『プルたん,貞操の危機・・・』


『入れ変わちゃッた?プルたん,貞操の危機・・・』







 今日も平和なプルとプルツー。だが,プルたんはなにやら元気がない・・・
プル「今年になってジュドーに一度も会ってないよ!
   ジュドーに会いたい!ジュドーに会いたい!ジュドーに会いたいよーーー!」



 そうプルたんは今年に入ってまだ一度もジュドーに会っていないのだ。

 だからまだ一度もデコバチされていない。

 それは『プルたんがジュドーに泣かされる前にジュドーを撃滅する!』

 というプルツーによる先制攻撃ドクトリンのおかげである。

 (例『悩めるシスコン二等兵』 )



 しかしそんなプルツーの気苦労も知ってか知らずか。

 プル「ジュドーに会いたい!ジュドーに会いたい!こうなったら会いに行くもん!
    プルツーが止めたって会いに行くもん!」

プルツー「姉さん・・・ジュドーが今いるのは魔界『妹と結婚(結○)する会』・・・
     それにまたジュドーに泣かされるだけ・・・」

プル「そんなの関係ないもん!ジュドーに会うんだ!」

 とプルたんは駆けていく。そしてそれを心配するプルツーも後を追う。



???「はあはあはあ,ひい,はあはあはあ・・・」

 と一人の少女が必死の形相で街中を駆けている。

???「お兄ちゃんから逃げなきゃ・・・お兄ちゃんから逃げなきゃ・・・
    ひいひい・・ひい・・・」

 リィナである。そう『妹と結婚(結○)する会』総本山から逃げ出してきたのである。

リィナ「お兄ちゃんから逃げなきゃ・・・お兄ちゃんから・・・私このままじゃ・・・」

 そして別の方向から宇宙最高の全次元最高の美少女,我らがプルたんが

プル「プルプルプルプル〜〜〜♪」

 そして二人は角で出会い頭に



 ガン!!!



 と激突する。

 プルたんのおでことリィナの頭が目から火花が出るほどに激突。

 (おのれリィナ!プルたんが怪我をしたらどうするんだ!)



 そして二人は倒れてしまった。



???「う,う〜〜〜〜〜ん。痛いよ,もう〜〜〜。」

 と一人の少女が起き上がる。少女は激突したらしいもう一人の少女の方を見る。

???「え,プルツー?どうしてわたしの服着てこんなところに倒れているの?」

 と不思議そうに見ていると

プルツー「姉さん,大丈夫?」

 倒れている少女と瓜二つの少女がその少女を助け起こす。

???「え!プルツーが二人!?」



???「・・・・・ちがう・・・わたしがあっちにもいる???」

 少女は店のショーウインドウに写った自分の姿を見た。

???「え?え?え?リィナ!?」

 自分の手を上げると写っているリィナも手を上げる。

 アッカンベーをしてみるとショーウインドウの中のリィナもアッカンベーをする。

リィナ(中身プル)(そ,そんな・・・わたしリィナになっちゃったよ・・・)



 何と言うことであろう!さっき頭同士が激突したショックでプルたんとリィナの中身が

入れ代わってしまったのだーーー!(なんてベタベタは話・・・)



 やがてプルになった中身リィナも気がつく。

 そしてプル同様に自分がプルと中身が入れ代わったことに気がつく。



 その時,シスコン大魔人ジュドーの声が・・・

ジュドー「リィナアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーー!」

 凄まじい形相でジュドーは3人の元に向かってきたのである。

 その後ろには『妹と結婚(結○)する会』副会長のレイ(バレルじゃないよ。アイリのお兄ちゃんだよ)と
新人,種デスのドロロ兵長こと,シン=アスカが続く。

シン「俺はあそこまで影が薄くないぞ!」



リィナ(中身プル)「え,ジュドー・・・」

プル(中身リィナ)「ひ,ひいい・・・お兄ちゃん・・・そ,そうだ・・・
          今私プルになっているんだ・・・
          も,もしかしてお兄ちゃんから解放される♪
          デコバチくらい全然OKだし♪だいたいもうお兄ちゃんに近づく気もないし♪
          プルになってしまってもいいや。」

 プルになってしまってもいいやだと!リィナ貴様!美少女度が100京倍以上に上がっておきながら何を言っている!

プルツー「来たな,シスコン魔王!この私が姉さんには指一本触れさせない!」

 とプル(中身リィナ)を守ろうとその前にプルツーが立ちふさがり構える。

プル(中身リィナ)(最強のボディガードもいるし♪こうやって改めて見るとプルツーって凛々しい。
           ルチーナが夢中になっているのも無理ないわね。)

プルツー「あれ?この感じ・・・」



ジュドー「リィナアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

 さらに凄まじい勢いでジュドーは3人の元へ接近してくる。

プル(中身リィナ)「プル,お兄ちゃんのこと好きなんでしょ。お兄ちゃんとお幸せにね♪」

リィナ(中身プル)「そのな・・・わたし・・・え・・・
           このままジュドーがいつものようにダイブ(ルパン)してきたら,
           そんなの・・・そんなの・・・わたし耐えられないよ・・・」

 ってプルたんの貞操の危機だ!!(まあ肉体はリィナのなんだけどね・・・)



ジュドー「リィナアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
     とおりゃああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 といつものようにリィナ(中身プル)にむかって飛翔しようとする。

リィナ(中身プル)「キャアアアァァァァァァ!!!」

 だが・・・

ジュドー「と,跳べぬ・・・?」

 とまるで天破活殺を喰らった聖帝サ○ザーの如く跳ぶことができず,その場に立ち尽くす・・

リィナ(中身プル)「え・・・?わたし無事なの・・・?」

ジュドー「何故だ!何故跳べぬ?う・・・な,何・・・どうしたんだ?
     どうして俺の魂はプルに反応しているんだ?」

 とジュドーは胸に手を当て苦しみ出す。

ジュドー「こ,この俺がプルに反応しているだと!!!
     馬鹿な!これはプリーストどもの毒電波のせいか?」



リィナ(中身プル)「ジュドー・・・・・」



レイ「どうされたのですか?会長!」

 とレイがジュドーを介抱しようとするが

ジュドー「う,うるさい!」

 とその手を振り解き,ジュドーは自分の太ももの経絡秘孔を突き,進み出す。

ジュドー「俺はシスコンジュドー!シスコンには妹あるのみ!」

シン「か,会長・・・」

レイ「見ておくがいい。あれが会長が会長たる所以だ。」



ジュドー「リィナ。リィナ。リィナ。リィナ。リィナ。」

 と鬼のような形相でリィナ(中身プル)の元に歩み寄るジュドーに

リィナ(中身プル)「いや!こんなのおかしいよ!ジュドー,私を見て。本当の私を見てよ。」

 リィナ(中身プル)はジュドーの心に語りかける。

プルツー「ジュドーって・・・まさか?」



 だがジュドーはそんなことには耳も傾けず,リィナ(中身プル)の元へ無理やり歩み寄る。

 そして

ジュドー「ぐはーーーーーーーーーっ!」

 と突如としてジュドーの全身の血管から血が霧のように吹き出し,そして・・・

ジュドー「ひいいいぃぃぃぃぃぃぃーーー!虫がーーー!虫がー!虫がー!」

 と全身をかきむしり始める。

リィナ(中身プル)「ジュドーーー!ジュドーが苦しんでる・・・・・こんなのおかしいよ!
          こんなの・・・こんなの・・・こんなのいやーーーーー!」

 プル(中身リィナ)はその様子を見て状況不利と感じその場を逃げ出そうとする。

 だが,その時ぐいっとプルツーがプル(中身リィナ)を羽交い絞めにした。

プル(中身リィナ)「いや!離して!お願いだから逃がして!」

 プルツーは無言でコクリと頷き,リィナ(中身プル)に合図する。

リィナ(中身プル)「逝けえーーーーーーー!!!」



ゴン!!!



 再び目から火花が飛び散るほどの衝撃が走り,二人が倒れこむ。



プル「い,痛った〜〜〜!」

 そしてプルは自分の姿を見て。

プル「よし,戻っているよね。」

プルツー「まあ,ご都合主義だが・・・」



 リィナはというと

リィナ「ひっ,ひ・・・いや・・・」

 そしてその瞬間ジュドーは全身を金色に輝かせ,不死鳥の如くリィナへ向かって飛翔していた。

ジュドー「リィナアアアアアァァァァァァ!!!とおおりゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

リィナ「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 といつもの光景3倍が繰り返されていた・・・



プル「ジュドー・・・いつかは元のやさしいジュドーに戻って,
   本当のわたしを好きになってね・・・」

プルツー「それは無理・・・というか,姉さんはあんな男のどこが好きなんだ???」



レイ「見事です。この輝きこそが我らが『妹と結婚(結○)する会』会長です!」

シン「こ,これがガンダムの主人公というものなのか?!す,すごい・・・」

 違うわ!馬鹿者!




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