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1B(バーツ)=3円位

2003年12月 No.2

ニューワールドホテルには3日間泊まる予約をしている。

旅の始まりだからこんな事を思うのかもしれないが、カオサンは確かに情報は入りやすいし安い。旅仲間もできるだろうが騒がしいだけでちっともおもしろくない。やはり年取ったのかな。いろいろな国から個性的に見える外人さんに圧倒されているのもあるし英語がもっと達者なら違うのかな?外人さんが集まっているドミトリー付近なんておしゃれなカフェやレストランで日がな一日ああやってボーっとしているんだろうな。なんて人の事とやかく言える私ではない。

夕方までチャオプラヤー川沿いを歩きながらワット・プラケオ(王宮)を目指す。川沿いと思っていたがずっと川沿いを歩けるわけもなく、迷う。

国立博物館は広くて全部見るには2〜3時間は必要だろう。タイの中学生がバスで大勢見学にきて写生をしている。日本の学生風の2人の女性など漆と貝殻?でできた器を真剣にみて専門的なことを言っている。私はといえばなにもわからないからザーッと見て流し歩いている。いつもそうなのだが、最初は順番通りに行こうと思うのだが、そのうち地図を見るのが面倒になる。結局わからなくなり反対方向に行っていたりして全部見られなくなる。

タイに来て初めてカメラに収めておきたいと思う場面を撮る。それも館と館の入り口の工事中のような一角。博物館の内容になんの関係もない。

タマサート大学が散歩にいいと読んだことがあったので思い切って入ってみたけれど、おばさんが大学生に見えるはずもなく違和感を感じてそそくさと出る。

途中で焼き鳥1本10B、絞りたてオレンジジュース大30Bを買いベンチで休んでいたら、軍人だというおじさんが別に聞いてもいないのにワット・ポーはもうやっていないという。嘘だと思って相手にしない。でも歩いていると何人かの人がそう言うのでこれは本当のようだと思う事にして引き返す。(時間に余裕があると、嘘か本当かで真剣に悩まず気分で決められるのがいい)さっきのおじさんは外人にまた何か話している。どうやら軍人ではなくトゥクトゥクの客引きのようだ。そういえば私にもいろいろなお寺を30Bで回れるなんて言っていた。最初の日にニューワールドホテルからカオサンまでほんの5分も乗っていないのに私は30Bも払ってしまったけれどトゥクトゥクってこんなに安かったっけ。

国立美術館(National Art Gallery)に向かう。しかしちょっと道が違うだけなのに迷う。タイの人に聞いても国立博物館(National Museum)だと思っているから情報が混乱する。やっとここだと思った所は意外に小さい。ふと思ったのだけれど暑い国では新しい絵画は生まれにくいのだろうか。宗教絵画や伝統的手法の絵画は見ていてほっとするけれど。気候は思っている以上に人間を左右する。

タオ島はもう船が出ているらしい。しかしやはり長いバスはまだ不安があり日本でいろいろ調べていたらホアヒンはバスで3時間40分位で行けるらしい。治安も悪くない。海の見えるところでのんびりしたかったこともありホアヒンに行く事にする。明日南バスターミナル(サーイ・ターイ)に行こう。

今夜の食事は、カオサン近くの通りで、しっかりもので頭の賢そうな感じの女性がやっているかわいいお店。私はそういう所はあまり入らないのだけれど、たまたま空いていたのと自分が人からは目立たずに通りを行きかう人々をゆっくり見ていられそうだったからだ。そこでビール1本とかなりの量であるシーフードライスを無理して全部食べた。帰ってからまた大瓶1本を飲んだ。

明日ホアヒンに行く予定なので準備をしようと思っていた。持ってきていた折り紙を余計なもの持ってきちゃったなーと思っているうち鶴を折ろうと思いだす。酔っているからなかなかうまくできない。そうする内に気持ち悪くなってきた。しこたま吐いた。

教訓! 大瓶2本は多い。やめとけ。

これは、タイに来て早めに神が教えてくれた事かもしれない。

                                                              つづく        

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