シネマ窟 CINEMA-KUTSU

《ジダイ》の復讐?


あばうとあがーる


《ジダイ》の復讐?

『スターウォーズ』のパクリでは、と思われたかもしれません。

 が――。

 かの『スターウォーズ』に登場する“ジェダイ”は日本の時代劇からもじって名付けられたというのが定説です。
 言うなれば、こちらが本家なのです。
『スターウォーズ』エピソード4自体も、黒澤明監督『隠し砦の三悪人』を下敷きにしていると言われています。

 この様な一例を出すまでもなく、今なお、世界に影響を与え続けている時代劇。
 しかし、最近では2011年12月に『水戸黄門』が終了したのが象徴的ですが、製作本数は激減の一途をたどっています。

 日本のお家芸の危機に立ち上がったのは、
 俳優・入江毅が監督をつとめる剣劇会

 お金も時間もかかる時代劇を、なんと、自主制作されている団体です。

 その作品群は、時代劇に、そして映画界に「活」を入れることでしょう――。

 刮目せよ!!