【コース】
第13回コース(南知多町:第28・40〜43番)
内海駅=(バス)=(40)影向寺〜(41)西方寺〜(42)天龍寺〜(番外)奥之院〜(43)岩屋寺〜(28)永寿寺〜つくだ煮街道(ゴール受付)=(バス)=内海駅(約9.5km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
知多四国ハイキングの第13回目は南知多町の山海地区などの札所をめぐるコースです。今回はこのコースを別の日にウォーキングしました。スタートは内海駅で,ここからバスでスタート地点に向かいます。
バスを利用して,スタート地点の影向寺前の国道にやってきました。イベントが行われる日はここまで内海駅から臨時バスが運行されますが,イベントが行われない日は1時間に1本程度運転されている海っ子バスを利用していくしかありません。
曹洞宗で永禄年間(1558〜70)の創建といい,元々3つの寺でしたが,明治の初期に合併したといいます。安産祈願で有名な寺といい,裏手には子安観音霊場が設けられています。元々各所に立川流彫刻が施されているのが特徴のお寺といいます。
ここから次の札所へは,海沿いを西に進んでいきます。知多の海を見ながらの楽しいウォーキングとなりました。途中,海から少し離れた細い道も進んでいきます。
国道を約2kmほど進んで山海の海水浴場にやってきました。夏場は海水浴客で賑わうようですが,今はそれほど人がいません。
海水浴場の先には41番札所の西方寺があります。知多四国のお寺の中で唯一海に面するお寺で,海の近くにあるお寺らしく魚の供養碑があるのが印象的です。
西方寺からは海から離れて内陸方面に進んでいきます。
曹洞宗の寺院で,厄払い祈願のお寺として名高いといい,南知多観音霊場にも指定されています。本尊は阿弥陀如来で,快慶作と伝わっています。
第43番札所の岩屋寺の前を通りぬけ,番外札所の岩屋寺奥之院を参拝します。山にはさまれた境内には,雰囲気のある三重塔や高い位置に設けられたお堂など,独特の雰囲気が魅力的なお寺になっています。
奥の院から戻って,第43番札所の岩屋寺に到着します。尾張高野山宗の総本山で715年の創建で,弘法大師が百日間の護摩修行を行ったという由緒ある寺院です。親鸞聖人が自ら訪れて刻んだという阿弥陀如来や,多数の寺宝も有するといいます。境内は広く,様々な立派なお堂も整備されて古刹の雰囲気をただよわせています。
岩屋寺から先は,上り坂を進んで北を目指します。眺めがよい道を進み,楽しみながらウォーキングができました。
山を切り開いてできた集落にあるという永寿寺は,浄土宗の寺院で1624年に開創されたといいます。参詣者の福寿無量を祈願するという「ことぶき観音」が有名といいます。
ここからさらに北に進み,その先を西方向に進みます。ちょうど北側の海を見ることができました。
ゴールはドライブインになっているつくだ煮街道です。知多半島の魚を利用した佃煮などが販売されています。イベントが行われた日ではないので,お客さんはまばらでした。イベント日はここからバスで内海駅に戻りますが,この日は歩いて路線バスのバス停まで行くことになりましたので,苦労しました。
バスで内海駅まで戻りました。
作成者 Rintaro Nagano
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