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富士山と寒波

こんな文章書いて言うのも何だけど
寒波と火山灰の間には、実際のところ
気象学的に見て、関連性があるのだろうか?
以下の文章は眉につば付けてお読み下さい

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火山と異常気象の関係は1812年(ナポレオンによるロシア遠征の年)の大寒波の原因や、フランス革命時の不作の原因として有名である。
それによれば、16世紀から19世紀にかけて北半球は小氷河期と呼ばれる寒冷期であり、異常に寒い冬の原因としてその時期活発化した火山を上げているのである。事実フランス革命直前の1783年からの2年間と1812年からの6年間は夏のない年と表されるほどの寒い年だった。
火山噴火が何故、寒さを引き起こすのかと言えば、噴火によって噴出した火山灰が成層圏にまで上がり、滞留して太陽光線を遮断し気温が上がるのを妨げるからである。
このように寒さと火山の噴火はある程度まで関係があると分かってきているのである。
そこで本題に入るが、本ページの基本的主人公であるカール12世によるロシア遠征において考えてみよう。そうするとその時期(1708年から9年にかけての冬)は異常に寒かった事が分かる。これは、ベニスの運河が凍りついただの、ウクライナにおいて木にとまっていた鳥がそのまま凍りついただのといった同時代の人々の記録記憶に残されていたものからも明らかである。これはまるで後年のナポレオンによる遠征と同じようではないか!そこでこの時期の火山噴火を調べてみると確かに噴火はあったのである。それもこの日本で。その火山の名は「富士山」である。彼の山は1707年に大噴火をおこしている。そのすさまじさは日本の年代記を見れば一目瞭然である。また、1708年にも日本の何処かの山が噴火したそうである。これはよく分かっておらず、富士山が小規模に爆発したとも聞くし、いや違う山だ、と言う人もいる。しかし噴火があったことはおそらく正しいと思われる。しかし残念ながらその他外国の火山については未確認のためよく分かっていない。資料がある方は是非教えていただきたいものである。
だが火山灰が成層圏辺りまで上がり滞留しただろうと言うことは、ほぼ間違いないだろうと私は思う。そうなればやはり科学的には気温は下がるわけであり、1708年から1709年の冬が寒くなった理由の一端がここにあると見て良いわけである。日本の心、富士山が我が敬愛するカール12世を没落させる一因を作ったかと思うと何やら不思議な気分になる。

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