オキーフの大きく描かれた花の絵を初めて見たとき驚いた。それからはものを見る時はオキーフ的にものを感じるような気がする。
顕微鏡でたとえば植物を見てそのまま模写し、構造化したとしても残念ながらそこに精神が存在しない限り感動を与えず芸術とは言えない。

Georgia O'keeffe
ジョージア・オキーフ
(1887〜1986)

1887年、米国ウィスコンシン州サン・プレーリーの農場に生まれる。シカゴ美術研究所で学んだ後、テキサスで美術教師になる。抽象的な素描がアルフレッド・スティーグリッツの目にとまり、1918年教師を辞めてニューヨークに移る。1924年スティーグリッツと結婚。アルフレッド・スティーグリッツは、アメリカにセザンヌやピカソを紹介していたニューヨークのギャラリー"291"(1917年、彼の291画廊で最初の個展を開催 )のオーナーであり、また、近代美術のパトロンであり、芸術としての写真の地位を確立するのに大きく貢献した写真家でもある。オキーフにとって、彼は、師であり夫であり、スティーグリッツにとっても、オキーフは自分が掘り出した芸術家であり、創作意欲をかき立てる被写体であり、妻でもあった。1929年にニューメキシコ州を訪れて以来、ニョーヨークとニューメキシコを行き来する。砂漠の白い骨をモチーフに描いた作品やフラワーシリーズなどで知られる。1946年にスティーグリッツが亡くなった後はニューメキシコのサンタフェに移り住み制作を続けた。

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