【コース】(東海の自然歩け歩け大会)
吉良歴史めぐり 国宝金蓮寺弥陀堂と吉良上野介義央公の面影を訪ねて
吉良吉田駅〜西福寺〜尾崎士郎記念館・旧糟谷邸〜国宝金蓮寺弥陀堂〜横須賀公園〜華蔵寺〜赤馬の径〜上横須賀駅(ゴール受付)(約10.0km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
天気がよく暑すぎない絶好のウォーキング日和となった5月最後の日曜日。今日は吉良吉田駅から西尾市吉良町の史跡をめぐるウォーキングです。30分に1本しかない電車は,ハイキングの参加者で満員状態でした。
駅からどんどん北に向かって進んでいきます。天気がよくて歩くのには最高のコンディションでした。
浄土宗西山深草派の寺院です。境内の鐘楼は県の文化財に指定されていて,徳川家光が岡崎の伊賀八幡宮に建立したといい,その後明治初年に現在地に移築されたといいます。
250円を支払って,尾崎士郎記念館に入場します。吉良町出身の尾崎士郎に関する資料が豊富にあり,書斎も再現されています。
隣接する旧糟谷邸は県の文化財にも指定されている旧家で,昔の豪商・豪農の家の様子を今に伝えています。
国宝に指定されている金蓮寺の弥陀堂に到着です。源頼朝が三河国守護に命じて作らせたという御堂で,愛知県内最古の木造建築物になっています。
普段は静かなお寺なのでしょうが,この日はハイキングのお客さんで大いに賑わっていました。
ここからは川沿いを通って,田園地帯を抜けて進んでいきます。
休憩地点になっている公園です。公園の横のところでラッキーカードが配布されていました。
ここからは石仏や神社のある町並みを通って進んでいきます。途中の陣屋跡では,吉良上野介の銅像が立てられていました。
慶長5年(1600年)に創建されたという臨済宗の寺院で,吉良家の菩提寺になっています。御影堂には県の文化財に指定されている吉良義央公の像が安置されています。吉良家の歴史を感じることができました。
華蔵寺からは吉良さんの銅像に見送られて進みます。赤馬の径と呼ばれ,吉良公が赤馬に乗って領内を見聞したという言い伝えによって整備された道で,吉良公の功績が道の途中で案内されています。
ゴールの上横須賀駅に到着。ゴールでは物産の販売なども行われて賑わっていました。天候もよく,見どころも多くて楽しいウォーキングでした。
作成者 Rintaro Nagano
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