MS/MA図鑑
一年戦争期/デラーズ紛争期/グリプス戦争・第一次ネオジオン戦争期/
第二次ネオジオン戦争期/コスモバビロニア建国戦争期/ザンスカール戦争期
グリプス戦争・第一次ネオジオン戦争期の各軍MS・MA(0084〜0089配備機・計画機)
地球連邦軍系諸組織(連邦軍・エゥーゴ・ティターンズ・ニューディサイズ等)
一年戦争期開発の機体・旧ジオン軍接収の機体を連邦軍では幾つか運用している。一年戦争期のページを参照。
なお、型式番号数字部分の最初と2つ目の数字は生産工廠を示す。但しニタ研関係やPMX系、エゥーゴ関係の殆どはこの方式に当てはまらない。
10=グラナダ 11=ルナツー 12=コンペイトウ 13=ゼダンの門 14=ペズン 15=ニューギニア 16=キリマンジャロ 17=グリプス 18、19=ジャブロー
正規軍・ティターンズ・エゥーゴが運用
RGM系
RGM−179(RGM−79R) ジムU
一年戦争時の連邦軍の主力量産MS、ジムを改修したもので、RGM−79Dジム寒冷地仕様をベースに宇宙でも使用可能にしている。センサー系、搭載コンピュータ、武装などが改良強化され、後にはコクピットにリニアシートも導入された。ビームライフルは集団戦での制圧力を重視したBOWA社製のものが採用された。
エゥーゴ、連邦軍、ティターンズ各勢力で使用され、識別の為エゥーゴ機は従来の赤ではなく緑の塗装を施された。ザク系が大幅な改良をせねば生き残れなかったのに対し、この時代でも主力MSとして前線配備に耐えたことはジムの設計の確かさを証明していると言える。警備などの任務においては続く第一次ネオジオン戦争でも配備が確認されている。
RGM−86R ジムV
RGM系直系の量産型MS。ジムUを改修したもので、生産性を保ちつつ新技術を積極的に取り入れて開発され、味方機の援護に重点を置いてミサイルなどのオプション装備を施している。第一次ネオジオン戦争でエゥーゴ・連邦軍の主力MSとしてネオジオンの新型MSと渡り合った。
93年の第2次ネオジオン戦争においてもRGM−89ジェガンとハイローミックスで実戦投入されている。
RGM−86R(86N?) ヌーベルジムV
連邦軍の主力量産MS。ジムVがジムUの改設計機であるのに対して新規に再設計・開発し宇宙戦用に特化させたもの。装甲を強化し、ジェネレータを高出力のものに換装、併せて胸部ダクトが4基に増設された他、センサー系統強化により頭部形状が変化しているためジムVとの差異は外見上も性能上も大きい。
高性能であるが高価な機体であるネモの後継機として、グリプス戦争末期よりルナツーなどに大量に配備された。生産は0093年まで継続されている。
主に正規軍・ティターンズ(含むND)が運用
RMS系(量産機)
RMS−106 ハイザック
一年戦争後連邦軍が初めて新規に設計開発した機体。機体外観はジオン軍のMS−06に酷似しているが実際はジオン系・連邦系双方の技術が取り入れられた。しかし両者の技術融合が中途半端な形となってしまい機体バランスが悪く、ジェネレータ(アナハイム社製・ジオニック社系)とエンジン(タキム社製、ガンダムのエンジンが同社製)の相性が悪い為出力が不足、結果ビームライフルとビームサーベルのどちらかしか運用出来ない機体となってしまった。従ってビームライフル使用時はヒートホーク改、サーベル時はザクマシンガン改を携行せねばならない。
しかし生産性や操縦性(リニアシート採用)は高く、主にティターンズによって大量配備された。またジオン共和国軍がティターンズの指揮下におかれたため同軍でも運用され、指揮官機には伝統の角飾り(アンテナ)が装備されている。なお、連邦軍ではティターンズの緑色との識別のため青塗装。その後ティターンズが敗北すると急速に連邦軍からは姿を消したが、ネオジオン軍に接収(ティターンズ残党が参加したものも多い)された機体がダカール戦などで投入された。
RMS−106C3 ハイザック・カスタム
ハイザックの改修機。シールド等が換装され、機動性が向上。狙撃用ビームライフルを装備し俗に「隠れハイザック」と呼ばれた。ティターンズによって中立地帯での違法な活動が行われている。
RMS−108 マラサイ
アナハイム社が開発したハイザックの発展機。装甲にはガンダリウム合金が採用されており、ジェネレータ出力も向上したため武装はビーム兵器となっている。アナハイムのアリバイ工作としてティターンズに供与されたが投入された数は多くなかった。
RMS−117 ガルバルディβ
一年戦争後ジオン軍より接収したMS−17ガルバルディ(α)を連邦軍が改修した機体。外装を軽量化したことにより防御力は若干低下したが、核融合炉や推進器の変更もあり高い運動性、機動性を獲得。リニアシートを採用したことにより高い運用性を発揮し、正規軍のベテランパイロット用に量産されルナツーなどに配備された。後にティターンズでも採用され旗艦ドゴス・ギアなどに配備されている。
なお、武装はジオン系のビームライフルをそのまま使用しているが、ビームサーベルが加えられ、シールドにはミサイルを内蔵している。
RMS−119 アイザック
連邦軍の偵察用MS。ハイザックにレドームなどを搭載している。ネオジオン軍にも接収されて使用された。
RMS−154 バーザム
連邦軍の次期量産MSとしてRX−179ガンダムMk−Uを元に開発された機体。一部RX−179のパーツを流用。主にティターンズに配備されたが生産数はあまり多くない。また後に改修を施された機体がペズン基地などに配備、ペズンの叛乱で使用されている。
RMS−188MD ザクダイバー
連邦軍が接収したザクマリンタイプを元に開発した深海作業用MS。海中に没したMS等の回収に使用された。
RMS−192M ザクマリナー
連邦軍がザクマリンを再設計した水中用MS。ネオジオン軍に接収されて使用された。背部ハイドロジェットは地上では排除することが可能。
海ではMSの優位性が上陸戦を除いてあまり無く、水中用MSの開発はこれ以降殆ど行われていない。
RX系(試作機)
NRX系(ニタ研本部・オークランド研)
NRX−044 アッシマー
連邦軍の量産型可変MA。MA形態を円盤状とすることで耐弾性が大幅に向上している。また、変形は僅か0.5秒で行うことが出来る。武装は大型のビームライフルのみ。
連邦軍が量産した初の可変機で、有用な空陸両用戦力として連邦軍・ティターンズで幅広く配備された。しかし事故発生率の高さと、配備を推進したのがティターンズだったことなどが災いし、戦後は急速に姿を消していった。
ORX系(オーガスタ研)
ORX−005 ギャプラン
オーガスタ研究所が試作した可変MA。強化人間の搭乗を前提としているため高い推力を持ち、ムーバブルシールドと一体のアクティブスラスターユニットによって機動性もかなり高い。またブースター装着により単体で大気圏を離脱、衛星軌道まで到達することが出来る。本来は宇宙用に設計された機体であるが、大気圏内でも高い性能を発揮している。
ORX−013 ガンダムMK−X
オーガスタ研究所が開発した汎用試作MS。連邦軍内でのティターンズの影響力がダカール演説以降大きく低下したことにより、オーガスタ研もティターンズを見限り本機は連邦軍に配備された。
インコムシステムを搭載しているためオールレンジ攻撃が可能。ビームライフル、サーベルの他オプションでミサイルポッドを装備可能。
全3機が開発され、うち1機がネオジオンの手に渡りサイコMk−Uとともにドーベンウルフなどの開発に利用された。
ペズンの叛乱において1機が討伐艦隊主力のX分遣艦隊旗艦ブル・ランに搬入されたが、X分遣艦隊の離反「エイノーの謀反」によりニューディサイズ側の戦力となり首魁ブレイブ大尉によって討伐部隊のMS多数を撃墜する戦果を上げたが、Ex−Sとの交戦で撃破された。
主にティターンズが運用
RGM系
RGM−79Q ジムクゥエル
RGM−79Nジムカスタムを改修し、新設されたティターンズ専用の量産機として開発された機体。コロニー内での鎮圧戦を想定しているため、主武装は実体弾のジムライフルを継続しているがビームライフルも用意されている。少数量産され初期のティターンズの主力MSとして配備された。この機体の塗装が後に「ティターンズカラー」としてRX−179にも採用されている。
RX系
RX−110 ガブスレイ
シロッコが設計を主導しルナツーで開発された可変MS。脚部にマニピュレーター機構を持たせており、その副産物として変形機構をもつに至った。変形により装甲が前面に、スラスターが後部に集中することで高い耐弾性と推力を得ることが出来る。特に格闘戦性能が高く、フェダーインライフルとメガ粒子砲により遠距離戦も可能である。
RX−139 ハンブラビ
ティターンズ製の可変MS。MA形態での高い機動性を誇り、単純な変形機構のため運用性が高い。機体各部に5つのモノアイを有し、特殊武装「海ヘビ」などによる編隊攻撃を得意とする。MA形態でもビームサーベルの使用が可能。射撃武器はフェダーインライフル。ヤザン・ゲーブル大尉らの小隊によって高い戦果を上げた。
RX−160 バイアラン
単独大気圏内飛行能力を持ったMS。膨大なプロペラントを搭載しており、機体の殆どがジェネレーターとスラスターである。このため武装は腕部メガ粒子砲とビームサーベルのみとなった。
NRX系
NRX−055 バウンド・ドック
ティターンズが開発した可変MA。ニュータイプ専用機で、オーガスタ研でサイコミュの調整が行われた。格闘戦用の機体で、MA形態時の防御力は高いがMSではフレームが露出するなど問題がある。サイコガンダムMk−Uのサイコミュ処理サポートのための機体。
試作機3機が開発されバスク大佐直属の「ニュータイプ部隊」によって運用されたが強化人間は全滅。その後サイコミュを取り外し再調整、ジェリド中尉によって3号機が使用されたがグリプス決戦で撃破された。
MRX系(ムラサメ研)
MRX−007 プロトサイコガンダム
ムラサメ研究所にて「最強のガンダム」を目指して開発されたサイコミュ実験機。連邦軍初のサイコミュ搭載機。ベースはガンダムMk−U。
MRX−009 サイコガンダム
ムラサメ研究所で開発された試作サイコミュ搭載可変MA。多数の拡散メガ粒子砲を搭載し、MA形態ではミノフスキークラフトを使用して飛行する。このため非常に大型の機体となり、通常のMSの倍以上の40mにも達する。他、Iフィールドを装備。
1号機は香港、南太平洋でエゥーゴと交戦、破壊された。2号機はキリマンジャロで運用されたが同基地戦で破壊。
サイコミュにより外部から遠隔操作が可能で、さらに戦闘強制システムによりパイロット(強化人間)を戦闘に駆り立てる。また搭載されたサイコミュ自体が強引な機構となっており、パイロットへの負担が非常に大きい。
MRX−010 サイコガンダムMK−U
ムラサメ研で開発されていた試作サイコミュ搭載可変MA。開発は途中でティターンズに移管、オーガスタ研出身のスタッフにより進められた。ゼダンの門攻防戦ののち実戦テストが行われエゥーゴのアーガマを襲撃したが大破。この時点では搭載兵器の殆どが稼動していなかった。また、当初はサイコミュシステムが強化人間に与える負担が最早パイロットの人格破壊を起こしかねない程のもので、バウンドドックによる処理サポートを必要とした。
のちにネオジオン軍に回収され、修復改修ののちダブリンに投入、同地でエゥーゴと交戦の末撃破された。
本機にはさらに多数の拡散メガ粒子砲が搭載され、サイコミュ兵器リフレクタービットによりオールレンジ攻撃を可能とし、Iフィールドとの併用により絶大な防御力を持つ。また旧ジオン軍のジオングを参考にしており、腕部が有線サイコミュ兵器(ビームソード)となっている他頭部が脱出ポッドになっている。
MRX−011 量産型サイコガンダム
ティターンズのエースパイロット用の試作機。可変システムは廃止され、サイコミュはインコムに変更。当然量産はされていない。
PMX系(ジュピトリス)
PMX−000 メッサーラ
パプティマス・シロッコ大尉が独自にジュピトリスで開発した可変MA。木星の大重力に耐えられるように絶大な推力を備えており、機体の4割がスラスター関係で占められる。この為機体は大型化しているが、単純な可変機構により非常に短時間で変形が行える。これを利した一撃離脱戦(遠距離砲撃―接近・変形・格闘戦―変形・離脱)を行う。
PMX−001 パラス・アテネ
シロッコ大尉開発の重MS。対艦用大型ミサイル、拡散ビーム砲を中心に砲撃戦用の武装を多数搭載した機体で、ジ・Oの支援を目的としている。重武装のため運動性などは低いものの、ジ・Oとの協同行動において格闘戦を行う場合に備え脚部クローなどを内蔵している。
レコア・ロンド少尉によって運用されグリプス決戦において撃破された。
PMX−002 ボリノーク・サマーン
シロッコ大尉開発のMSで、偵察を主任務としており、頭部に複合探知システムが内蔵されている。得られた情報を各種通信手段によって僚機や母艦に伝送する。機体全体に対磁シールドが施されており、武装は主に自衛用の格闘戦用のものが装備された。
サラ・ザビアロフ曹長によって運用され、グワダン戦で撃破された。
PMX−003 ジ・O
シロッコ大尉が自らの機体として開発した大型MS。大型冷却システムを搭載し、高性能な機体制御コンピュータを稼動させて各部の姿勢制御機構を作動させることにより、外観に反した高い機動性を持っている。近接戦闘を主眼に置いており、武装はビームライフルとビームソードである。スカート部分に隠し腕と呼ばれるマニピュレーターを内蔵しており、接近戦にて高い威力を発揮する。また簡易サイコミュとも言われるバイオセンサーを搭載。このバイオセンサーもシロッコ独自の開発である。
グリプス決戦にてMSZ−006の特攻を受け撃破された。
ニューディサイズが運用
RMS系
RMS−141 ゼク・アイン
ペズンの教導団が開発した汎用MS。元々はジオンの主力MS計画だったものに連邦軍技術研究本部が手を加えたものである。3種類の兵装をもち、多様な任務に対応出来るようになっている。第一種兵装はライフル、サーベルのみの通常武装、第二種兵装はレドームとスマートガンを装備した狙撃仕様、第三種兵装はシュツルム・ファウストやバズーカなどを搭載した重火力兵装である。
ニューディサイズによってペズンの叛乱で多数が投入された。
RMS−142 ゼク・ツヴァイ
教導団が開発した試作重MS。Ex−S同様MSに詰め込めるだけの機能を備えさせており全備重量は150tにも及ぶ。推進器や大型ブースターの搭載によってかなりの大型となっており、ゼク・アインの第一種〜三種兵装を全て備えたような重武装を誇る。数機が製作されたに留まり、ペズンの叛乱の一連の戦闘で全機が失われた。
他
AMA−110 ゾディアック(ネオジオンから供与)
ネオジオン軍が試作した大型MA。失敗作であり、ニューディサイズに供与された。対地上砲撃用の機体であり、地球の大気を利用して方向転換を行うため通常のMAでは考えられない速度で転進可能。
ゾアンT、Uの2機から構成された分離可能機で、有線ビームクロー各2によるオールレンジ攻撃が可能。他メガ粒子砲各4門、サーベル各6本を装備。
主砲のメガカノンは一撃で戦艦を沈めることも可能であるが、電力系統に欠陥があり、メガカノンがメインエンジンに挟まれて位置しているため数発使用するだけで大爆発を起こしてしまうのである。ゾアンUはこの欠陥によって喪失。ゾアンTは大気圏突入中に撃破された。
主にエゥーゴが運用
RGM系
RX−178系
RX−178 ガンダムMk−U
ティターンズが開発したRX−78の後継機で、その運用思想を忠実に受け継いでいる。ムーバブルフレームをはじめて本格的に採用、柔軟な運動性を持つ。開発はフランクリン・ビダン大尉が主導し、バスク大佐の意向からか連邦系技術のみが採用されている。武装はビームライフル、サーベル、バズーカなど一般的なもので、頭部の60mm機関砲は外装式。またビームライフルにはエネルギーパック方式を採用、弾数や速射性能が従来より格段に上昇した。性能的には平均的な機体であったが、その柔軟性・運用性の高さから第一次ネオジオン戦争まで第一線で運用された。
なお、製作は3機行われたがグリプスで試験中に全機エゥーゴによって強奪され、2機は研究・予備パーツ用となり1機はそのまま実戦投入、ネオジオン軍との決戦で喪失された。
RX−178+FXA−05D スーパーガンダム
RX−178にFXA−05D「Gディフェンサー」を装着したもの。RX−78とGパーツの関係にあたり、武装と装甲、航続距離が強化されている。主武装はロングライフル。
FA−178 FAガンダムMk−U(計画機)
RX−178の強化案。Gディフェンサーの方が優れていたため計画中止。
MSF−007 ガンダムMk−V
アナハイムが入手したMk−Uを元に開発した機体で、さらに柔軟なムーバブルフレームを使用している。推力、火力も強化された。
FA−007G3 FAガンダムMk−V
ガンダムMk−Vの機動性を損ねることなく増加装甲を施したもの。推力、火力が向上している。
MSA系
MSA−003 ネモ
ジムの後継発展量産MSとしてアナハイム・エレクトロニクス社で開発された機体。ベースはジム系であり、ネモ系はジム系の一分派と言える。殆どがエゥーゴに供給されエゥーゴの主力MSとなった。装甲材にはガンダリウム合金が採用されており、推力も上昇、ムーバブルフレームをフル採用し、従来の量産機を遥かに上回る高い性能を保有している。特に照準機系はジムスナイパー系を基本としているため能力が高い。武装はライフルはジムUと同型、サーベルはリックディアスのものを採用、コストダウンを図っている。
性能が高い分量産機としては高価な部類に属し、グリプス戦争後はジムVなどのより廉価な機体に取って代わられていった。
MSA−004K ネモV
MSA−004ネモU(試作機)の武装強化型。左肩にビームキャノンを搭載した砲撃支援機。
MSA−005 メタス
アナハイム社が変形機構の試験のため試作した機体。アーガマに配備され意外な生存率を示した。MA形態での一撃離脱戦のほうが本来の戦い方である。
MSA−005S メタス改
メタスの変形機構などを流用した機体。カラバで使用されたと言われる。
MSA−005K ガンキャノン・ディテクター
ネモUの砲撃戦仕様。ハイメガキャノンを2門搭載。
MSN−100系
MSN−100 百式
Zガンダムの設計候補機。可変機構の開発が難航(フレーム強度に構造的な欠陥があった)したため、ムーバブルフレームなどを導入した非変形の機体として開発された。背部にウイングバインダーを装備し高い運動性を持つ。またメガバズーカランチャーを運用することが可能。
メガバズーカランチャーは従来のメガランチャーと違い、ランチャー自体にジェネレータを内蔵し、独自の推進器も備えている。
グリプス戦争中はクワトロ大尉によって運用され、その高い限界性能を存分に発揮。ティターンズからは「金色」などと呼称された。
MSR−100 百式改
百式の武装を強化したもの。主に火力が強化され、ランダムバインダーは高機動デバイスに換装され推力も向上した。
MSK−100S 陸戦用百式改
百式改をカラバが大気圏内用に再設計した機体。
FA−100S FA百式改
増加装甲を施し武装を大幅に強化するという百式改の強化案。
MSR−100S 量産型百式改
百式改を量産型に改良、コストダウンしたもの。当時は可変機全盛期であったため生産されず。
MSZ系
MSZ−006−X1〜X3 プロトZガンダム
Z計画の試作機の1つ。アナハイム社がガンダムMk−Uを入手する前に開発され、この段階では非可変。頭部が3種類あり、X1が百式型、X2がディアス型、X3がネモ型。
MSZ−006 Zガンダム
アナハイムの可変MS開発計画「Z計画」の結実した機体。ガンダリウムγ製のムーバブルフレームを使用した可変機構を有し、単独での大気圏突入能力を持つ。ビームライフル、グレネードランチャーといった武装の他にハイパーメガランチャーを運用可能で、高い攻撃力を持つ。またビームライフルは銃口に銃剣状のビームを形成してロングビームサーベルとして使用することも出来る。一方ビームサーベルはウェイブライダー形態ではビームガンとして使用される。
基本的な設計素案はのちに本機のパイロットとなるカミーユ・ビダンによって提案されたもので、ガンダムMk−Uとリック・ディアスを元にされている。
本機は圧倒的な加速力によって敵MS隊を突破し、敵艦をその大火力で撃沈するという思想の下に設計されており、ニュータイプのカミーユによって運用され高い戦果を上げている。のちにバイオセンサーが装備され機体性能が飛躍的に向上した。第一次ネオジオン戦争ではルー少尉により運用されたがアクシズにて喪失。
MSZ−007 量産型Zガンダム(計画機)
Zガンダムの変形機構を廃止し生産性を高めたものだが、百式改とのコンペティションに敗れ計画中止。
レイピアT、ηガンダム(開発コード)などの別名がある。
MSZ−008 ZU(計画機)
”ゼッツー”と読む。Zガンダムの操作性や生産性を改良したものだったが、ZZ開発が優先され計画中止。
MSZ−009 プロトZZガンダム
ZZの試作機。この時点では変形の際2機に分離する。この形態はGフォートレス0型と呼称される。
MSZ−010 ZZガンダム
一年戦争でのRX−78とGパーツの機能を最初から併せ持った機体としてエゥーゴで開発された機体。機体はコアファイター、及び2つのパーツに分離が可能で、各パーツにコアファイターを装着して戦闘機として運用できる。別名をθガンダムともいい、アナハイムの10番目のガンダムである。
この時期のMSの”恐竜的”巨大化の代表格であり、機体は20mにも達し、頭部にはハイメガキャノンが搭載された。接近戦兵装であるハイパービームサーベルですら戦艦の装甲を両断するほどの出力があり、かなりの重武装機となっている。しかし一方で分離変形機能は合体時に脆弱であるという欠点を持ち、機体構造が複雑で武装が高出力なため最大出力での稼働時間はかなり短く、整備性が低かった。これは当時の各勢力のMSに概ね共通して言えることでもある。
第一次ネオジオン戦争にてジュドー・アーシタによって運用され、アクシズにて喪失。
MSZ−010B 強化型ZZガンダム
ZZに武装を増載し耐ビームコーティングを施したもの。FA化にあわせた処置。
FA−010S FA−ZZガンダム
ZZに増加装甲を施したもの。装甲と火力が大幅に上昇した。実戦使用された珍しいフルアーマー。
MSZ−013 量産型ZZガンダム
ZZからコアブロックや変形機構を排除したもの。当然量産されていない。
他
RX−098 プロトタイプ・リック・ディアス
エゥーゴが独自に開発したMS。
RMS−099 リック・ディアス
アナハイム・エレクトロニクスとエゥーゴが秘密裡に独自開発した機体で、開発コードはMSA−009だが偽装としてティターンズ式のRMS−099を型式番号とした。クワトロ大尉によってアクシズよりもたらされたガンダリウムγを初めて装甲材に採用。背部にスラスターバインダーを持つ。
名称はクワトロ大尉の発案により、喜望峰を発見したバルトロメウ(バーソロミュー)・ディアスからつけられている。当初はクワトロ機を除き黒塗装であったが、後に全機赤に改められた。
ジオン系の技術者が多く携わっており、ドムの流れか主武装はクレイバズーカで、脚部構造などが類似している。但し原型は連邦軍のRX系で、開発時にはγガンダムとも呼ばれていた。これは装甲材のガンダリウムγと、アナハイムで3番目に開発された機体であることを示している。
MSA−099−2 リック・ディアスU
リックディアスの改良機で、ディジェのデータなどをフィードバックし全般的に性能が向上。
RMS−099B シュツルム・ディアス
リックディアスの火力強化型。バインダーにメガ粒子砲が内蔵された。エゥーゴに配備された他、アナハイムの裏取引によりネオジオン軍に数機が供給された。
MSK−008 ディジェ
リックディアスをベースとしてカラバが開発した機体。ディアス同様ジオン系技術陣による。性能は決して高くないが、アムロ・レイ大尉によって運用され高い戦果を残した。
3E−DJ−1R ディジェSE−R
ディジェをベースにした高性能機。存在が各方面で疑問視されている機体。一説にはアムロ・レイ大尉が第一次ネオジオン戦争で搭乗したとも。
主にエゥーゴ・正規軍が運用
MSA系
MSA−007 ネロ
連邦軍の量産型MS。上半身はλ(ラムダ)ガンダム、下半身はSガンダムを元にしている高級機。両肩にバインダーを装着することも出来る。武装は一般的なビームライフルとビームサーベル、頭部機関砲。ペズンの叛乱の際の討伐部隊に多数が配備された。
MSA−007T ネロ・トレーナー
ネロをベースにした練習機。通常機に比べ機動性が高い。
MSA−007E EWACネロ
ネロをベースにした偵察用MS。頭部にレドームを備え、通信機器やデータ処理機材を内蔵している。無人偵察機、有線山越カメラなども搭載。
MSZ系
MSZ−006A1 ZプラスA1型
カラバがMSZ−006を大気圏内飛行用として再設計したもの。用途の限定により生産性が高くなり、若干数量産されている。
ムーバブルフレームをビーム砲と直結、MSの両腕を使わずに射撃を行えるシステムを搭載した。飛行性能は長距離侵攻能力に主眼がおかれており、空戦性能自体はあまり高くはない。
MSZ−006A1B ZプラスA1B型
A1型の火力強化型。ウェイブライダー形態での攻撃力が上昇している。
MSZ−006A2 ZプラスA2型
MSZ−010のハイメガキャノンを装備したタイプだが、地上では本来の威力を出せなかった。
MSZ−006B ZプラスB型
複座練習型。
MSZ−006C1 ZプラスC1型
A型をさらに再設計して宇宙用としたもの。空間用装備が追加されている。また小型の熱核ジェットを4基もつバックパックを装備、推力が強化された。高速移動のためウェイブライダー形態となるが、一応大気圏突入も出来る。主武装はビームスマートガン。
連邦軍などで一定数量産され、その速力と航続力で敵中枢に一気に侵攻・撃破する任務に用いられた。
MSZ−006C2 ZプラスC2型
A2型同様ハイメガキャノンを装備したタイプ。
MSZ−006C4 ZプラスC4型
大気圏上層部や低軌道での安定性を向上させたタイプ。
MSZ−006D ZプラスD型
A型のウェイブライダー形態を航空機として改良した機体。水平翼や垂直翼を追加して空戦性能を向上させた。
MSZ−006E ZプラスE型
Zプラスの偵察型。
正規軍運用
MSA−0011 Sガンダム(スペリオルガンダム)
人工知能「ALICE」システム(詳細は用語集)を搭載した連邦軍の試作MS。MSZ−010を再設計した機体であり、機動性と攻撃力が強化されている。アナハイム社におけるコードネームは”ι”(イオタ)。主携帯兵装はビームスマートガンで、頭部にインコムを装備、他大腿部や背部にビームカノンを装備している。またMSA−010同様Gアタッカー、Gボマー、Gコア(コアブロック)3つのパーツから構成される分離合体変形システムを採用。各パーツ毎に熱核エンジンを搭載している。α任務部隊に配備された。
MSA−0011Bst Sガンダム(ブースターユニット装着)
SガンダムにEx−S用の強化型バックパックを4基装備させ、大推力を備えた突撃戦仕様。MA並の加速力をもつが、プロペラント搭載量の関係上、行動可能時間は短い。
MSA−0011Ex Ex−Sガンダム(イクスェスガンダム)
Sガンダムは当初より増加装甲やそれに付随するブースター、重火器などの装備を考慮に入れて設計されており、これらをプラン通り全て(計8個)装備した形態がEx−Sガンダムである。背部には大型の強化型バックパックを装備し、スラスター総推力は1ケタ(11倍)も上昇している。武装も大幅に強化され、従来のインコムに加えてリフレクターインコムを増備、さらに高度なオールレンジ攻撃を可能としている。さらにIフィールドジェネレーターも装備。
またこの形態では分離せずに変形するが、そのGクルーザー形態では大気圏の脱出や月面降下・離脱まで可能となっている。
FA−010−A FAZZ(ファッツ)
フルアーマーZZの試作機として製作された機体。増加装甲の試験のための機体であり、MSZ−010の変形合体分離システムやコアブロックなどは全て省略されており、頭部のハイメガキャノンもダミーである。また増加装甲も固定式で着脱は出来ない。遠距離砲撃支援専用の機体であり、α任務部隊に3機が配備されたがエアーズ攻防戦で全機撃破されている。
アクシズ軍(ネオジオン軍)・ジオン軍残党
旧ジオン軍製の機体は一年戦争期のページを参照。
また、カラード等で使用された機体は次の項。
アクシズ製など
AMX系
AMX−002 ガザB
アクシズ軍の可変MS。作業用MSガザAを改良し、武装を施したもの。
AMX−003 ガザC
アクシズ/ネオジオン軍の量産型可変MS。ガザBを元に再設計した機体で、アクシズ初の量産機。ナックルバスターの砲撃による火力支援が主任務で、ジオン系には比較的珍しく数を主体とした運用をする。MA形態が基本でありMS形態はビームサーベルを用いた接近戦に使用される程度である。可変機構にムーバブルフレームは採用されていない。本来アクシズの軍備が整うまでのつなぎ的な機体である。
AMX−004 キュベレイ
ネオジオンの実質的支配者である摂政ハマーン・カーンの専用機といえる、NT専用MS。旧ジオン軍のMA、MAN−08エルメスの後継機種で、別名エルメスU。サイコミュが小型化されたことによりMSに搭載することが可能となった。また従来の熱核融合炉を搭載したサイコミュ兵器「ビット」に代わり、エネルギーCAP方式採用により大幅に小型化・低コスト化されたサイコミュ兵器「ファンネル」を搭載している。第一次ネオジオン戦争最終局面にて、ZZによってハマーンとともに宇宙に散った。
AMX−004−2/3 キュベレイMk−U
キュベレイの改良型。クローン強化人間用のNT専用MS。1号機に比べ腕部のビームガンが3門になるなどの武装強化が図られている。黒塗装の2号機はエルピー・プル用でエゥーゴ側に渡ったのちダブリンで撃破。3号機はプルツー用で赤に塗装されている。
AMX−004G 量産型キュベレイ
キュベレイの量産型で、全般的に性能が向上、背部にアクティブビームカノン2門を装備しファンネルの装備数も増加している。クローン強化人間用の機体で、グレミー叛乱軍が使用した。
AMX−006 ガザD
ガザCの再設計機。ガザCの生産ラインに若干変更を加えるだけで使用できたため、大量生産されてネオジオン軍の主力量産MSとなった。ミサイルの搭載など火力が増強されている。
AMX−007 ガザE
ガザ系のMAとしての性能向上を目指して開発された機体。MA形態での航続性能や火力の強化に重点が置かれ、ビームカノン2門などの固定武装の他、バズーカ等の携行武装も存在する。
連邦軍とアクシズ軍が一時的に提携した際に制定されたMMT−3という連邦内のナンバーが存在する。
AMX−008 ガ・ゾウム
ガザ系のMSとしての性能向上を目指して開発された機体。ガザ系の最終型といわれる。ナックルバスターが強化され、ミサイルポッドは9連装のものを2基装備。性能が大幅に向上したため「ガ・ゾウム」の名称を与えられた。
AMX−009 ドライセン
MS−09の流れを汲む汎用量産型MS。元々は地球侵攻用の陸戦MSとして開発が進められていたが、基本性能の高さから汎用MSとして完成した。3連装ハンドガンやビームランサーなどの近接戦闘用武装が充実している。
AMX−011 ザクV
MS−06系の発展型としてネオジオン軍が開発した汎用MS。状況・作戦に応じて様々な兵装を装備出来る高い汎用性を有していたがAMX−014との比較の結果火力面などで劣っていた為量産化は見送られ、少数が生産されて各部隊に配備された。口吻部や腰部にメガ粒子砲を装備。ビームライフルは銃剣付のものを使用する。
AMX−011S ザクV改
AMX−011のカスタム型。高機動用のオプションや機雷散布装置などを装備し、スラスター推力や装甲が強化された。口吻部のメガ粒子砲は廃され頭部機関砲に代わられている。マシュマー・セロによって使用され、グレミー叛乱軍のスペースウルフ隊との交戦によって撃破された。
AMX−014 ドーベンウルフ
回収したMRX−010サイコガンダムMk−Uや極秘裏に入手したORX−013ガンダムMk−Xを元に開発されたネオジオン軍の攻撃型重MS。準サイコミュであるインコムを搭載し、一部の機体には有線ハンドビームガンも装備。さらに腹部ビームカノンやメガランチャーなど多数のビーム兵器とミサイルなどを装備し高い火力を誇る。次期主力量産機だったが、ネオジオン崩壊のため生産数はあまり多くない。ロールアウトした機体はグレミー叛乱軍によってラカン率いるスペースウルフ隊として投入され全機が撃破された。
AMX−015 ゲーマルク
ネオジオン軍が開発した重武装のNT専用MS。MRX−010の影響か、全身に多数のメガ粒子砲を装備、圧倒的な火力を誇っている。またマザーファンネルと呼ばれるシステムは、親機であるマザーファンネルを中継してサイコミュ波をチルドファンネルに送ることによって従来よりも遠距離でのオールレンジ攻撃を可能にしている。
キャラ・スーンによって第一次ネオジオン戦争最終局面に投入されたが、グレミー叛乱軍のクローン強化人間部隊との交戦で痛み分けとなって撃破された。
AMX−101 ガルスJ
地球侵攻作戦用に開発された量産型MSで、宇宙でも使用可能。ザク系をベースにしている。都市制圧用のため機体性能は高くないが生産性は高い。試験的な武装を搭載。
AMX−102 ズサ
ネオジオン軍の、火力支援・強襲用の量産型重MS。機体各部ミサイルランチャー及びオプションのミサイルポッドに多数のミサイルを搭載する。オプションのブースターで飛行することが可能。
AMX−103 ハンマ・ハンマ
ネオジオン軍の試作型NT専用MS。大型スラスターによる高機動性、高い攻撃力をもつ機体だったが非ニュータイプ兵用の準サイコミュの開発が遅延したため量産は見送られた。
AMX−104 R・ジャジャ
MS−15ギャンの流れを汲む白兵戦重視のMS。量産はされなかったが指揮官(士官=騎士)用MSとして実戦投入された。
AMX−107 バウ
ネオジオン軍の分離可変MS。上半身をバウアタッカー、下半身をバウナッターと呼称し遠隔操縦されるが、有効に使えこなせる兵は少なかったと言われる。(のちのザンスカール軍同様)またバウナッターに爆薬(核?)を装着して特攻させる戦術も考案されたらしい。
MSとしての性能は高く、ある程度量産された。なお一般機は緑塗装でグレミー機のみ朱。グレミー叛乱軍は灰色。
AMX−109 カプール
ネオジオン軍がアクシズで開発した可変水中用MS。MSM−03Cを元にしており伸縮自在のアームをもつ。兵には不評で連邦から接収したザクマリナーが好んで用いられた。
AMX−117L/R ガズエル/ガズアル
連邦軍より接収したRMS−117ガルバルディβを元にした親衛隊用のMS。装甲にはガンダリウム合金が用いられヒートランスなどを装備する。ガズエルは赤、ガズアルは青。
その他
MS−14J リゲルグ
旧ジオン軍のMS−14をベースにネオジオン軍が改修した機体。火力では新型機に劣るが、高い運動性と両肩のウイングバインダーによる機動性は充分な性能を持っている。
AMA−01X ジャムル・フィン
ネオジオン軍が開発中だった超大型MA(MA=08ビグザム並になる筈だった)に急造の頭部と腕部を装着したMA。機首に戦艦主砲並のメガ粒子砲を装備し、腕部にもビーム砲を装備、主に対艦戦闘用。航続距離延長用のブースター(長距離メガ粒子砲装備)も存在する。試作機3機が実戦投入された。
NZ−000 クィン・マンサ
ネオジオン軍が開発したNT専用MS。39mとかなり大型で、MRX−010の技術を転用している。胸部の強力な拡散メガ粒子砲を始めとした高い火力を持ち、ファンネルを非常に多数搭載。肩部にはメガ粒子偏向器を装備しIフィールドバリアを展開できる。また、頭部は脱出ポッドとなっている。
第一次ネオジオン戦争最終決戦でグレミー叛乱軍によって投入されたが、アクシズ内部の戦闘においてエゥーゴ部隊によって撃破された。パイロットはグレミー(サポート)とプルツー。
|
|||
|
|