【コース】(東海の自然歩け歩け大会)
まちかど博物館竹輝銅庵へもお立ち寄り!銀杏が見ごろ?史跡も堪能!松坂城跡から宝塚古墳公園へ!!
松阪駅〜松坂城跡〜御城番屋敷〜阪内川親水公園(いこいの広場)〜宝塚古墳公園〜まちかど博物館竹輝銅庵〜久保古墳〜東松阪駅(約11km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
時間がたつのは早いもので,11月もいよいよ終わりに近づいてきました。今回は松阪市をめぐる近鉄ハイキングのコースを歩きます。今年は天気の良い日が続き,ウォーキング好きにはいい日が続きます。
最初は松阪の史跡や文化財などを抜けて進んでいきます。豪商ポケットパークやもめんセンター,松坂商人ゆかりの町並み,市役所などの前を通ります。松阪の見どころの多さを感じられます。
先に進んで松阪城跡に進みます。蒲生氏郷が秀吉によって南伊勢の領主となり,新しく築いた城で,現在の松阪の繁栄の基礎になりました。入口のところには歴史民俗資料館があり,松阪の歴史について詳しく知ることができます。建物は元々飯南郡の図書館として利用されていた建物で,国の登録文化財になっています。
松阪城の天守の方に向かって進んでいきます。城跡なので当然天守閣は残っていませんが,見事な石垣と松阪の景色を楽しむことができました。
松阪城から出るところには,本居宣長旧宅が移設されています。2階の書斎は鈴がかけられていたことから「鈴屋」と呼ぶそうです。
幕末期に紀州藩士が松阪城の警護のために移り住んだ武家屋敷で,今でも人々の生活が営まれている点でも貴重な屋敷といい,石畳の道も歴史ロマンを感じさせます。
御城番屋敷の先には,松阪神社の入口があります。松阪城を築城したときに蒲生氏郷が城の鎮護のために設けた神社という由緒ある神社です。コースは神社には寄らず,神社の横を通っていきます。
西に進んで阪内川沿いの公園に至ります。川沿いの道はなかなか歩いていて楽しいです。
引き続き桜並木を抜けて進んでいきます。なかなか立派な桜の木で,春にはきれいな花を咲かせるのでしょう。
田園地帯や住宅地を抜けて次の目的地に向かって進んでいきます。途中にはオークワなどのスーパーが入ったショッピングモールであるアドバンスモールがあり,ここで休憩することができました。
国の史跡に指定されている2基の宝塚古墳のそばに設けられた公園です。1号墳は前方後円墳で,現在は埴輪が並べられ,当時の姿が一部再現されています。1号墳の西側には帆立貝形の2号墳もあります。公園からは松阪市南部の町並みを一望することができました。古代ロマンにひたることができる施設です。
竹ギャラリーの工房になっているまちかど博物館で,食事もできる喫茶店にもなっています。松阪牛の形をした和菓子である松牛焼が知られているといいます。残念ながらハイキング客で店は満室で,早々と出発する羽目になりました。
次の目的地は久保古墳になります。川沿いの道をずんずん北に向かって進んでいきます。
高さ約6mにも及ぶ円墳で,三重県の指定史跡になっています。墳丘上には社が祀られています。周辺も紅葉が見ごろでした。周辺は団地内の公園として整備されています。
久保古墳からはゴールに向けての最後のウォーキングになります。住宅地内を抜けて,最後は川沿いも進んでいきます。気温もあがってさすがに疲れが見えてきました。
なかなか長丁場のコースでしたが,無事にゴールの東松阪駅に到着です。お昼の休憩を含めて3時間近くかかってしまいましたが,天気が良くて楽しいウォーキングでした。東松阪駅は普通列車のみの停車で,急行は通過していきます。
作成者 Rintaro Nagano
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