久々にエロゲを買ってみれば、派手に、しかもよりによって荒川工氏の作品で、コケた。ゲームなぞやってる場合じゃないということですか。ということで「ぼくらがここにいるふしぎ。」(FlyingShine)終了。ダメでした。\
なんか、ますますエロゲ(というかギャルゲーも含むADV/ノヴェルゲー)から離れていく。まあ、コストパフォーマンスがすべてというわけではないけど。気まずい。
悔しいので『イリヤの空、UFOの夏 その3』を読む。めちゃくちゃおもしろい。どのくらいかというと「おもしれぇーっ!」というくらい(←わからん)。本編は甘く切なくフェティシュなSFから、どんどん急転直下の展開。死にそうに甘酸っぱい青春のエトセトラをかましつつしっかりSFしてる。そして『ESPの冬』。これがもう最高。つかまえられた水前寺の、楽しそうな表情。なんつか、これなんですよ。その、一瞬のために生を生きるという、それだけのための瞬間が、ひと殺那が、爆発的にすぎていく一瞬というか、後になって思いかえしてしかその至高性を認識できない、無上の瞬間なんだよ。あああ。戻りたいなぁ。おれも、もう一度高校の頃にもどって、こういう馬鹿げたことやりたいなぁ。ああもう。くそう。若いっていいなぁ!! 『成恵』といい『イリヤ』といい、いいなぁ。\
終わらせたい。いろいろなものを。