1 Sai Nuan Beach の付近などは、 Chalok Baan Kao から海岸まで出るのに、石コロだらけの山を越えそれから狭い草木の生い茂った中を歩き、本当にビーチに着けるかと心配になったくらいだ。

きっと正当な道というものがあったのだと思う。

やっとビーチに出て海岸線を歩いていると直ぐに次のバンガローの敷地のような所に入ってしまう。
レストランが海に面して建っている。

遅く起きてリラックスしながら朝食兼昼食を食べているような外人さんが、寝転がったり音楽を聴いたりお喋りをしている。
その前を通らなければならなくなる。
「どうしてここに入ってしまったんだ?私は」
なんて時々自分で思うものだから、なんとなく恥ずかしくなっちゃって、彼らが海に向かって気持ち良さそうに座っているその前をお邪魔虫のようにササッと通り過ぎる。

実にいろいろな建物があるものだ。

ここを通るしか道がなくなって坂を下っていると大きな石の間から女の子が店番をしているのが見えた。

奥にレストランがあった。
まわりには何もないからここらの宿泊者は水やちょっとした日用品はここで間に合わすのだろう。

少し波が高そうだ。

隠れ家のようなバンガローがいくつもある。

どうやら、地図に載っている、Char Bungalows、 Siam Cookie、 Banana Rock Bar のある海岸線を歩いているようだ。

一人も泳いでいる人を見かけなかった。

ここらは、ボー と海を見つめるだけの所かも。

その先はたしか草木の生い茂る小道を掻き分けるように歩いたような気がする。

それでも、うしろから地元の人らしき2人乗りのバイクが来るのだから、りっぱな道なのだろう。

以前、道だと思って入って行ったら突然道がなくなってしまった。
わずかに誰かが倒した草木の跡が四方にあるものだから、どうしていいか分からず破れかぶれに山道を登っていた。ふと見上げると50m位上の方に車が通るりっぱな道路が走っているではないか。
ホッとしたが、真っ直ぐにはなかなか直ぐには行けず随分と時間が掛かった。
上から誰かが見ていたらどんな動物がごそごそと動いているのだろうと思っただろう。

私の通った道を、もし誰かがまた通ったら、もしかしたら小さな道になるかもしれない。

便利だったらの話だ。

足跡なんてない方がいい。

人の足跡を辿って行く内に人生が終わる。

やっとほっとするビーチに出た。
ここは、Sai Thong Resort の敷地内のようだ。

静かで落ち着ける小さなリゾート地という感じがした。
バンガローはいろいろ値段によりあるような感じだった。(もしかしたら別の敷地内のものかも)

明るい絵の描いてある小屋の前でしばらく休む。

すべての場所が美しく新鮮なのに10分もするとまた歩き出す。

つづく