【コース】(さわやかウォーキング@関西)
京の風情を楽しむ〜秋の初風ウォーキング〜
京都地下鉄・今出川駅〜相国寺〜下鴨神社〜百萬遍知恩寺〜慈照寺(銀閣寺)〜法然院〜永観堂〜南禅寺〜観門亭売店(南禅寺境内)(ゴール受付)〜京都地下鉄・蹴上駅(約7.3km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
台風の心配もあったなか,何とか晴天に恵まれた9月2回目の3連休の最終日。この日は遠征で京都市に訪れ,JRのさわやかウォーキングにチャレンジします。今回は地下鉄今出川駅から,銀閣寺・哲学の道・南禅寺周辺をめぐるコースで,意外と京都駅からは行きにくい場所のウォーキングとなります。スタートの地下鉄今出川駅1番出口から出てスタートします。
今出川駅周辺は,煉瓦造りの同志社今出川キャンパスの施設群がたくさん立ち並んでいます。昨年の9月のウォーキングでも訪れました。
同志社今出川キャンパスの北側に進んだところには相国寺があります。臨済宗相国寺派の総本山で,観光地としてはマイナーですが,室町時代に足利義満によって建立され,当時の姿を今に伝える法堂など見どころが多い寺院です。各種行事も多く,夏の特別公開も行われていました。
境内には,さわやかウォーキングのスタッフの方もいて,丁寧に案内してくださりました。
相国寺から先は,東に進んでいきます。昔ながらの京都らしい町並みが続いていきます。
東に進むと,出町桝形商店街を通り抜けていきます。観光客が多い錦市場と違って,地元の人たちの商店街という雰囲気です。100円ショップなどもあるのが現代的です。
出町桝形商店街を抜けると,河原町通りを渡って,その先の高野川を渡っていきます。この付近はちょうど,賀茂川と高野川が合流して鴨川になる地点に近いです。
高野川を渡ってから北に進み,下鴨神社に進んでいきます。糺の森周辺に設けられた神社で,世界遺産にも指定されています。
下鴨神社の入口周辺には,旧三井家下鴨別邸など観光施設も集まっています。なかなか雰囲気のよい場所になっています。
下鴨神社の入口から中に入っていきます。外国人観光客もなかなか多かったです。本殿などの特別公開も行われていましたが,写真撮影はできませんでした。
下鴨神社は水の神様ということで,水みくじというおみくじが有名です。修学旅行生などが水みくじをやっていました。
下鴨神社からは,東の賀茂川を渡り,叡山電車の線路を越えてさらに東へと進んでいきます。
下鴨神社から東に進んで東大路通りに出て南下します。この付近で少し雨が降ってきて雨宿りしました。
百万遍の交差点の北東には,浄土宗の寺院である百万遍知恩寺があります。法然上人による神宮寺が起源といい,都が荒れて疾病が流行したときに念仏を唱えて救済したことから「百万遍」の号を受けたといいます。境内は工事中の建物も多かったですが,京都らしい立派な建物が並ぶお寺でした。
「百万遍」の交差点からさらに東へと進んでいきます。京都大学のキャンパスの北側の並木道を通っていきます。
さらに吉田山のふもとにある吉田神社の前を通ります。ずっと東に進んで観光客でにぎわう銀閣寺・哲学の道方面を目指します。
百万遍から今出川通を東にずっと進んで,銀閣寺の参道までやってきました。外国人観光客も含めて多くの人で賑わっています。さわやかウォーキング協賛のお店もあって,マップの提示で割引されるお店もありました。
先に進んで銀閣寺を見学します。先に訪れた相国寺の塔頭といい,東山文化を感じることができました。高台から東山そして京都市街地を望む景色もなかなか見事でした。
ここからは進む方向は大きく南になります。山すその住宅地を抜けて進んでいきます。
山すその道から法然院へと進んでいきます。京都らしい景色が続いていきます。
浄土宗の開祖・法然が研鑽をつとめたという旧跡で,山門からの庭園の景色が見事でした。落ち着いた空間で,しばらくいたくなります。外国人観光客も多く存在していました。
法然院の南側出口から出て,さらに南下していきます。
法然院から永観堂までは,哲学の道のウォーキングになります。京都を代表する桜や紅葉の名所でもあり,多くの人たちが歩きに訪れていました。さすがに京都らしいすばらしい景観で,これはなかなか愛知県では味わうことができません。
正式には禅林寺といい,「もみじの永観堂」として京都でも屈指の紅葉の名所としても知られます。
境内の紅葉はまだまだでしたが,先端が少し紅葉が始まっていました。紅葉になるとものすごい人になります。
臨済宗の総本山として,やはり紅葉の名所としても知られる南禅寺,本堂や水路閣(琵琶湖疎水が流れている水路)など,写真映えするスポットがたくさんあります。境内を楽しく散策することができました。
境内は無料で散策できますが,方丈庭園などは有料になります。今回はパスしました。
南禅寺の西側入口のところにある観門亭という売店の前にゴールが設けられていました。見どころが多く,楽しいコースでした。関西のさわやかウォーキングコースということで,特製の令和元年「新幹線チャーム」をいただくことができました。4回の関西地区のさわやかウォーキングに参加すると完成するということで,また参加できるかな?
南禅寺の境内を抜けて,琵琶湖疎水のレンガ造りのトンネルを抜け,ゴールの地下鉄蹴上駅を目指していきます。
じっくりと時間をかけて楽しんだ京都のウォーキング。いよいよゴールの蹴上駅に到着となりました。地下鉄東西線を利用して戻ります。