【コース】
第10回コース(半田市:第19〜21番)
青山駅〜(21)常楽寺〜旧中埜家住宅〜(20)龍台院〜(19)光照院〜國盛酒の文化館〜半六庭園〜小栗家住宅〜CLACITY(ゴール受付)〜知多半田駅(約5.0km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
名鉄の知多四国のハイキングもいよいよ10回目となりました。今回は名鉄青山駅から半田市中心部の3寺をめぐります。開催日の7月7日が大雨だったので参加を見合わせ,平日に行われた後開催に参加しました。7日の豪雨では広島や岡山で甚大な被害が出て,心配されます。
梅雨明けの暑い時期の参加となりましたので,熱中症に気をつけながらのウォーキングです。
青山駅前の国道を北上して進みます。しばらく北上して左手に入ったら,第21番札所の常楽寺に到着です。西山浄土宗の寺院で,天竜山と号し,1484年に創建されたという大寺院で,尾張藩主徳川義直に西山浄土宗の知多派の本山とのお墨付きを得て発展したといいます。広大な敷地を誇り,徳川家康も訪れたという旧跡があります。賽銭箱にも葵の紋が刻まれています。
ここから知多半田駅までは国道を北上していきます。暑い中苦労しながら進んでいきました。
知多半田駅から北に進んだところには国の重要文化財に指定されている旧中埜家住宅があります。中には入れず,外観だけの見学です。
旧中埜家住宅からさらに北上した先には第20番札所である龍台院があります。桜の木に囲まれた境内で,落ち着いた空間になっています。1573年創建という曹洞宗の寺院で,弘法様は手足弘法と呼ばれ,お堂の前に祀られた手と足をなでると病気が治ると言い伝えられています。
龍台院から東へ。半田運河の方向に向かっていった先に第19番札所の光照院があります。西山浄土宗の寺院で,1605年の創建,1835年に火災に遭って再建されたといいます。市指定文化財の聖観音像は聖徳太子作とも,漁師の網にかかったともいいます。
光照院から東に進んだところには,国盛酒の文化館があります。半田の酒づくり文化を今に伝える人気の施設です。
酒の文化館の南側には半六庭園があります。半田の名家である中埜半六家の庭園を復元したもので,中では食事の施設もあるそうです。
半六庭園から少し南に進んだところには小栗家住宅があります。国の登録文化財に指定されており,主屋は明治初年ごろの建設といいます。
小栗家住宅から西に進み,JR半田駅の前を通っていきます。明治43年に設置されたという日本最古の跨線橋が見どころになっています。
JRの線路をくぐって,半田市の中心街を通り抜けてゴールの知多半田駅を目指します。暑くてなかなか苦労しました。
知多半田駅の駅前には,駅直結のビル・クラシティ半田がオープンしており,知多半島中部の最大駅の堂々とした駅前になっています。
今日は5.0kmと短かったのですが,暑くて大変苦労しました。次回の第11回は9月に行われます。暑い夏をしっかりと乗り切って,また参加していきたいです。
作成者 Rintaro Nagano
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