牛 舎

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00/04/30 19:30〜20:40
牛舎」はイタリアンレストランだった!! 

居酒屋然とした店構え。 店構えは堂々とした居酒屋。料理場の中にはマスターが一人、ウェイトレスが一人という構成。入ってテーブルをみると焼き肉用コンロがセットされている。なんとも焼き肉の煙が似合いそうな雰囲気である。 自分たち二人以外にお客は三十代後半のカップルが一組いるだけ。しかし、デカンタでワインなんか飲んでいて煙のけの字も感じない。そして、メニューを見てみても煙モクモクと言った感じは見受けられない。ここまでで店の外観とお店の料理とのギャップに気が付けるほど自分は経験がなかった・・・。
飲み物に生ビールをオーダーするとエビスかキリンかと聞かれた。普通は一種類のビールメーカーのしか飲めないんじゃないの??最初に仔羊のソテー(\400)をオーダーすると「一本ずつになりますので何本焼きますか」と聞かれる。じゃあということで二本オーダーする。 こぢんまりとした店内。
トロみたいなユッケ。 最初に「ユッケの生はるまき」が出てきた。ユッケをニンニクと甘い醤油だれで味付けをしてりんごの細切りとレタスを生はるまきで包んだ一品。これが上品な感じで肉を食べている感じが全然しない。トロの食感に生春巻きのクニクニした歯触りがなんとも歯ぐきを刺激する。いきなりイタリアを感じた。 しかし、大食漢の立場からはその上品さに物足りなさを感じるのではないか。
というのも店構えから男らしさをビシバシ感じて料理に臨んだのに、料理の繊細さで肩すかしをくらってしまったのだ。 自分としては高円寺の街を一時間ほどうろうろ散策してお腹を空かせたところで「牛舎」に突入したので、ヤリでも鉄砲でも持ってこーい!と言わんばかりに食べる気満々であったのだ。 そこでビールをがぶがぶ飲みながら、ではなく、ちびちびやりながら料理をいただくというスタイルに変更を余儀なくされた。ということでここ「牛舎」は一品でお腹がいっぱいになるというお店ではないことをご記憶していただきたい。ここは上品な店なのだ。 焼肉屋のような店内。
フォ、フォアグラだぁ〜!! 次は「フォアグラ」。これはフォアグラをソテーしてちょっと焼いてカリッとさせたフランスパンの薄切りに乗せている。何と言うか口に含んだ瞬間に脂がじわっと甘く拡がる。うーん、うまい。脂肪肝だのダイエットしろだのと言われようと、人間うまいものを食べるために生きているのである。 「ユッケの生はるまき」といい、この「フォアグラ」といいイタリア料理店でのオードブルを思わせる。イルバンコーネとかルッコラなんかで出てきそうなものである。これを割り箸使って食べているのだからなんか妙な感じなのだ。 決してネガティブな感じを持っているのではないことをお断りしておく。「なぜこのようなところ(お店には失礼だが)にこのような料理が!?」とますます高円寺のなんでもありなところを感じているのだ。
「鯛の新じゃが包み焼き」は千切りのじゃがいもで塩胡椒した鯛の切り身を包んでオーブンで焼いたもの。それにトマトソースがかかっている。手の込んだ料理であることが一目瞭然である。ナイフとフォークで食べたくなるのだが(ちゃんと卓上に用意されている)、そこをワイルドに(??)箸で突き崩す。じゃがいもに包まれた鯛の白身があらわになり、胡椒の黒い粒が食欲をそそる。食べるとじゃがいものパリパリした感じと鯛の柔らかさが一緒になってうまい。ワインで食べればよかったな、と少し後悔する。 ジャガイモがパリパリしてて・・・おいしいっ!
もうちょっと塩気が欲しいな?生レバだけど刺身じゃない? 「レバ刺し」はカルパッチョになっていてさいの目切りにしたトマトと刻みあさつきが振りかけられている。普通焼き肉屋で食べるレバ刺しっておろしニンニクと醤油で食べるもんじゃないの?そう思いながら、口に運ぶ。オリーブオイルがかかっていてユッケに少し歯ごたえがある感じ。塩味が欲しかったので、醤油をつけて食べる。なぜか上品だ。
ここでビールがなくなったので、ホッピーを頼む。で、出てきたのが「仔羊のソテー」だ。ホッピーとこの料理の取り合わせはクラクラする。最初にオーダーしたのに、出てきたのが遅かった。これはじっくりオーブンの中で焙られていたためだと思う。骨付きであるため、そのままかぶりついてみた。これも本当ならナイフとフォークで食べるべきシロモノだ。あわてたのか、上にこれでもかと盛られた粉チーズにむせてしまって、一気に平らげることができなかった。素直にナイフとフォークを使って骨から身を切り離していただいた。 ちゃんと見えるかな?ホッピーと仔羊のソテーのツーショット!!
「ガレット」って初めて食べました(*^^*ゞ ゆっくり食べたため、だいぶお腹がくちてきたのだが、最後に「イワシのガレット」をオーダーした。ガレットとは重ね焼きのことらしい。イワシとチーズ、トマトが層をなしてオーブンの中で一つになったものだ。チーズがカリッと焦げていて、これも箸で突き崩しながら食べた。塩気の効いたイワシは鯛と比べて野趣にあふれる感じがして、また別の上品さを醸し出していた。最後の締めにパスタをオーダーしてもよいらしい。まさしくフルコースが食べられるワケだ。

今回はカードで支払ができた。牛舎ではカード使用時に手数料が加算されるとのこと。しかし、キャッシュレスな自分にとってはそのくらいは目をつぶろう。手数料360円込みでしめて6680円也。 焼き肉居酒屋を紹介するつもりが意外なことにイタリア料理店として、紹介することになったといういわく付きのお店となった。(万)


更新日 00/05/08
名前ucha
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