【コース】(沿線お散歩コース:11/2〜12/20開催)
東三河ふるさと公園の自然と三河国府の史跡をめぐる
国府駅〜国府観音〜守公神社〜東三河ふるさと公園〜船山古墳〜三河天平の里資料館〜三河国分尼寺跡〜とらや製菓舗八幡店〜八幡駅(約9.0km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
すがすがしい秋晴れの絶好のウォーキング日和となった11月3週目の土曜日。豊橋市で行われたさわやかウォーキングに引き続いて,豊川市をめぐる名鉄ハイキングの散歩コースを歩きます。スタートは国府駅で,この付近のウォーキングは何度か行いましたが,微妙のいままでのコースと行く場所の組み合わせが異なるコースになっています。
国府駅から進んで国道1号線を渡り,そのまま進んだ先の右手に国府観音があります。江戸時代に地中から発掘されたという本尊の聖観音菩薩がまつられているといい,芭蕉の句碑も設けられている歴史ある寺院といいます。毎月17日に行われる人形供養が有名といいます。
国府観音から少し進んだ先には守公神社があります。創建は不祥ですが,室町時代には存在していたと伝わっています。境内には淡墨桜があるといいます。地元の人たちがていねいに清掃を行っていました。
ここからしばらく,川沿いに次の目的地に進んでいきます。
西に進んで,東三河ふるさと公園です。この地域のウォーキングのときには訪れる定番スポットで,昨年の名鉄ハイキングでは公園内をぐるりと回るコースに参加しました。
公園内をぐるりと回って進んでいきます。コロナが流行っている状況とはいえ,こういう場所ですからなかなか多くの人でにぎわっていました。高台からの景色も楽しめます。
東三河ふるさと公園からは東方向に戻って進んでいきます。高台からの下りを進んで,道なりにずんずん進んでいきます。
ずっと進んで歩道橋を渡り,名鉄の線路を越えて北側に進んでいきます。スタートした国府駅が見えています。
5世紀後半の築造といい,東三河では最大の古墳といいます。墳丘が道路工事によって削られてしまっています。墳丘の上には神社がまつられています。
ここから住宅地を抜けて進んでいきます。途中,過去に名鉄ハイキングで訪れた西古瀬川の桜並木の前を通っていきます。
かつてこの付近にあったという三河の国分寺,国分尼寺に関する展示や,発掘の様子などが展示されています。古代の三河の様子を今に伝えています。人は全然いなくてガラガラでした。
かつて,三河国の国分尼寺が設けられていた遺跡で,現在は公園として整備されています。入り口の門や礎石などが復元されており,説明板もあって往時の様子を今に伝えています。
広い通りに出たら,東に向かってゴールの八幡駅を目指していきます。スーパーやコンビニなども多く,安心して歩けます。
八幡駅に向かう途中の道路の右手には,とらや製菓舗の八幡店があります。どら焼きの栗三笠や鬼まんじゅうなどが販売されています。イベントウォークの人は多くの人でごった返したりするのですが,自由散策のときはすいていていいですね。
ゴールの八幡駅に到着。ポカポカ陽気の中,楽しく歩くことができました。コロナウイルスの感染が広がっていて,ウォーキングイベントも中断されるかもしれませんが,ぼちぼちとやっていきたいと思います。