山口県防府市西浦 エヒメアヤメ自生南限地帯一般開放の紹介 2011-4-9  





山口県防府市西浦    
エヒメアヤメ自生南限地帯一般開放の紹介
 2011-4-9 

  エヒメアヤメ自生南限地帯一般開放 
 
 日時 平成23年4月9日(土曜日)〜4月18日(月曜日)
 9時から17時(入場は16時30分まで)11時から17時まで
     問い合わせ
    防府市 文化財課文化財保護係
    電 話 0835-25-2237  防府市文化財郷土資料館
防府市ホームページ

  エヒメアヤメ自生南限地帯(西浦)

 本日は、ここエヒメアヤメ自生地にお越しいただきありがとうございます。
 エヒメアヤメは中国東北部から朝鮮半島にかけて分布する植物で、タレユエソ
 ウ(誰故草)という古名を持ち、地域によっては、ヒメアヤメ、コカキッバタ、
 セトアヤメ、イッスンショウブという呼び名もあります。
 現在、西浦のほかに下関市(旧豊浦町)小串、松山市(旧北条市)(愛媛県)、
 三原市(広島県)、佐賀市(佐賀県)、小林市(宮崎県)の5ヶ所が、エヒメア
 ヤメ自生南限地帯として国の天然記念物に指定されています。
 アヤメ科の植物の種子は落下して移動するだけで、鳥や風によって遠くに運
 ばれることはまれであり、この植物の自生は、遠い昔それらの地域が陸続きだ
 ったという植物学的な資料となるのです。
 指定当時は、小茅山全体に自生し美しい花を咲かせていたと言われています
 が、今日では指定地を除いては見られなくなりました。指定地でも一時数が減
 少しましたが、雑草の刈り取りを実施するなど、多くの方々の努カにより、現
 在、約850個体が自生しています。
 この可憐で美しい花をごゆっくりご観賞ください。
 防府市教育委員会
 西浦えひめあやめ保存会
入園時頂いた資料
  エヒメアヤメ自生南限地帯(西浦)の場所


マツダ防府工場の近くである。

  エヒメアヤメ自生南限地帯一般開放スナップ写真




入口遠景






駐車場無料



入口管理者
 男女人数 市内、市外等記入入園無料
 


フェンスの囲いがあり門も完備されている。



小さな花なので踏みつけないよう注意



自生地は傾斜地である。水はけが良いと思われる。
綺麗に刈り込まれている。


花の咲いていない小さなものにも
番号を付け管理されている。




 
エヒメアヤメ(アヤメ科 アヤメ属)
 本州の中国地方、四国の瀬戸内海沿岸域、九州の山地草原、
 朝鮮・中国に分布する多年草。
 朝鮮半島と日本が陸続きであった頃に分布したものである
 と考えられている。
 草丈は4月から5月の開花期で10〜15cm程度と小さいながら、
 直径4cmほどの美しい青紫色の花を咲かせる。
 葉は幅1cm程で、花後に伸びて30cm程度になり、先端がカールする。
 葉はアヤメ科の植物の特徴である「またぎ重ね」(跨状)
 となっているが、葉の質は薄く、脈の部分でジグザグに折
 れ曲がり、薄い葉を構造的に強いものにしている。
 花茎は10cm内外で、1つの花を咲かせる。花の色には薄い
 ものから濃い青紫色までの変異があり、美しい。
 エヒメアヤメは生育地が限られており、個体数も少ないこ
 とから生育地は国指定の天然記念物に指定されたり、
 RDB種に選定されていることが多い。
 根が地中深くまでのばし、移植は難しく、栽培は困難とのこと。
 山草愛好家による盗掘が絶えないそうであるが、厳重に慎みたい。


約10センチ程度である。





笹のなかに生育している。強い根と思われる。













 

来訪者
 
            

桜はつぼみであった。

 

 







 


 
国指定天然記念物
 エヒメアヤメ自生南限地帯
 大正14年10月8日指定
 防府市大字西浦

 エヒメアヤメは朝鮮半島、中国東北部を中心に自生するアヤメ科の多年草で、
 4月の中旬頃、直径5センチ前後の藍紫色の花を咲かせます。
 葉は狭線形で先端が尖り、長さが30センチ以上になることもあります。
 花が終わった後にできる小指の先ほどの実が割れ、中の種が地面に落ちる
 ことで広がります。
 種子の散布力が低く自生の広がりのスピードが遅いことから、かつて日本
 列島がユーラシア大陸と陸続きであった
 植物学的な証拠として骨董な存在とされています。
 日本は自生の南限にあたり、西浦のほかに山口県下関市、広島県上.原市
 愛媛県松山市、佐賀県佐賀市、
 宮崎県小林市の自生地が「ヒメアヤメ自生南限地帯」として国の天然記念
 物に指定されています。
 西浦のエヒメアヤメはかつて広い範囲に生育していましたが、現在は指定地
 以外ではほとんど見かけなくなりました。
 指定地内でも一時は激減しましたが、くの人々の尽力により株数を増やし
 つつあります。
 5622平方メートルのこの西浦の自生地には、約150種の植物が生育してています。
 エヒメアヤメの保存にあたっては.自生南限地として、エヒメアヤメだけで
 なくその生育環境全体を守ることが重要となっています。

平成20年6月
山口県教育委員会
防府市教育委員会


説明板内容転記

















跡1週間で咲くとの説明があった。


小さな花の咲かないものにも番号がつけてある。




監視人 色々説明して頂いた。


 








簡易トイレ準備




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