左ひざ半月板の外側に傷がついていて、その周りが炎症を起こしているとのことでした。人よりその部分の半月板が大きく傷がつきやすかったそうです。半月板の傷は治らないのでこういう事を繰り返すようでは、手術をしてとってしまったほうがよいといわれました。よく半月板の手術をしてリハビリが大変で後も痛いといった話も聞きますし、まだ小さく成長期の子供がひざの手術をして大丈夫なのかとても心配です。はげしいスポーツは出来なくなるのではないでしょうか?大変活発な子で、よく動き外遊びが大好きで、将来は必ずスポーツをやりたがるような子供です。やりたいことがひざの為に出来なくなるのではと思うと、かわいそうでなりません。今は大分いたみもとれ、強くひざを押すと痛いと言いますが、普通に走ったりしても痛くないようです。やはり、手術を受けたほうがいいのでしょうか?とても悩んでいます。

[Answer]

円板状半月の損傷ですね。今回が、初めての痛みで、とりあえず症状は軽快してきているようですから、しばらく様子を見られて、2回目が起こらなければ経過観察でよいでしょう。2回目が起こるようであれば、おそらく症状を繰り返しますから、手術を受けた方がよいと思います。以前は、関節をかなり切開して半月板を切除していたため、術後のリハビリは大変でしたが、最近は、内視鏡を使って手術を行うのが普通ですから、傷も小さく、術後の痛みもリハビリも楽になっています。手術を行っても、スポーツは十分できると思います。ご安心下さい。

23)小学生の皿の痛み

12歳、男。膝のお皿の部分が痛いのですが。膝のお皿のどの部分が痛いかというと、お皿の部分の半分から下の所です。 両膝とも少しお皿の部分が腫れています。 6年生になってからバスケットをし始めてから痛くなりました。 膝をたてたり、膝を押したりすると痛いです。

お皿の下半分の痛みですが、バスケットが関係している痛みだと思います。皿の骨の下には靱帯が付いていて、膝の関節の下の骨(脛骨といいます)と結ばれています。その靱帯の働きは、太ももの筋肉の力を伝達することで、膝を伸ばすことです。従って、特にジャンプをよくするスポーツをする人には、大きな負荷がかかります。成長途上の小中学生では、靱帯の先に負荷がかかりすぎると炎症が起こり腫れて痛むことがあります。おそらくおたずねの症状はそれだと思います。 治療としては、スポーツをひかえることが一番ですが、それが無理なら、スポーツの最中だけサポーターをして、普段は、湿布等で治療をすることでしょう。たいていは、もう少し大きくなれば(高校生くらい)自然に治っていきます。

22)靱帯付着部骨折

41歳、女性。 スキーの転倒で、大腿骨膝側面が骨折しました。 靭帯が付いたまま骨折してるということなのですが(通常大人の場合は、靭帯が付いたまま骨折せず、この様に骨折するのは子供の場合が多いとのこと)スキーなどのスポーツをするなら手術をした方がいいし、普通の生活、水泳等であればこのまま固定してしまうので、どちらかを選択するようにとのことなのですが、私自身靭帯及び骨折の仕組みが分からず、いまいち状況を把握してない状況です。 その辺のことを詳しく教えていただきたいのですが。

[Answer]

膝の側面は、内側、外側とも靱帯があります。それによって、膝の側方の安定性が保たれています。従って、靱帯が切れると側方の不安定性が生じます。お尋ねの靱帯が付いたまま骨折というのは、おそらく内側の大腿骨側でしょうか?これは、膝が、外反を強いられることにより、靱帯に過緊張が加わり、靱帯に引っ張られて骨折が起こるものです。この場合、手術的に骨片を元の場所に戻して、固定すれば、ほとんど障害は残りません。手術しないで、骨をつけた場合、骨のずれ具合にもよりますが、少し靱帯がゆるんだ状態になるため、不安定性が残ることになります。主治医の先生の説明からすると、それ程骨のずれはひどくないようですから、”スキーなどのスポーツをするなら手術をした方がいいし、普通の生活、水泳等であればこのまま固定”ということだと思います。 簡単な手術ですし、40代という年齢なら、手術をした方がよいのではないでしょうか。

21)変形性膝関節症

祖母に変形性膝関節症について尋ねられ 説明してあげる約束をしたので この病気の初期症状や、なぜ痛くなるのか、といったことを教えてください。

[Answer]

変形性膝関節症の初期症状は、歩き始めの痛みや、立ち上がるときの痛みなど、膝関節の動きのはじめに起こる痛みです。 なぜ痛くなるかは、たいていは、加齢のため、膝関節の軟骨がすり減ってきて、関節に炎症が起こることによります。O脚で、肥満気味の人に起こりやすいです。

20)膝の瘤

膝にできた瘤の事で悩んでいます。 膝の関節の正面に1センチほどの隆起があり、その下にしこりが3センチほどあります。今は痛みはありませんが、無理に圧迫するとにきびのような痛がゆい感じがします。これはガングリオンですか?それとも粉瘤はこんな所にもできるのですか?放っておいてもいいものやら困っています。

[Answer]

ガングリオンか粉瘤か、メールだけでは難しいですが、部位的にはガングリオンの方が多いでしょう。いずれにしても、それ程大きくなく、痛みもなければ、様子観察でいいと思います。でも、気になるようでしたら、一度近くの病院へ行くことでしょう。あまり力になれず申し訳ないです。

19)内側半月板損傷

ダンスをしていて膝が痛くなり、しばらく踊らずにいた ら 痛みはひいていったので、また踊り始めたら2.3日膝の内側にひびくような痛み を 感じ、ジャンプしたり階段を降りたりするとき少し痛みを感じる。と言うことを、 ここ3か月程 繰り返していました。 先日、整形外科へいったところ「内側半月板と前十時靭帯損傷の疑いがある」との 事 で、MRIをとりました。 主治医の先生は画像をみて「内側半月板の軽い損傷だね。結論から言うと手術して 、部分的 に切除して入院は1週間だよ」との事をいわれました。 私は、それ以来恐くて、ダンスやジャンプしたり走ったりしていないので、普段歩 くだけならたまに痛い時もありますが、それ程痛くないので手術の必要があるのか 疑問です。 (このまま直るのではないかとか思ってしまいますし。でもダンスは思いっきり踊 りたいです。) それからMRIの画像で、本当に半月板の損傷具合がわかるものなのでしょうか?

[Answer]

MRIの画像で、半月板の損傷具合は、かなりわかります。 半月板損傷を受けた場合、うまくすれば(損傷の部位や程度によります)自然に修復される場合もありますが、受傷後3ヶ月以上を経てのMRIで指摘されるだけの所見があるのでしたら、自然修復は難しいでしょう。 ただ、半月板損傷があれば必ず痛みがあるかというと、そうとも言えず、またスポーツができるようになったりすることも事実です。受傷後、ある程度すると、日常生活ではそれ程痛みはなく、ハードなスポーツをすると、痛みがぶり返すというくらいになることが多いですね。 手術する目安としては、やはり痛みの程度でしょうが、今後も”ダンスは思いっきり踊りたい”ということであれば、手術をした方がよいと思います。最近は、内視鏡下での手術がほとんどですから、傷跡も気にならない程度ですし、検査を受けた病院の先生が言われるように、入院も1週間程度ですみます。あまり繰り返すようなら考えてみてください。

18)膝の裏の腫れ

右膝後ろが(左と比べた場合)腫れて、痛みはたまにあります。 膝後ろに水が溜まるということがあるのでしょうか。

[Answer]

膝の後ろに水が溜まるということはあります。多いのは、ベーカー嚢腫と言われるもので、関節の袋が後ろに伸びてきて、その中に水が溜まることにより起こります。腫れて、突っ張る感じがありますが、それ程痛くはないのが普通です。かなり溜まってくると、注射器で水を抜きますが、又溜まってきます。それ程支障がなければ経過観察ですが、症状が強くなれば、手術的にその袋を摘出することもあります。

17)半月板損傷?

スポーツインストラクターをしています。自分自身では女子サッカーをしていて年がら年中 身体を動かしています。最近(4ヶ月ほど前あたりから)左膝に傷みを感じました。 接骨院にも以前通い多分半月板が損傷しているので運動により炎症が起きるのだろうということでしたが 一時期良くなってきたように思われたのですがここ何日か歩くのも傷みが出てきて大変です。 膝は暖める様にすれば良いのか冷やした方が良いのかわかりません。 良きアドバイスがあれば教えて下さい。

[Answer]

通常は暖めた方がよいですが、一度、確かに半月板の損傷があるのか、検査を受けて確かめた方がよいと思います。最近はMRI検査で非侵襲的に検査を受けられますから、近くの病院を受診されたらどうでしょうか。そして、そこそこの半月板損傷があるのであれば、手術を受けた方がよいと思います。これも最近は、内視鏡下でほとんど切らずにできますから、術後のスポーツへの復帰も早いです。半月板損傷があるままスポーツを続けていると、関節軟骨を傷つけ、元に戻らないような変性を起こしてしまいますから、そのままにしておくのはよくありません。

16)タナ切除後の膝の痛み

41歳、男性。昨年の12月頃から右膝が痛みだし、正座が出来なくなりました。 スキーをすると水が溜まり、50ccくらい抜きました。 MRIで調べても半月板に傷が見つからず、8ヶ月前、内視鏡を入れて 調べたら、タナ障害ではということで切除しました。 半月板もささくれ立っているということでしたが、亀裂や 欠けたところは見つかりませんでした。 その後、1ヶ月くらい休養をして運動を再開しましたが 全く改善されていません。 再度MRIを撮っても外見上は変化がありませんでした。 いまだに水が溜まり、最近は引っ掛かりを感じるようになり 時々ロックする感じです。もちろん全力で走れません。軽く走っても 100から200mが限度です。担当の先生いわく、「段々慣らしていけば直るはずです」とのこと。 その後現在までじっと我慢してますが、ゴルフをした次の日には 階段を上り下りするのも大変なくらい痛むことがあります。 やはり半月板が悪いのでしょうか?オリンピック級の選手でも半月板の怪我等で手術をして 現役に復帰したりしてますが、私の場合はどんな具合でしょうか?

[Answer]

棚の手術後8ヶ月で症状がほとんどとれないのは、少し遅いような気がしますが、他にさしたる異常がなければ、「段々慣らしていけば直るはず」というのも頷けます。半月板障害などで手術後スポーツへの復帰に1年ほど要することもありますから。もうしばらく様子をみてよくなる傾向がなければ、やはりもう1度関節鏡をして関節内を検査してみる必要があるでしょう。 ”オリンピック級の選手でも半月板の怪我等で手術をして現役に復帰したりしてます”と言われるように、確かによくなるのが普通ですが、41才という年齢とかなりのスポーツ歴のようですので、関節軟骨の変性が既に進んでいる場合、半月板等の処置をしても思うようにスポーツに復帰できないこともあるのではないでしょうか?

15)前十字靱帯損傷

2年前の6月、ラグビーの試合中、右膝の前十字靭帯と外側側副靭帯を断裂してしまい、他の腱を生かした再健縫合手術を行いました。 昨年秋から再びラグビーに復帰してきましたが、今年の6月頃から、再び右膝に運動後に腫れが生じるようになり、日常の歩行の際にも膝のぐらつきを感じるようになってきました。さらに膝の内側にも痛みが生じるようになり、恐らく半月板にも何らかの損傷があると思っています。そこで、手術を受けた病院で診察してもらったのですが、前十字靭帯には損傷の症状がみられず、半月板の損傷のみであるという診断をいただきました。しかし、念のため他の整形にも診てもらいましたが、いずれの診断も、前十字靭帯は全く機能を果たしていないため、もう一度縫合再健手術を施さなければいけないという結果をいただきました。半月板の損傷も前十字靭帯の損傷からきているもので、そのため半月板にも負担がかかり影響を及ぼされているということらしいのです。これからの長い人生(現在29歳)はもちろんのこと、スポーツを行っていくことを考えれば、やはりもう一度靭帯の手術もやり直した方がよいでしょうか?また、医師によって診断の違いがあるのはどうしてでしょうか?どちらを信用すればよいでしょうか?

[Answer]

前十字靱帯は切れてはないが、いわゆる伸びた状態で本来の機能を果たしていないということではないでしょうか?ですから、どちらの先生も同じ診断で、説明のニュアンスが違うだけだと思います。そして、不安定性があるため半月板損傷が起こったということだと思います。とりあえず、半月板の処置で痛みと腫れはとれるのではないでしょうか。前十字靱帯の再再建については・・・難しい判断ですね。やはり手術を受ける病院の先生とよく相談されて、決定してください。

14)骨嚢腫?

24才、サッカーのスポーツマンです。 昨年10月、今年2月、8月に右膝に激痛が起こり約2週間位続きます。総合病院にてCT、MR診断の結果、半月板 損傷及び、骨のう胞と診断をうけました。説明によると膝の後ろ側 大腿骨の下部で直経約1cm位で靱帯の接続点に近い大変複雑な場所です。 見た感じでは80%良性の腫瘍だろうとの事ですが、手術がむずかしい場所と 担当医師から言われています。初めてのケースで方法について時間が欲しいと 言われており不安です。現在は痛みがないようです。 相談は、骨のう胞とはどのような病気なのでしょうか?手術の方法、後遺症の心配、再発は?入院期間の目安はどのくらいでしょうか。この病気になった原因は、10才からサッカーをやっていたことも要因ですか ?

[Answer]

骨のう胞=骨嚢腫でしょうか?骨嚢腫は骨内に空洞ができる病変です。空洞内には貯留液があります。良性腫瘍ですが、時に骨折の原因となります。通常は子供に多く見られます。 手術は通常、空洞の内壁を取り除いて、新しく骨を移植します。後遺症は通常残りませんが、できている場所によります。長堀様のような部位ですと慎重な手術計画が必要と思われます。再発は手術すれば少ないです。(パーセンテージはデータの持ち合わせがないため言えませんが)入院期間は、半月板の処置、手術方法、リハビリの期間も含めるか否かによって変わりますが、早く退院しようと思えば1週間程度でいけると思います。ただ、スポーツへの復帰は、半月板の損傷がありますから、最低3ヶ月はかかるのではないでしょうか?10才からのサッカーは関係ないと思います。

13)20代女性の膝痛

左足の膝の裏に痛みがあります。 今年の3月くらいから感じ始め、夏は感じなかったのですが、 最近は気温が下がってきたのでまた感じるようになってきました。 この頃は、歩くたびに少し痛みを感じるようになりました。 片足だけなので、以前怪我か何かした後遺症かとも思いましたが、 思い当たることがありません。 今は27歳ですが、このまま年をとっていくうちに歩けなくなるのでは? と不安です。 寝ている時や、自転車に乗っているとき、椅子に座っているときは平気ですが、正座をすると、痛みを感じます。腫れや、運動制限は ありません。運動歴は ありません。

[Answer]

20代の方の膝の痛みで一番考えられるのは、半月板障害ではないかと思います。半月板というのは膝の関節内の軟骨のようなもので、内外1個づつあります。ですから、半月板障害の場合、通常は膝の内側か外側の痛みが起こるのですが、後ろの方に病変があると裏側が痛むこともあります。外傷歴も運動歴もないとのことですから、ひょっとすると生まれつきの形体異常があるのかもしれません。半月板といってもその形は三日月状なのですが、それが生まれつき半月状又は円盤状になっていると、さしたる外傷がなくても痛みがでやすいし、傷つきやすいのです。 一度、MRI という検査を受けれる(総合病院がいいんじゃないでしょうか)整形外科にかかられたらよいと思います。寝てるだけの検査で、半月板以外の病変がある場合もよくわかります。それで、何か病変が見つかったら、主治医の先生とよく相談して、その後の治療を受けられたらよいと思います。

12)変形性膝関節症?

35歳女性。 現在ひざの痛みで変形性膝関節症と診断されております。 毎日軽いひざの筋肉をつける運動とたまにウォーキングなどをしているので 仕事で立ちっぱなしが続いたときに少し痛むくらいで病院にも通ってはいません。 それが、ここ2週間くらいの間ねていて右膝の痛みで目が覚める事が数回あるのです。 たぶん寝返りをうつときだとおもうのですが、膝がすこしたった状態で目が覚め、 痛みが強いので右にも左にも足を倒す事がつらいのです。 ふくらはぎをつった時のような痛みです。 いったんなんとか倒せればあとは平気なのです。

[Answer]

現在の症状は、一時的に変形性膝関節症による炎症が強くなっているか、又は半月板の障害があるかだと思います。2−3日鎮痛剤を飲んで治ってしまえばよいですが、続くようなら、また整形外科を受診して変形性膝関節症の進行具合と、一度半月板の検査を受けたらどうでしょうか。”膝がすこしたった状態で目が覚め、 痛みが強いので右にも左にも足を倒す事がつらいのです。ふくらはぎをつった時のような痛みです。いったんなんとか倒せればあとは平気なのです”という文面からすると、何かが(多いのは、半月板)引っかかっているような感じがしますから。

11)外傷後の膝痛

40才女性。 3年程前、バスから降りる時に足を引っ掛け、バタンと前に落ちてしまいました。 その際、両膝を強く打ち付けましたが、整形外科の指示でシップをする内に腫れはひ きました。 その後、日中の普通の動作は支障がないのですが、 朝起きたときに最初に椅子に座る際、 正座をふくめ、下に長時間座っていたとき、 飛行機などで長時間足を曲げていたとき、 両膝がとても痛く、どこかにつかまってゆっくりとしか動かせません。 特に、飛行機で座っているときは、1時間以上は痛くて、じっとして居られなくなり ます。せまいところで少しでも伸ばそうと苦労します。 子供のときにリウマチ熱にかかった経歴もあり、リウマチでは?と考えることもしば しば。 怪我をした際にかかった整形外科の先生は、膝を強くぶつけたのだからそのくらいの 後遺症は仕方がないと言います。 このまま、ほうっておくしかないのでしょうか?

[Answer]

リウマチではなさそうですね。やはり、3年前のけがで関節の軟骨を傷めたのでしょ うか?整形外科にかかってみえるわけですから、湿布だけということは骨や靱帯には 異常なかったのだと思います。軟骨の損傷は、最初、レントゲンではわからず、ある 程度修復されるため一旦良くなったように見えます。しかし、完全に修復されるわけ ではないため、年が経つにつれ徐々に軟骨が変性を起こしてきて、痛み等の症状が強 くなってくることがあります。おそらく、このような状態ではないかと思います。 自分で心がけることは、正座や階段昇降を長く続けないこと、冷やさないことと、太 腿の筋力をつけることです。太腿の筋力をつけるには、腰掛けていたり寝ていると き、努めて膝を伸ばす訓練をしたり、可能なら水泳をすることです。それと、いつも と違った症状がでれば、近くの整形外科を受診することです。

10)五十代女性の膝痛

私の母(50代)なのですが、膝の後ろが痛むと言っています。何年か前から時々痛くなるそうです。階段の上り下りがすこし辛いそうです。病院に行ったほうがよいのでしょうか。 腫れなどはなく、動きも制限されていませんが、O脚です。30分以上椅子に座った状態から歩き始めると、非常に痛むそうです。筋が痛い感じがするそうです。

[Answer]

変形性膝関節症か鵞足腱炎でしょうか?変形性膝関節症は加齢による変性疾患で、関節軟骨がすり減って炎症による痛みがでるものです。O脚で、太った人がなりやすいです。これの初期の段階が、お母様の症状とよく似ています。鵞足腱炎は、膝の内裏側の筋腱の炎症です。何年も前からとのことですから、変形性膝関節症の方が考えやすいです。一度、近くの整形外科を受診され、診断を受けた方がよいと思います。変形性膝関節症として、治療は色々ですが、心得ることは、冷やさないこと、正座を長くしないこと、階段・坂道の昇降を控えること、膝を伸ばす体操を続けることです。

9)後十字靱帯断裂手術後の痛み

1年9ヶ月前に交通事故に遭い、右膝の後十字靱帯を断裂しました。 当初は、装具装着による安静、リハビリで改善するとのことで 2ヶ月で退院しました。 その後2ヶ月に一度診察を受けましたが、右膝の痛みと 不安定さが改善されず、関節鏡の検査を受けました。 結果は軟骨が軟化しており変形性関節症に進行することが考えられるとのことで 8ヶ月前に右膝前部の靱帯を移植する靱帯再建の手術を受けました。 現在は1ヶ月に一度診察を受けていますが、自覚症状としては 術前よりも痛みが増しており、以前はできていた正座ができません。 不安定さは以前と同程度です。担当医は不安定さは改善していると言われます が... 痛み等も筋力が回復すれば改善すると言われますが、 私自身の感覚では筋力の問題では無いように思います。 確かに右足に力を入れれば、不安定さも痛みも改善するのですが、 その状態ではふつうに歩くことは不可能で、これらの症状はむしろ力が入っていない 時の方が強いのです。 今度の診察の際、もう一度関節鏡の検査をお願いしてみるつもりですが、 私の場合、再手術による症状の改善は望めるのでしょうか?

[Answer]

手術後8ヶ月ですから、今のところはリハビリに専念して様子を見る時期でしょう。主 治医の先生が言われるように筋力強化、特に大腿4頭筋(太ももの前面の筋肉)の筋 力をつけることです。「右足に力を入れれば、不安定さも痛みも改善する」とい うことですから、意識的に力を入れなくても膝が安定するレベルまで筋力強化をすれ ば、症状は軽快すると思われます。拘縮(関節の堅さ)のある場 合、やはりしばらくの期間は痛みが残りますが、たとえ、拘縮が残っても、通常は時 間とともに痛みは軽快するのが普通です。ですから、手術後少なくとも1年間は筋力 強化に専念してみて下さい。再手術は、最低1年経ってから考えればよいと思いま す。

8)膝の痛みを伴う隆起

38歳の男性。 10年ほど前から左足の膝のお皿の上、外側の部分(大腿筋が膝にくっついている部分)が外に飛び出してきている状態で、年々ひどくなってきまし た。以前はそれほど問題なかったのですが、最近日常生活にも支障が出始め、何 とかしなければという状況です。 飛び出している部分は肉のような柔らかいものです。膝の運動がほとんどない状態だと、だんだん飛び出してきて、ゆっくり押し込んでしまえば、ほぼ平らになり、あ まり苦痛を感じずに膝を動かせます。ゆっくり押しこんだりすれば痛みは軽くなります。つまり 膝のお皿のふちの部分と大腿筋に飛び出している部分が挟まれるようになると激 しく痛むという感じです。運動する時はサポーターをしたりテーピン グをして抑えていました。 飛び出している部分は普通に触っても痛い状態です。 かかりつけの医者によれば筋膜の断裂ではないかという事ですが正確には専門医 にかかってくれとのことでした。 アドバイスお願い致します。

[Answer]

かかりつけの先生が言われるように、筋膜の断裂による筋肉ヘルニアと思われます。 痛みがあれば、手術をした方がよいと考えます。手術は断裂した筋膜を縫合するか パッチを当てることになると思います。簡単な手術ですので、近 くの整形外科でしていただいたらどうでしょうか?

7)半月板損傷の治療

先日、MRIを受けてきました 結果は半月板損傷と言われました 手術のタイミング(歩行時痛みを感じる)と費用がどのくらいかかるのか? 入院するのか? 以上、教えて頂けたら幸いです

[Answer]

手術のタイミングですが、歩行時痛が続いているのであれば早いほうがよいと思いま す。とは言っても緊急を要するほどではありません。ただ、半月板損傷を長く放置し ていると、関節軟骨まで傷めてしまうことになります(関節軟骨の変性が進むと、半 月板の手術をしても症状がとれないことがあります)。 費用は、当方、公立病院医師のため、その辺のことは疎いので、はっきりしたことは 言えませんが、ご自分の保険でしょうから、立派な個室にでも入らない限り、大した 額にはならないと思います。 手術となれば、一般的には入院が必要です。半月板切除であれば、手術翌日には歩け ますから、短期間の入院ですみます。半月板縫合になると、手術後、大腿から足まで のギプスを1ヶ月要しますから、切除術に比べて長くなります。 そうそう、術式の違いで、費用やスポーツへの復帰が違ってきます。術式は、半月板 の損傷がどの部位にあるかで違ってきますので、主治医にお尋ね下さい。

6)反張膝

左だけ反張膝です。 正座をするとめちゃめちゃ痛い! ここが痛いぞと言うポイントがあります。 治療法はありますか? 子供のころに交通事故にあったせいではないかと思います。

[Answer]

痛みを伴う反張膝ですので、治療が必要でしょう。子供の頃に交通事故での受傷という既往がありますから、おそらく、膝周囲の骨の成長のバランスが崩れて起こってきたものと考えます。治療としては、装具療法と手術療法がありますが、今となっては手術が一般的でしょう。手術は、一般的には、膝の下の脛骨という骨の上端を一旦切り、適度に屈曲させて骨をつけるようにします。一度、近くの整形外科へ行かれて相談してみてください。

5)高齢者の半月板損傷

70歳、女性。6年前から膝の痛みあり。つい1ヶ月前,MRI撮影後,「半月板が磨り減って,とび出ていて神経に触れているの で,邪魔な部分を切る手術をしましょう。楽になりますよ。」と言われ内視鏡による 手術をしました。  しかし,手術後に良くなるどころか,常に神経に触るような痛みを感じるようにな り、階段の昇降も以前より困難になったため,手術がうまくいかなかったのではない かと不安を抱いています。歩くことが苦痛でできない状態の場合,杖をついて生活 範囲を狭めるべきなのか,それともペインクリニックや今の整形でもっと強い痛み止 めをだしてもらい痛みを抑えることも可能なのか教えてください。それからリハビリは,患肢におもりをつけて曲げ伸ばしするなど大腿筋の筋力アッ プをするものでよいのでしょうか。それともどんどん歩くなど普通の生活を積極的に する程度でもかまわないのでしょうか。長年続く痛みの疼 痛コントロールに関して一番聞きたいので,ご回答よろしくお願いします。現在は内服薬を処方していただいています。

[Answer]

高齢者の半月板損傷の場合、変形性膝関節症(不可逆的な関節軟骨の変性と骨の変形)を合併していることが多いため、半月板のみの処置を行っても症状が残ることがあります。70才とのことですので、このような可能性が高いと思われます。リハビリはご記入の通り大腿四頭筋の訓練(特に膝を自力で伸ばしきる体操)でよいのですが、歩きすぎはよくありません。手術後1ヶ月ですので、今後まだ症状が改善されてくる可能性は十分ありますが、半年ほど様子を見て、症状の改善が見られなければ、人工膝関節手術を受けてみてはどうかと思います。膝の曲がりは少し悪くなりますが、痛みはほとんど取れることが多いため、お勧めです。長年の痛みが嘘のようになくなりますので、考えられてはどうでしょうか?疼痛コントロールの件ですが、とりあえず、現在服用の薬以外に鎮痛剤の座薬を処方して頂いたらどうでしょうか。座薬は内服薬に比べ、副作用も少ないし、よく効きます。又、杖や歩行器を使用するのも良いと思います。それで半年ほど様子を見てもかなりの痛みがあるのであれば、やはり人工膝関節でしょう。

4)スポーツによる半月板損傷

3年前日本拳法の練習中に右膝をいため、内側半月版の摘出手術を受けました。その 後いつののまにか膝がピンと伸びなくなり、無理に伸ばそうとしても痛いだけで伸び ません。再度手術が必要でしょうか。 又、左内側もMRI写真を見るとかなり損傷しています。 将来的に、全部摘出しなければならなくなった場合、スポーツは出来なくなるので しょうか。

[Answer]

右膝内側半月板手術後3年で膝が伸びきらなくなったとのことですが、最近 MRI 等の検査は受けているのでしょうか?検査で半月板の再断裂があり、それが膝の伸びない原因の可能性が高い場合、再手術の適応になると思います。検査で明らかな断裂がない場合は、変形性膝関節症(膝の不可逆的な変性・変形)によることが多いため、手術をしても症状のとれないことがあります。主治医とよく相談の上、決めて下さい。 左の半月板は症状次第と思います。 半月板の全摘出手術後、スポーツができなくなることはないですが、将来的に先に述べた変形性膝関節症に移行していき易いため、ハードなスポーツは控えめにした方がよいと思います。

3)スキーによる膝の骨折

35歳女性、スキーをしていて転倒。右頚骨高原骨折(8ミリの陥没 と骨折線)で膝関節鏡+骨接合術+骨移植術(右腸骨より)を受 ける。術後、長下肢ギプス4週固定。その後、リハビリ(可動域訓練及び筋力トレーニン グ)。術後8週にて20kg荷重開始。術後10週にて全荷重開始。現在術後3ヶ月ですが、まだ、可動域の低下(−15度〜115度前後)と、 右側幅靭帯付近の腱の痛みに悩まされています。今後、授動術の効果、リハビリによって可動域が増える見込みがあるかどうか、痛 みは軽減されるのか、 固まっていると言われる腱(または筋?)を、手術などの方法により、治すことはで きないのか? について、ご意見、アドバイスをいただけたらと思います。

[Answer]

スキーでの受傷ということは、外側の脛骨高原骨折でしょうか?ということになれ ば、内側側副靱帯の損傷もあったのでしょうか?手術後4週ギプス、8週で部分荷 重、というのは平均的な治療経過と思われます。術後3ヶ月で可動域が−15度〜115 度前後で、荷重時痛みを伴うというのは、少し長引いている感じがしますが、まだま だ、リハビリで改善するのではないでしょうか?もう3ヶ月ほどリハビリを頑張れ ば、−5度〜130度前後で痛みも軽減するのではないでしょうか?授動術の件、確かに 主治医が言われるように、主には屈曲制限をとる目的で行われるのが普通で、伸展制 限を解除するのはやや困難ですし、術後痛みに負けてリハビリが思うようにできない と、元の木阿弥になってしまうこともあります。 局所の所見や、検査所見を見ていないので、確かなことは言えませんが、私の独断で 言わせていただけば、もう3ヶ月、みっちりリハビリに通って、自宅でも頑張ってみ られたらどうかと考えます。授動術は主治医の判断次第と思います。

2)膝の裏の腫れ

4歳の男の子ですが、右足のひざのうらがぽっこり丸く腫れているのを発見!痛みは無いとの事で、翌日幼稚園へ行ってから病院に行き、ガングリオンの可能性がありますが、万が一悪性だといけないのでMRIをとりましょうと言われ、予約し たのですが、何せ4歳になったばかりでじっとしているのが出来るかどうか・・・。仮にガングリオンでも手術が必要な場合もあるとか,一生付き合って行くことにな るとか言われ、よく分からなくて親としては不安です。よろしければガングリオンにつ いて教えて下さい。

[Answer]

ガングリオンというのは、一般的 には、関節の袋の特殊な細胞からゼリー状の粘液様物質が分泌され、腫瘤状になるも のをいいます。従って、外からは固くみえても、中身は液体のため、中の液体を注射 器で抜いたり、あるいは自然に袋が破れたりすると小さくなります。しかし、元の細 胞と袋は残っているため、また徐々にふくれてくるのが普通です。”ガン”グリオン とは言っても、決して悪性のものではありません。また、痛みを伴わないことが普通 なため、吸引や手術がいやなら、そのままにしておいても支障のないことが多いで す。痛みを伴ったり、あまりに大きくなったり、また、患者様が希望すれば、手術の 対象となります。手術は、腫瘤の袋と粘液を産生する細胞を関節の袋ごと切除しま す。 このお子様の場合、膝の裏の腫瘤ですから、ガングリオンの可能性の他、関節 の袋自体がヘルニアのようにふくれて関節液がたまるもの、また、何らかの充実性の 腫瘍が考えられます。注射器で吸引してゼリー状の液体が抜けたらガングリオンとい えますが、小さいお子さんのことですから、低侵襲性の MRI 検査を主治医の先生は 選ばれたのだと思います。MRI 検査は少し時間がかかりますが、じっとしていられな いお子さんの場合、薬で眠っている間に撮ることができますし、もしも充実性の腫瘍 の場合は、有力な情報が得られますので、是非受けられたらよいと思います。 以上、ガングリオンについておわかり頂けたでしょうか? そうそう、”一生つきあって”云々の件は、手術をしても時々再発することがあるこ と、を暗に言われたのではないでしょうか。参考にして下さい。

1)スキーによる膝の損傷

以前、スキーで転んで膝の靱帯と半月板を傷つけ、手術を受けました。最近その膝が時々痛むのですが、病院へ行った方がよいのでしょうか?

[Answer]

膝の靱帯は4つ(内側側副靱帯、外側側副靱帯、前十字靱帯、後十字靱帯)、半月板は内側と外側の2つあります。スキーで転倒したようなスポーツ外傷では靱帯や半月板、骨の複数の損傷を受けることがあります。診察の上、通常のレントゲンの他、関節造影、CT、MRIなどの検査を行います。そして、靱帯・半月板損傷が疑われれば、関節鏡を行い実際に関節内の様子をモニターに映し出します。そこで、靱帯や半月板の断裂があれば手術になるわけです。とは言っても、損傷があればすべて手術になるわけではなく、損傷の程度、損傷を受けている部位などから、担当医は総合的に判断して、手術をするか否かを決定するのです。手術を受けておられるとのことですが、関節鏡だけでも手術ととれますし、靱帯・半月板損傷のうちとりあえず片方だけ手術をする場合もあります。また、損傷を受けた部位をすべて手術し、しばらく症状もなかったものが、後になって痛みなどがでてくることは時々あります。これは、手術なしで様子を見ていたものが悪化したり、修復された靱帯が弱かったり、関節軟骨の変性が進んできたりなどするためです。

一度整形外科を受診することをおすすめします。