[最新(HTML版)][][一言][a]

nightsongs: 74914の日々

リンクは無許可でご自由に。更新時刻の取得はupdate.txtをご利用ください。

2002年11月30日(Sat)

さよらな

ブラッドベリは意外と読まれてないのじゃないか疑惑がまた浮上(←しつこい)。それはともかく、「ロケットの夏」BGMの元ネタをちと修正。


で、次に目をつけているSFっぽいエロゲは「さよらなエトランジュ」(CLOVER/ORBIT)なのです。「Rainy Blue」(R.A.N software)とほぼ同じスタッフでの作品ということで、RBは(というか原画のfozyさんは)好きだったし、コールドスリープものというのもそこはかとなく楽しそうな風味。


そこで体験版*1をプレイしてみた。……が、テキストがどうも。主人公がちょっとアレだ、なんというか、日本語の敵だ(苦笑)。美しくない。一人称のノヴェル/ADVゲームで、主人公の性格に馬が合わないと不幸ですよ。それに会話文にカギカッコがつかないというのもイヤだ。地の文との区別が直感的につかないし、なにより文末に句点がこない日本語の、なんと見苦しいこと。いやむしろ、マンガで育った人間なら句点のない会話文のが自然なのかもしれん*2


導入部(長い)を読んだかぎりではなかなかおもしろそうだ。主人公やヒロインにまつわる設定はいささか手垢のついた感はあるが。ま、「Rainy Blue」のときに思ったことだが、シナリオライター氏は細かいガジェットの使い方は巧い(ましろシナリオの「腹話術」はかなり好き)が、物語そのものとしては見るべきところはなかったからのう。名作は期待しません。ところでこの主人公、実は生体兵器のナレノハテ、なんていうオチじゃないだろうな。戦争が生みだした鬼子、という。大規模な戦争があったという設定も、「200年後の世界」をパルプ小説にならずに処理するための逃げ道(「白紙に戻して、最初から」)だけのためではあるまい。たぶん。それも食傷気味なネタではあるけど。


音楽はかなり良いし、設定も(手垢ついてるとはいえ)おいしいし、わし的にはツボをつかれている部分は多いし、そこはかとなく期待しているのですが。ですがっ。


--
*1 いま、メーカーのサイトにいったら体験版がダウンロードできるようになっていた。……わざわざ収録されてる雑誌買ったのに。お、おのれー。
*2 プレイしてて思ったのは、自分がやっぱりねちねちねちねちと世界を構築していくテキストが好きだということ。活字向きなのだな、アンテナが、根本的に。だから「さよらな」も含め、たいていのエロゲでは、そのマルチレイヤ表現ゆえに、ものたりなさがまず感じられる。それを言うなら、そもそもゲームは費用対効果もよろしくないからアレなんだが。比較してもしょうがないけど、やっぱりゲーム1本買う金で文庫本が何冊買えるか計算しはじめるとチョットね。それでもときどき「ロケットの夏」のような佳作にぶつかったりするからゲームをやめられずにいる。まあ、無理にやめることもないのだが。気まずい。





今月のへびーろーてーしょん。
Dancing With The Moonlit Knight / GENESIS フィル・コリンズ萌え。
Thank You / LED ZEPPELIN
[Makoto Moe Moe Consortium]
Genarated by DiaryMaker ver.0.942 and sdp ver.0.10
copyright © 2002-3174 YUZUHA "tomo-chan" Tomo <foxtail@ayuayu.to>