【コース】(紀勢線全通60周年・熊野古道世界遺産登録15周年記念)
世界遺産松本峠,鬼ヶ城散策とオール熊野フェスタを訪ねて
熊野市駅〜紀南ツアーデザインセンター〜松本峠入口〜東屋〜鬼ヶ城センター〜熊野古道おもてなし館〜熊野市駅(オール熊野フェスタ会場)(ゴール受付)(約5.8km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
5月にしては珍しく全国的な真夏日となった5月最後の日曜日。今回は前日の松本市に引き続いて遠征ウォーキングを行い,三重県熊野市までやってきてさわやかウォーキングに参加します。名古屋からは普通列車を利用すると約5時間で,いままでのコースの中でも目的地到着に最も時間がかかっているかもしれません。
熊野市駅前では,ちょうどオール熊野フェスタが行われていて,熊野周辺のグルメなどを味わえるようなイベントが行われていました。このフェスタにはあとで詳しく見学するとして,まずはコースを進んでいきます。
途中,シャッターの下りた商店街を抜けていきます。今日はイベントが行われているためで,普段はここまでシャッター通りにはならないでしょう。
熊野など紀南地区のツアーやエコツーリズムなどの企画を行っている場所で,古い民家を利用した休憩所・売店になっています。これから松本峠に向かう人々の休憩所になっています。ここならではのものも販売されていて,お店を見ていて楽しめました。
ここから上り坂を進んで,長さ500m余りの鬼ヶ城人道トンネルを抜けて松本峠の東側に進んでいきます。昔ながらのトンネルになっています。
トンネルを抜けると下り坂で,国道42号線を進んで松本峠の入口を目指します。
石畳や木の根道など昔ながらの熊野古道を進んでいきます。上り坂でなかなか難儀しましたが,熊野古道のウォーキングを楽しむことができました。世界遺産で訪れる人も多いのか,標識などもしっかりと整備されています。
進んで松本峠に到着です。峠にはシンボル的なお地蔵さんが祀られています。また休憩所や歴史などが説明された案内板も設けられていました。コースはここで鬼ヶ城方面に向かう上りの道と,木本方面に下る道に分岐しますが,今回は鬼ヶ城方面に進んでいきます。
松本峠から鬼ヶ城方面に進むと,やがて休憩所になっている東屋があります。ガイドボランティアのかたによるこの地域の解説もしていただけました。
東屋からは七里御浜方面の景色がすばらしいです。ただ気温が高かったということもあり,かすんでいて景色は微妙でした。
東屋を越えると,尾根を進むアップダウンのある山道になります。ここをずっと進んでいきます。標識などはしっかり整備されていて安心して歩けます。
進んだ先は鬼ヶ城公園の上部の公園になります。ここからは東側の大泊湾方面の眺めが見事でした。湾が一望できます。
ここからは桜並木が続く急な下り坂の道を進んで鬼ヶ城センターを目指していきます。桜の時期はきれいなんだろうなと想像することができました。
遊歩道をずっと下ってきて,一般道路まで降りてきました。ここを右折して進んでいきます。
この先,鬼ヶ城に進んでいきますが,その入り口に鬼ヶ城センターがあります。熊野のお土産品などを販売しているショップとレストランが併設されており,多くの観光客が訪れています。
ここから鬼ヶ城の遊歩道を進んでいきます。見所が多く,海の景色や奇岩などを楽しむことができます。熊野ならではの光景を堪能します。
断崖に沿って様々な奇岩が連続する鬼ヶ城の遊歩道を楽しんで進んでいきます。熊野の自然を体感することができるなかなかのコースでした。色々な岩に色々な名前がつけられていて,楽しんで歩くことができました。
鬼ヶ城の遊歩道を進んで,西側までやってきました。遊歩道はここで終わり,ここから一般道路を進んでいきます。
海沿いに進んで,国道42号線の高架をくぐって進みます。海沿いのところには船のお店が並んでいて港町らしい風景になっています。
商店街を進んで,途中に位置する熊野古道おもてなし館に立ち寄ります。熊野の物産や観光案内のほか,カフェにもなっていて休憩することもできます。建物も昔ながらの建物を利用しています。ここまでずっと歩きとおしてきたので,せっかくなので休憩させてもらい,熊野の旅のひとときを味わいます。
熊野市駅前に戻ってきて,駅前を会場に行われているオール熊野フェスタを楽しみます。熊野地区のグルメや名物などを味わうことができ,熊野産の木材を利用した遊び場や駅前にはステージも設けられていて賑わっていました。熊野の素朴な雰囲気が魅力でした。
ゴールの熊野市駅に到着です。列車の本数が少なく,1時間ほど列車がなかったため,お祭りを楽しんでから戻りました。なかなかくる機会のない場所でしたので,貴重な経験となりました。
作成者 Rintaro Nagano
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