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お名前:小野一也 (仙台劇評倶楽部)
井伏銀太郎の財産に
以前、私は「他市と比較して仙台には劇団は確かに多いが、必ずしも質は高くない。高くない
利用は色々あるが、《閉鎖的である》ことも一因。閉鎖的であるから劇団数が多いと言える。
劇団間での交流、プロデュース公演を多くして、質を高めて、活性化を」と望んでいた。
そう望んでいたら、ここ数年、プロデュース公演が多くなっている。うれしいことである。
「仙台演劇人フォーラム」が結成されたこともその要因になっているのだろう。喜んでいる。
そうした折、実力がありながら出演の機会が少なく、大きな役をあまり演じていないのは
もったいないと残念に思っていた井伏銀太郎が、《プロデュース》をして《出演》、しかも
《作》や《演出》をするということは、私にとって2重にも3重にもうれしいことであった。
さて、観終えて真っ先に思ったのは、「これは井伏の頭の中でかなり長い間にわたって
暖められていた題材なのだろう」ということであった。細部にわたってまでもということではなく、
《男と女、外面からの男と女、内面の男と女、男と女が出会って外面的なものが変化して
内面的なものが表面化していく様、その変化の妙を舞台化する》というようなことを頭の中で
描いていたのだと思う。
次に思ったのは、長い間暖めていたこの着想が具体化したのは、女役のイメージと江目ひとみの
イメージが合致した時点ではなかろうか、ということであった。ということは、この作品の着想
それ自体に「男を演じるのは自分」ということがあったのは勿論だろうが、長い間の着想が
作品として現実化するきっかけに、江目ひとみの存在が大きいということは間違いないだろう。
なぜそう言えるのか。あまりにも「女」が「江目ひとみ」にピシャリであったからである。勿論、
江目がそれほど上手に「女」を演じたということになるのだが……。《作者がイメージした役を
イメージ通りに演じる役者がいる》、ここにプロデュース公演の面白さがあり,質の高い作品が
生まれる利点がある。
久しぶりに会った男と女。元々好きだと思っているのに気持ちがすれ違い、離れ離れに暮らして
いた男と女。やはりなかなかかみ合わない会話。共に観た映画を話題にしながら、気持ちが除々に
近づいていく。筋立てに、取り上げる映画の選択が大きな要素を占めている。その映画を観ている
観客は(実際は観ていなくても大体の話は知っているだろう)うなづきながら、舞台に、男と女の世界に
同化していくことになる。
この男と女の気持ちの「変化」と、メイクアップで女が《外面=男的から内面=女的》への「変化」、
及びメイクアップアーティストとしての仕事をてきぱきと自信もって進める男の様が
《外面=女的から内面=男的》への「変化」とを重ね合わせたところに、この芝居のねらいがあった。
そのねらいは、私に確実に伝わった。さらには、そのねらいに、「女」をスッピンピンで登場させ、
ルージュで際立たせるというところに作者の才を感じる。タイトルを「ROUGE」にした所以は
ここにあった、というわけである。
再演に再演を重ねて、この芝居を井伏銀太郎の財産にしてほしい。
[2000年3月16日 22時40分41秒]
お名前: 佐々木 久善 (仙台劇評倶楽部)
『蜘蛛女のキス』という小説がある。
映画や舞台、はたまたミュージカルにまでなっているので、題名を聞いたことのある人
も多いかと思うが、元々は小説なのだ。
物語は、刑務所の中、ある政治犯と同房になったのは同性愛の男。はじめは同性愛者を
毛嫌いしていた政治犯も彼の話に耳を傾けるようになり、次第に二人の間に友情とも愛情
ともつかない感情が芽生えてゆく、というものだ。
そして彼らの会話の大部分を占めるのが、映画の話なのだ。
『ROUGE』を観ながら、私はこの小説のことを思い出していた。
私の目の前で繰り広げられているこの芝居は果たして何なのか。男と女が会話を交わし
てはいるが、二人は本当は何を語らっているのか。
小説では、行間を読むということがよく言われるが、この芝居も表面的な会話の間に
もっと重要な要素が流れているように思えてしょうがない。
物語については、他の皆さんの書き込みで紹介されているので省略させていただくが、
二人がついに最後まで口にすることのない、愛の言葉が、実はいらいらするほど回りくど
く最初から最後まで仄めかされ、言葉のほんの端っこをかすめ、気付いたのに気付かぬふ
りをし、かまをかけ、また遠くから攻めていく。そういうお話なのだ。
だから、映画の話題もそれにちなんだものがほとんどだ。
具体的には、『レオン』のレオンとマチルダの一夜をめぐっての会話。
男はセックスをしたのだと思い、女は二人はただ一緒に眠っただけだと言う。
二人は本当に言葉の通りに思ったのだろうか。
私にはそこに男と女のその時の感情が率直に現われただけであるのだと思う。
四十男の性の考えと二十代の女性の恋愛へのあこがれ。まさに映画の話に話題を借りた
恋の攻防戦なのだ。
台詞という薄皮一枚の下で二人は言葉によるセックスをしているというのがこの芝居の
話なのではないだろうか。
メイクアップすることと感情の覆いを取り去るということが反比例するのが女性の不思
議なところであると私は思う。
口紅をする場面で女は明らかに男とくちづけを交わす幻想の中にいたように思う。
幕之内さんの意見の通り、私は女はパーティーへは行かずに、メイクを落として、もう
一度はじめからやり直すのではないかと思っている。
[1999年10月5日 0時21分50秒]
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お名前: マネキ
劇評と言うより感想です。
仙台の芝居でこんなに笑いがあって、客と一体感があった舞台は初めてです。
全体的に面白かったが、僕はネタが好きでした。憶えている中で、
NHKが日本野鳥の会と手を組んでBSアンテナを探しているとか。
いくら料理の本を集めても、料理はうまくならないとか。
タイタニックが沈没した原因は、見張りが、ディカプリオ達のキスに気を取られて氷山の発見が遅れたとか。
山田洋次監督が、スターウォーズの影響を受けて「男はつらいよ エピソード1」を作るとか。
そのたび「そんなアホな」とか、「その通り」とか突っ込みを入れたくなりました。
映画館の迷惑な客も、実際いるんですよね。僕が一番嫌なのは、まだ終わってないのに立ち上がる人です。
この二人って不器用な二人なんですね、好きなら好きといえばいいのに。
江目さんがよかった、癒し系の女優と言ったらいいのかな。
初め入って来た江目さんが、結構、営業スマイルだったのが、最後にとても柔らかな笑顔に変わるんですよね。
二人の関係性の変化を見事に表現していた笑顔です。
江目さんって、女優になるために生まれてきたと言ったら言い過ぎでしょうか。
余談ですが、シアタームーブメント仙台も江目さんのような女優がいるのなら、わざわざ遠くから呼んでこなくてもいいのにと思いました。
[1999年9月28日 18時27分15秒]
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お名前: Q太郎 URL
太田さんへ
「江目」は「ゴンメ」ではなくて、「ゴウノメ」と読みます。
ちなみに「エメ」は高校時代のあだ名だそうです。
[1999年9月28日 13時48分2秒]
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お名前: 太田憲賢
「こら太田!また女優ばっかり見て!」(江目ひとみ篇)
僕が「ROUGE」を見てしみじみ思ったのは、江目ひとみさんっていい女だなあ、
ということでした。えっ、井伏さんはどうだったって?うん、まあよかったとは思う
けれども、でも僕の場合魅力的な女優さんが出てくると、そっちの方に意識が集中し
ちゃって、他の要素が二の次になってしまうことは、今までの僕の劇評をお読み
いただいた方はよく御存じのことでしょう。そういうわけで、井伏さんには
申し訳ありませんが、これから書く内容のほとんどは江目さんについてです。
あしからず御了承下さい。
とはいいつつも、なにしろ性格の屈折したこの太田のことです。素直には褒めません。
では、どこがよくてどこが気に入らなかったのか?順を追って説明しましょう。
今回のチラシを見てもわかるとおり、江目さんの役どころは「女女したの、
イヤだったんです」という意識を持った女性です。女女してないけど魅力的な女性、
というと2パターンあって、一つはボーイッシュ、もう一つはユニ・セックスという
イメージです。ユニ・セックスというのは、以前にポトフの主役の女の子について
述べたけど、妖精的というか中性的な魅力なわけ。で、今回の江目さんの役どころの
場合は、物語の中で学生時代「男みたいだった」と言われてるところから考えて、
むしろボーイッシュの方でしょう。つまり、妖精的というと、女女してないまでも
弱っちい可愛らしさみたいなものがあるんだけど、ボーイッシュの場合はもっと男の子
寄りで、それこそ体育会系っていうかね、あのー、昔さ、大沢逸美っていうアイドルが
いて、その子のデビュー曲が「ジェームズ・ディーンみたいな女の子」っていうもの
だったんだけど、えっ?そんな昔のしかもあまりメジャーじゃないアイドルなんて
知らない?ウーン、じゃあ「うる星やつら」ってマンガあったよね?あれで藤波竜之介
って女の子いたじゃない。女なんだけど、親に男として育てられて、ほっそりしてて
腕力強くて胸にさらし巻いてて・・・、ああいうのをボーイッシュっていうのよ。
それで、話を「ROUGE」に戻すけど、江目さんが登場して、「ほお、これは
なかなかいい雰囲気を持った女優さんだなあ」と最初は思って見ていたんだけれど、
そのうちだんだんなーんか違和感を感じ始めたのね。その違和感がなんだろう、
ってしばらく考えていたんだけど、要するに江目さんの魅力ってボーイッシュな
ものではないんじゃないか、という根本的な疑問をもってしまったのよ。
江目さんって、体全体のスタイルもどちらかというとポッチャリ系だし、顔の表情も
落ち着いた柔らかさを感じさせるし、瞳も穏やかな優しさが宿ってる感じだしで、
うーん、これはグラマーな女女というのとはまた違うけれども、でもいわゆる男に癒し
を感じさせるような、「優しい女の子」の典型的タイプではないのか?そこに太田も
惹かれたのではないか?と思ったわけよ。
例えていうとね、まあ今回物語の中で映画の話がたくさん出てきたので、映画でいき
ましょうか。「櫻の園」っていう女子高演劇部を舞台にした傑作があったんだけれど、
あの中に江目さんがセーラー服を着て登場してたら、実に違和感なくピッタリはまって
そうな感じがするんだよなあ。それで絶対学級委員タイプね。周りの女の子がアイドル
や隣の男子高のカッチョイイ男子のウワサ話でキャーキャー騒いでる中、一人だけ微笑み
ながら静かにお弁当を食べてるっていう配役だったら右に出るものはないって感じ
(ちなみにこういうシーンは「櫻の園」にはありません。僕が今想像した江目ベスト
シーンの一つです)。
あるいは、大学のサークルでの紅一点とかね。やっぱり映画サークルでしょう。
それで夏休みなんかに、合宿組んで自主映画撮るわけだよ。どっかの高原のお花畑に
ロケに行って、そこで江目さんがフレア・スカート着ててさ、にっこり微笑みながら
スキップすると、フレア・スカートがフワーッて少しだけ上がって、そこのシーンだけ
ストップ・モーションになるんだよ!わざとフォーカス甘めにしてね。いいなあ、
甘酸っぱい青春の思い出だなあ。そんな映画あったら絶対5回は見るぞ、俺。
そんなわけで、物語のクライマックスに、題名にもなっているルージュをつけることに
よって、ボーイッシュな少女が大人のレディにヘンシーンっていうシーンにも、いまいち
ノリきれなかった。黒の色っぽいドレス着てたせいもあるんだろうけど、なんか、
かたせ梨乃みたいに見えちゃったんだよ(笑)。清純女子高生がフェロモン姉御に
ヘンシーン!まあ、確かにすごい変化だってビックリはさせられたけど、作者の意図する
変身とは微妙に異なるような感じが、ウーン、しないでもない。
あと、井伏さんが後半、別れた奥さんの話にかこつけて「やっぱ、オッパイはいいよ、
オッパイは!」ってこだわるシーンがあるんだけど、これはクライマックスへの伏線に
なってるんだろうなあ、最後に江目さんのシーツをとったら(メイクをしてもらっている
ので、美容室みたいに服の上にシーツをずっと掛けていた)どんな衣装か楽しみだなあ、
とワクワクしていたんだけど、これに関しては期待どおりでよかったです、ヘヘヘ
(もっと詳しく説明しろって?ダメダメ、また「女性の人格を無視した視点だ!」だの、
「太田はまだ懲りないのか!」だの、怒りの抗議が殺到するとイヤだからね、こっから
先は自主規制、自主規制)。
以上が、今回のお芝居に関しての主な感想なんだけど、最後にもう一回。くどいよう
だけど、やっぱり江目さんの清純派青春モノ、何とかやってほしいなあ。
柔らかな微笑み!フレア・スカート、フワーッ!ストップ・モーション!青春の思い出!
今関あきよしワールド!!見てえ、絶対見てえ!!
でも、IQの劇団としてのカラーを考えると、その手の叙情派作品をやる可能性は
低いだろうなあ・・・。どっかで江目さんを客演で使おうって劇団、ありませんかね?
「きいろいもくば」さんあたり叙情派得意そうだけど、いかがです?
絶対はまりますよー、江目さん。
余談2。江目さんの苗字って「ゴンメ」って読むらしいけど、「エメ」に改名したら
いかがっしょ?今回の物語で映画の話がキーになってたけど、映画女優で「アヌーク・
エメ」っていたじゃないですか。「ゴンメ」より、雰囲気出てていいと思うんだけど
なあ。
[1999年9月27日 21時18分28秒]
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お名前: 幕之内
劇団IQ150の井伏銀太郎と江目ひとみの二人芝居。
二回見た。一度目はただ楽しんで見たが、二回目は細かい言葉遊びや伏線がはっきりわかった。
全く時間を気にしないで見ることができた。 リアルな所と演技の遊びのバランスがよかった。
アメリカのコメディー映画を見ているようだった。
ウッディアレンの映画の話をしてたが、その路線を狙っていたのかもしれない。
作家はよっぽど映画が好きなんだろう、映画ネタにいくつかわからなかったところがあったのが少し
残念といえば残念。
アロマテラピーの匂いが劇場に広がっていく時間の中で、女の顔の変化と二人の関係性の変化を、
テンポよく表現していて。メリハリがあって、笑って見ているうちにぐいぐい引き込まれて、
考えさせられたり、感動したり、凝縮性のある芝居だった。
演出も凝っていて、人の配置、動きがよかった。 特に最後に口紅を塗るシーンは、
テーブルクロスを外すと、魔法のように大人の女が出現する演出は見事だった。
終わって、ふと思ったのだが、女は本当にこれからパーティーに行くのだろうか。
男の私としては、最後に女はパーティーに行かずに、このまま男の部屋にいてほしかった。
そこら辺を自由に想像させる演出なのだろう。
男性の目から見ると、女性の顔の変化が特に興味深かった、普通見せないところを
見せられてる感じが良かった。普段知らない女性のメイクの話や、下着の話。
井伏銀太郎はさすがにキャリアを感じさせ、安定している面白さがあった。
メイクをしながら演技をするのは、ものすごい集中力が必要で大変だったと思う。
江目ひとみが特にいい、井伏銀太郎に対して全く互角に張り合っているどころか、時々、喰っていた。
顔、スタイル、声がいい。華がある女優だ。美人であることに全く嫌みが無いのは、どことなく
少年性があるからかもしれない。作演出は、そういうところを見事に引きだしていた。
もっと他の役も見てみたくなった。
こんな主役を演じられる女優がいるとは劇団IQ150の懐の深さを感じさせた。
ぜひ、もっともっと作りこんで再演して欲しい。
[1999年9月27日 19時52分56秒]
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お名前: 糸
いい声です。江目さん。
こんな声の女優さんだとはIQ公演だけでは分かりませんでした。
張りがあって、だけど力んでない。
中性的な(あるいはそれを意識して生きている女性の)イメージが
よく出ていて機敏な彼女の演技、そして役柄に通じるものがありました。
『男と女』それも親子ほども歳が離れた(失礼っ!)二人が
それぞれの外見と裏腹な「男」と「女」を見いだしていく芝居。
構成的にも面白く、「2人芝居=静かな芝居(日常的会話のきりとり)」
という私の固定観念を善い意味で裏切ってくれました。
「せっかく芝居なのだから芝居らしい言葉遊びや空間を舞台で見たい」
何もファンタジックなものや幻想的なものだけを芝居に求めるわけではないですが
いわゆる「静かな芝居」には物足りないさを感じていただけに「ROUGE」は
洗練された言葉使いや 構造のシンメトリー(怒った場面でのメモでのやりとり)
があって久々に芝居らしい芝居を見たという満足感がありました。
ただ惜しむらくは、メークが....
「少年」の様に登場した「彼女」が、舞台最終でまさしく「女」になって
立っている。メークをほどこした男自身は、自分がかけた化粧の魔法に魅入られる。
そんな意図があったはずなのに...なのに...あのメークは。
それに、厳つい男性が女性的っていうところが役の狙い目なのはずで
どんなおねぇ言葉や小指を立てた仕草よりもメイクしているところが
一番の見せ場のはず。
舞台上でメイクを完成していく意味を考えればもっとメークそのものを大事
にしてほしかったです。男性陣が多い脚本、演出の泣き所といった所でしょうか?
いっそメイク道具なしで何もない空間でメイクのジェスチャーだけというのも
おもしろいかもしれません。
(女性としてはそこら辺思い入れがあつのではシビアに観てした。)
そしてもう一つ、江目さんが持ってきた紙袋。光沢がある黒で周辺舞台も黒。
見事にライトを照り返して一瞬「鏡?!」と思うほど光が反射してました。
ちょっと中央の観客にはつらかったです。
いろいろまとまらず書きましたが
第一回プロデュ−スながら、さすがの完成度でした。
最後に在仙の役者さんの中でなかなか居ない「いぶし銀」の渋さをもっと
発揮して欲しいと次回作を待ってます。
[1999年9月27日 13時9分30秒]
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お名前: ケイ
井伏銀太郎プロデュース「ROUGE」
一時間の中にメイクアップの時間、アロマテラピーの時間を組み込み、その中で男と
女の関係性が変化していく構造が素晴らしかった。小道具の使い方がよかった。
まさか舞台上で本当にメイクアップするとは思いませんでした。
スッピンで登場した女が、かつての先生(専門学校のメイクアップ)の手によって、
女らしく変わる。
女としてみていなかった男が、自分のメイクした女に女を感じていく。
江目ひとみさん文句無くきれいでした。こんなにきれいな女優が仙台にもいたん
ですね。
予想を裏切られ続ける話でした。舞台美術は都会的でセンスがよく、気取った芝居か
と思いきや、仙台弁丸出しだし、男と女の関係もうまくいったり喧嘩したり。
先が読めないって言うんですか、男っぽい女が女らしくなったり、オカマっぽい男が
以外と男っぽかったり。 エッチな男が以外とロマンチストだったり。
笑ったと思ったら、ジーンと来たり。すごい密度の濃い芝居でした。
一つ残念だったのは、色々出てきた映画の話の中で私は「レオン」見てないん
ですよね、何度も出てきたんですが、「レオン」見て、また見に行きます。
[1999年9月24日 12時44分28秒]
お名前: 五十嵐 なおと
ずいぶん遅くなってしまいましたが、感想です。
あまりに面白かったので2回見てしまいました。
仙台でこんなにオシャレな芝居を見る事ができて嬉しいです。
小ネタがいっぱいで観客全員で笑いを共有できたように思います。
井伏さん江目さん御苦労さまでした。今度またお話して下さい。
[1999年10月11日 19時40分43秒]
お名前: S
このホームページで知りました 、仙台でこんな芝居が見れるとは思わなかった。
二人だけでここまで見せるとは、二人の掛け合い最高、ネタも面白かった。
ただお尻が痛かった。次はぜひ141でやって下さい。
[1999年9月29日 0時7分18秒]
お名前: 関 ステレ夫
よくも悪くも「夜交花」の井伏銀太郎バージョンの感。舞台としては、満足度大。
井伏さん、お疲れ様でした。
p(^^)
[1999年9月26日 22時30分26秒]
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