『いけいけ!ジャミ口探検隊!(後編)』


『いけいけ!ジャミ口探検隊!(後編)』





『妹と結婚(結○)する会』の総本山に潜入したプルツーとジャミル=ミートはついに本館である『第13妹庵(いもあん)』に向かうのだが・・・



プルツー「しかしジュドーもなんでわざわざここまでの組織を作る必要があるんだ?
    リィナと結婚したいのだったらリィナを連れて山奥の湖畔のコテージにでも隠れ住んで,繁殖でも何でもすればいいんだ。
    それで二度と姉さんの前に現れなければ,姉さんももう泣かされることはないのに・・・」

ジャミル・ミート「拙者はジュドーのことを認めるわけにはいかないが,奴も奴なりに自分の自由のために世界と戦っているんだ。自分の戦(いくさ)を。」

プルツー「自分の自由のため・・・自分の戦・・・?」

(リィナ「私の自由はどうなるの・・・?」

 人の戦に巻き込まれて死ぬ奴は最初から生き延びる力のないザコだ。そんな奴の生き死になんて知ったこっちゃねえ!)



 などと話しているうちに本館である第13妹庵(いもあん)へと潜り込んむプルツーとジャミル=ミートであった。といっても正面玄関から堂々と・・・

 そしてそのエントランスには・・・

 ジュドーとリィナの像,題名『教祖様の真実の愛の御姿』があった。何をしているかは想像に任せます(爆)

プルツー 「またこれか!ここはこんなのばかりか!?」

 そして像には48体製作予定などと書かれている。

プルツー「48ってことは・・・」

ジャミル・ミート「もちろんツーたんはカメ○メの48の殺人技のことだと思っているんだよね?」

プルツー「・・・そういうことにしておく・・・」



 階段に示された案内板には地下のほうを指し資料室と書いてある。

プルツー「地下資料室・・・」

ジャミル・ミート「とりあえず行ってみよう♪」



 地下資料室にあったのはまずは兄妹ものの古今東西のアンソロジー本,同人誌であった。

ジャミル・ミート「さすがは妹と結婚する会!凄まじい蔵書の数だ。お,これはひ○でんブルク先生のマンガ,さすがじゃ♪こっちは飛○乱先生か♪」

プルツー「楽しそうだな・・・?」

ジャミル・ミート「そりゃあエロマンガは拙者のエネルギー源みたいなものだから♪でもツーちゃんは触っちゃ駄目だよ。変なものついていちゃ駄目だからね。」

プルツー「・・・どんどん会話が下品になっていくような・・・(早くこのシリーズを終わらせねば・・・)」



 プルツーが資料室の隅に目をやると何やらダンボール箱が山積みにされている。

プルツー「『週刊俺のリィナ』・・・?ジュドー・・・本当に何をやっているんだ・・・?」

 しかもダンボール箱には『返品』というシールが貼られている。

ジャミル・ミート「まったくじゃ!プルたんならリィナの100京倍は売れるというのに・・・」

プルツー「一人あたりいくつ買う計算なんだ・・・?」



ジャミル・ミート「次はいよいよ悪の権化『教祖ジュドー』の部屋だ!」

プルツー「悪の権化はおまえもだろう・・・」



 とエレベーターで最上階へ向かう美少女と変態。(本当に緊迫感のない潜入だな。)

ジャミル・ミート「うわ,毒蠍が!」

プルツー「嘘つけ!」



 そしてプルツーとジャミル=ミートは『リィナへの愛を奏でるお部屋(会長室)』と書かれた部屋の前に着く。

ジャミル・ミート「ここが会長室か。」

プルツー「まさか,また,下品なものがいっぱいとかいうのじゃないだろうな・・・」

ジャミル・ミート「それだったらきっと『繁殖室』って書いてあるよ♪」

プルツー「・・・・・」

ジャミル・ミート「うん?鍵がかかっているぞ。しかも生意気に電子ロックか。」

プルツー「まあ,一応会長室だからな。」

ジャミル・ミート「リィナの誕生日は『こち亀』の両さんといっしょだから『0303』と。」

プルツー「ひな祭りと言ってやれ・・・」

ピーーーン

ジャミル・ミート「やはり開いた♪」

プルツー「ジュドー・・・,全然ロックの役割はたしていないぞ・・・」



 もちろん会長室の中はリィナのポスター(盗撮)だらけである。

ジャミル・ミート「しょうもないもんばっかり貼りやがって,こんなにスペースがあるのならプルたんのポスターを貼ればいいのに!まったく!」

プルツー「それだったら最初から着てないって・・・(でももしジュドーがリィナにしているように『プルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!』って状態になったらそれはそれで私はジュドーを斬る必要があるような・・・)」

ジャミル・ミート「えーい!こうなれば!」

ジャミル・ミートはリィナのポスターにマジックでヒゲと鼻毛をカキカキする。

プルツー「国語や音楽の教科書じゃないんだから・・・」

 正岡子規のモヒカンは基本か・・・?



プルツー「うん?邪悪な気が!ジュドーが戻って来たようだぞ!隠れろ!」

 さすがはツーたんニュータイプ能力でジュドーのシスコンのおどろおどろしい気を感じ取っていた。そしてツーたんが部屋の中を見回すとクローゼットが目に入る。

プルツー「(さすがにジャミル=ミートといっしょにあの狭いクローゼットに隠れるのは身に危険があるような気がするし・・・)よし,私はそのクローゼットに隠れる。おまえはその排気口に隠れろ!」

 とプルツーは10×20センチほどの排気口を指差した。

プルツー(さすがに無理か・・・)

 とツーたんは思ったのだが・・・

ジャミル・ミート「仕方ないな・・・」

 コキャン!コキャン!コキャン!とジャミル=ミートは骨ごと体を変形させて排気口に入っていく。

プルツー「うわ!こいつはサ○タナか?!まあ,バラバラになったって生き返ってくるような奴だし・・・」

 と言いながらプルツーはクローゼットを開ける。中には背中に『リィナ』と書かれた恩寵の儀式でジュドーが着ていたのと同じ黒いローブが10着ほど入っていた。

プルツー「入りたくないな・・・」

 と思いながらもローブを片側に思いっきり寄せクローゼットの中にプルツーは身を隠した。



 そして扉が開き教祖ジュドーと副会長のレイが入ってくる。

ジュドー「リィナアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 ブチュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ジュルジュル!チュポン!レロレロレロ!

 と壁に貼ってあったリィナのポスター(しかもさっきジャミル=ミートがヒゲと鼻毛を描いたやつ)に思いっきり口付けをして嘗め回すジュドー

レイ「・・・・・」

プルツー(ヒゲと鼻毛に気付や!・・・にしても想像以上に逝っているぞ・・・ジュドー・・・)



 ちょっとふやけたリィナのポスターを背に執務机に着くジュドー。そして何やら資料のようなものを見始める。

ジュドー「まったく!信者の数が666万人から一向に増えないのはなぜなんだ!」

レイ「やはりここは新規入会者をもっと増やすしか。」

ジュドー「それはわかってる。布教活動には十分力を入れてるんだ。見てくれ。これが俺がぜひとも入信させたい連中のリストだ。」

 そこには次のような名前が挙げられている。



トラン○ス,香月真吾,鈴○トウジ,日○耳雄(でろ○ろ),サマルト○アの王子,一○零,出○潔,魔○勇二(ONLY Y○U),飛○(幽遊の),マイヨ=プラート,新田明○(須○工),シーブック・アノー,シン・アスカ,チコ・ロドリゲス,ハンス・ホガード



レイ「シン・アスカの妹って第一話で「腕だけかもしれませんよ。」「いやよ!そんなの!」「僕だって嫌ですよ!」という状態だった気がするのだが・・・ところで赤い彗星なんかには声をかけないのか?一応妹持ちだが。」
ジュドー「あいつはジャミル・ミートと同類の変態野郎だからだめだ!どうせ『育ちすぎじゃああぁぁぁ!ネコミミアルテイシアじゃなきゃ嫌じゃあぁぁぁぁぁ!!!』とか言うに決まっている。
    それよりもどうせ入信させるなら,ライトニング=カウント,ゼクス=マーキスだ!ぜひともゼクスを我が『妹と結婚(結○)する会』の突撃隊長として迎えたい。
    それにゼクスは多芸だから何かと役に立ってくれそうだし。ギンちゃんとか♪アスハムとか♪あと新北斗の拳のケンシロウなんかも♪」

レイ「ZZ世代はケンシロウは神○明氏以外は認めんと思うが・・・」

ジュドー「そういやゼクスと言えば,種デスにゼクスのパチモンが出ているような。メガ粒子の直撃を受けて何で生きてんだか?やっぱりWキャラなのか?それとも『月光蝶である!』とか言って防いでいたな〜んてことは?」

プルツー(一応まだジュドーも妹以外の世間話するんだな・・・)

 とプルツーがきついツッコミを入れていた。



ジュドー「まあとにかくどんどん信者を集めるんだ!」

 そこへ一人の男が湧いてくる。

某大和守「僕でよければ入会してあげましょうか?まあ僕もカガリといろいろしなければいけませんからね♪ふふ♪もっとも僕の場合は結○のみで妹との結婚はできませんけどね。
    僕はラクスやフレイともいろいろしないといけませんから♪それに何と言っても僕の本命はアスランですし♪」

ジュドー「殺れ!(怒)」

レイ「ヒューシャオ!」

某大和守「シャラパラーーー!!」

 と南斗水鳥拳により某大和守は細切れになる。

プルツー「これに関しては私もジュドーを支持する・・・」



 そこへ一人の雲が会長室に駆け込んでくる。

ジュウザ「大変だー!会長ー!また脱妹者が出やがった!しかも3人も一度に!『俺は真実の萌えに目覚めた!プルたん萌え〜〜〜!』とか『プルたんのかわいさに比べたら妹なんて』とか『プルたん最高!』って書置きをして出ていきやがった!」

ジュドー「何だとまた脱妹者か!連れ戻せーーー!いやそんな妹を裏切るような堕落したような奴らは宇宙に必要ねえ!ポ○だ!○ア!ポ○してしまえ!!!」

ジュウザ「もうすでにリュウガが追っている。」

ジュドー「そうかリュウガなら『大木を腐らせる腐った枝は断つべし』と殺ってくれるだろう。だけど,おまえも追ってくれ!とにかくポ○だ!○ア!」

 そして怒りに震えるジュドーは

ジュドー「ちくしょー!プルのやつ!また俺の同志を堕落させやがって!この間徹底的にデコバチで粛正してやったのにまだ懲りていないのかよ!」

プルツー(ジュドー!!!それは姉さんのせいじゃないだろ!こんなことで姉さんをいじめるのなんてお門違いもいいところだ!)

 だがそんなプルツーの怒りとは関係なくジュドーは続ける。

ジュドー「プルめ,一体何人の信者を堕落させれば気が済むんだ!まったくあいつは何を考えているんだ!前にだって「わたしがリィナになってあげるから!」だと!ふざけるんじゃねえ!
    神と同じ高さ自らの座を上げようなどとあいつはルシフェルかよ!あいつは!そうかだからあいつは敬虔な信者たちを堕落させるんだな!
    くそう,堕天使め!よし見ていやがれ!我が神聖なるデコバチフィンガーでかならずや粛正してやる!」

 とジュドーはデコバチの素振りをしながら吼えるのである!

ジュドー「悔い改めよ!プル!悔い改めよ!プル!」



 そんなジュドーの言葉にプルツーはとうとう切れてクローゼットから飛び出す!

プルツー「いいかげんにしろ!ジュドー!姉さんが一体何をしたというんだ!おまえこそが粛清されるべきなんだ!」

 とプルツーはジュドーに飛び掛った!

レイ「会長,危ない!」

 とレイがそれに立ちふさがる。

プルツー「邪魔するんじゃない!」

レイ「くらえ南斗究極奥義断固相殺!」

 といきなりレイは本能的にプルツーは強敵と感じたのか相打ち狙いの必殺技を放つ!プルツーはピンチだ!何と言っても南斗の究極奥義なのだから!だが・・・

プルツー「ジャミル・ミート・バリアーーー!!!」

 と排気口の中からジャミル・ミートを引きずり出し盾にする!

ジャミル・ミート「シュラパラーーー!」

 ジャミル・ミートは細切れになるが,その隙にプルツーはレイに一撃を放つ!

レイ「ぐはっ!」

 プルツーの一撃は見事レイの秘孔『新血愁』を貫いていた。

(一撃で南斗水鳥拳継承者を・・・ツーたんラオウの如く強いぞ・・・)

ジュドー「よくも副会長を!プルツー,姉妹して『妹と結婚(結○)する会』に仇なすって言うのか!ならば,この俺がプルともども地獄に送ってやるぜ!」

プルツー「プルともども地獄へ・・・プルともども・・・ジュドー,貴様は!貴様は姉さんを!姉さんをーーー!」

 とプルツーの怒りとオーラ(闘気)が爆発する。

ジュドー「俺の掌が光って唸る。リィナへの愛を貫けと轟き叫ぶ!喰らえ!必殺!シスコンデコバチーーー!!!」

 とプルツー目掛けてジュドーは全身全霊のデコバチを放つが!あっさりとプルツーにヘッドスリップでかわされる。

プルツー「これが貴様に泣かされ続けている姉さんの心の痛みだ!!!あたたたたたたたたたたたたたたた!!!」

ジュドー「たわぶりゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 とジュドーに百烈拳が炸裂する!

プルツー「これが貴様にデコバチをされた姉さんの悲しみだ!ほわたたたたたたたたた!」

 とプルツーの百烈蹴りが炸裂!

ジュドー「げぶりゃあぁぁぁぁぁ!!!」

プルツー「そしてこれがどんなに尽くしても裏切りと冷たさしか返ってこなかった姉さんの寂しさだ!うわありゃあああああああ!!!」

ジュドー「ばふううううううう!」

 と凄まじい一撃がジュドーを砕く!

プルツー「そして!そしてこれが姉さんを悲しまされた私の!私の!私の怒りだーーーーー!!!!!」

 と最強の一撃がジュドーを直撃する!

ジュドー「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 と吹き飛ばされたジュドーはそのまま最上階の会長室の窓から転落していく。

ジュドー「リィナアァァァァァァァァ!!!うわらばーーーーー!」

 と地上に落ちることなくジュドーは爆裂した。



ジャミル・ミート「まあ悪党の最期などこんなものだ。」

 とバラバラになったはずのジャミル・ミートはご飯粒で体をつなぎ合わせながら復活していた。

プルツー「・・・・・」

ジャミル・ミート「しかし何でジュドーは『うわらば!』ってトキツーの真似をして落ちたんだろう?」

プルツー「トキツーって言うな!」(怒)

 とツーたんは下を覗き込んでいたジャミル・ミートを蹴り落とす。

ジャミル・ミート「がっちょ〜〜〜ん!」(ぐちゃ!)

 そしてジュドーの残骸とつぶれたジャミル=ミートを見ながら

プルツー「どうせこいつらすぐに復活するんだろうな・・・ジャミル・ミートも,ジュドーも・・・とにかく姉さんのところに帰ろう・・・」



こんなところに来てしまい,汚れてしまったように感じたプルツーは,今日はプルのように思いっきりおフロに入りたい気分だった。








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