【コース】
中山道大井宿と鯉の泳ぐ阿木川沿いをぶらり散策
恵那駅〜市神神社〜中山道ひし屋資料館〜大井宿本陣跡〜菅原神社・上宿広場〜武並神社〜阿木川公園〜中山道広重美術館〜恵那駅(ゴール受付)(約5.0km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
曇りながらもまずまずのウォーキング日和になった5月3週目の土曜日。刈谷市を訪れる名鉄ハイキングに引き続いて,恵那市を巡るJRのさわやかウォーキングに参加しました。金山駅から恵那駅までは快速でおよそ1時間で,まずまずの長旅です。
恵那駅には明知鉄道の駅が隣接していて,その隣には恵那市の物産が販売されているえなてらすや観光案内所があります。こういったお店を見て楽しむのもなかなかいいものです。
最初は中山道を東に進んで,大井宿の史跡を探訪します。すぐに阿木川を渡る橋にさしかかりますが,この橋のところには中山道の案内板と中山道を描いた浮世絵の案内板があります。阿木川の清流も楽しみながら進んでいきます。
ぐねぐねといくつもの桝形を通り抜けて中山道を進んでいきます。途中には市神神社が祀られています。室町時代に創建されたといい,七日福市という市も行われるといいます。
さらに中山道を東に進みます。中山道はこの付近は直角に折れ曲がる桝形が多く設けられていて,くねくねと曲がりながら進んでいきます。途中には明治天皇が宿泊された跡の碑が設けられています。明治天皇が当時お使いになったという設備が今も残されているといいます。
大井宿の有力な商家だった「ひし屋」を経営している古山家の住宅を利用してできた資料館で,平成12年の開館といいます。大井宿の建物を今に残すものとして貴重なものといい,当日はのれんの展示も行われていたといいます。古山家は明治以降もこの地の発展に力を尽くしたといいます。
中山道ひし屋資料館の先には大井宿本陣跡があります。門は県の文化財に指定されています。本陣跡自体は非公開になっています。
さらに中山道を東に進んでいきます。途中で急坂を登る道になり,ここには高札場跡が設けられています。
中山道をさらに進んでいくと,菅原神社があります。菅原道真が祀られています。中山道を行き交う人々によって信仰されていたのでしょう。
菅原神社のそばには,中山道の休憩所になっている上宿広場があります。きれいなトイレも設けられていて,ゆっくり休憩できます。遠くは恵那市の市街地を見下ろすことができます。
学校の間の道を通って次の武並神社を目指します。天気は曇りですが気温がちょうどよくて歩くのにはちょうどいいです。
坂を下って南に進んでいった国道のところには武並神社があります。1335年の創建という古社で,本殿が国の重要文化財,棟札やみこしなどが市の指定文化財になっています。人はおらず静かな神社でした。恵那市内には武並神社という神社が他にもたくさんあるそうです。
ここから国道を通って,阿木川を渡って進んでいきます。川の眺めも楽しめました。
国道からぐるりと回り込んで阿木川沿いに戻り,マロニエ公園という公園から阿木川沿いに進んでいきます。
阿木川沿いの道を進んでいきます。公園で遊んでいる家族などのどかな風景を楽しむことができました。きれいな川で王子マテリアの工場もあります。
恵那の中心部に戻ってきて,中山道広重美術館に立ち寄ります。平成13年に歌川広重の浮世絵の寄贈などを受けて設けられた美術館です。色々な企画展も行われる美術館といいます。
そのまま恵那市の中央通りの商店街に進んでいきます。この日は恵那まちなか市が行われており,多くのお店なども設けられていて賑わっていました。
無事にゴールの恵那駅に戻ってきました。短いコースだったですが,なかなか変化に富んだコースで楽しかったです。また時間のあるときに博物館などもじっくりと見学したいものです。
作成者 Rintaro Nagano
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