【コース】
自然に癒され歩く 百々貯木場跡と木桶仕込みの自家製味噌 丸加醸造場
猿投駅〜平戸橋公園〜豊田市民芸館〜勘八水管橋〜扶桑公園〜百々貯木場跡(土木遺産)〜平成記念橋〜丸加醸造場〜越戸駅(ゴール受付)(約8.5km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
4月第2週の日曜日。天気予報は午後から雨ということでしたが,午前中を利用して名鉄ハイキングにチャレンジします。今回は豊田市の猿投駅からスタートして,猿投駅の南側をめぐるコースで,名鉄ハイキングでは過去あまり巡ったことのなかった地域をめぐる新コースになります。色々あってスタートの猿投駅の到着が10時過ぎになってしまい,雨が降り出す前に慌ててのウォーキングとなりました。
最初は学校の間を抜け,住宅地やスーパーの間などを抜けて進んでいきます。こんな郊外なのにドン・キホーテがあってびっくりしました。
矢作川沿いに整備された公園で,矢作川の勘八峡の川の眺めや桜並木を楽しみながら散策することができます。公園の入り口でラッキーカードが配布されていました。桜並木は今週ぐらいまでが見ごろぎりぎりような感じで,まだまだ楽しむことができました。公園内には勘八峡の碑が立てられています。
公園を進んでいくと,豊田市民芸館があります。民芸品などの展示を行っている施設で,この時期はこけしの展示が行われていました。クイズなどのイベントも行われており茶室などでお茶を味わうこともできるようになっています。この地区のハイキングの定番の立ち寄り地になっており,一昨年の秋のハイキングでも訪れました。
豊田市民芸館からさらに矢作川沿いに進み,勘八水管橋で矢作川を渡ります。見事な勘八峡の景色を楽しむことができました。すぐに上流には越戸ダムが見えています。
ここから高台の幹線道路を進んでいきます。高台からは豊田スタジアムなどの豊田市街地方面の景色も楽しむことができます。天気が徐々に悪くなってきました。雨が降らないうちに進みました。
幹線道路から下って,再び矢作川沿いの道を進んでいきます。この川沿いの道も桜が見事に咲いていて楽しくあることができます。
先に進んだところには扶桑公園があります。トイレも設けられていて,途中の休憩などに最適の公園になっています。ここで休憩している人も多く見られました。
扶桑公園から先に進んだところに百々貯木場跡があります。大正から昭和初期にかけて,材木商であった今井家が矢作川を利用して材木を運搬した際,筏を組む中継地点として建設したものといい,市の文化財にも指定されています。貯木場だった遺構がきちんと残されており,貴重なものといいます。
ここから矢作川沿いに進んでいきます。川沿いの田園地帯を見ながら進んでいきます。
矢作川沿いに進んでいくと平成3年に開通したという平成記念橋に到着します。この橋を渡って進むのですが,橋まで登るためには大きく回って進まないといけません。
橋を渡って進んでいきます。橋は現在,新元号の令和に向けて塗装工事が行われていました。矢作川の景色を眺めながら進んでいきます。
橋を渡って景色を楽しみながら線路沿いの道まで進み,ここから駅に向かって線路沿いを進んでいきます。ゴールが近づいてきました。
ゴールの越戸駅前には,昭和2年の創業という老舗の丸加醸造場があります。「みそ」「たまり」「漬物」などを製造している醸造場で,昔ながらの木桶で作られている様子を見学することができました。また漬物などの試食・販売などが行われており賑わっていました。インターネットの通信販売でも購入できるようです。
無事にゴールの越戸駅に雨が降り始める前に到着できました。帰りの電車に乗っている途中で雨が降り始めてきました。何とか晴れているうちに歩ききることができてよかったです。