【コース】(JR東日本共同開催)
八ヶ岳を眺めながら富士見町の名所と中央本線旧線跡を巡る
富士見駅〜丸山公園〜瀬沢トンネル(中央本線旧線跡)〜旧立場川橋梁(中央本線旧線跡)〜ふじみ分水の森〜カゴメ野菜生活ファーム〜富士見公園〜富士見町高原ミュージアム・ゆめひろば富士見〜富士見駅(ゴール受付)(約10.0km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
今回はJR富士見駅からスタートするさわやかウォーキングのコースにチャレンジします。中央線に乗車して塩尻駅下車。さらに中央東線の普通列車で30分ほど乗車して富士見駅までやってきました。富士見町ははじめての訪問で,さわやかウォーキングで訪れたコースの中でも最も東になるのではないでしょうか。
駅前はそれなりに人通りもあり,観光案内所も設けられているなど,思ったよりは観光地の雰囲気になっています。
最初は商店街を抜けて進んでいきます。人よりも圧倒的に車の通りが多い商店街です。
富士見駅からまずは南下して丸山公園に到着。お墓が立ち並ぶ山の上に設けられている公園です。公園には人はおらず,少しの遊具があるだけでしたが,八ヶ岳連峰や富士見高原,南アルプスの最北端などの風景を楽しむことができました。
丸山公園から北に戻って,中央線の線路の方に進んでいきます。新しい高架橋が伸びていますが,これが現在の新線になります。なかなか高い所を走っているのがわかります。
現在の中央線の高架から少し北上したところに改良前の旧線があります。トンネルや築堤など往時の様子がそのまま残されているような感じです。
線路跡から下って旧立場川橋梁にやってきます。線路がないだけで立派な遺構になっており,今でも電車が走れそうな感じがします。赤い鉄橋はなかなか景色に映えていました。
立場川橋梁からは北の国道に進み,富士見の駅の方に戻っていきます。
富士見の中心部の方に戻ってきて,富士見町役場のところを通っていきます。さすがにこの付近はスーパーなどもあり,なかなかにぎわっていました。
富士見の市街を通り抜け,西に進んでいった先にはふじみ分水の森があります。元々宮内大臣などを務めた渡辺千秋の別荘地といい,現在は自然公園として整備されています。樹齢140年というアカマツなど豊かな自然を感じることができます。
ふじみ分水の森からは,今度は南方向に進んでいきます。途中でJR中央線や国道を越えて,住宅地から田園地帯になって進んでいきます。
カゴメが運営する総合施設で,ショップ,レストランや野菜の栽培などの体験教室もある施設になっています。時間が少し遅かったので人はあまり多くありませんでしたが,きれいな施設で楽しむことができました。カゴメの最新商品などを見ることができます。
カゴメ野菜生活ファームの向かい側には,カゴメの巨大な工場が立ち並んでいます。背景の八ヶ岳の山々とあいまって,自然の中の工場といった雰囲気を感じさせます。
カゴメ野菜生活ファームから来た道を戻っていきます。戻っていく途中の右手には富士見公園があります。小さい山の上にある公園で遊具などが設けられ,トイレもある休憩地点となっています。この地域ということで紅葉が少し始まっている感じでした。
富士見公園から富士見町の中心部方面に戻っていきます。JR中央線の線路をくぐった先で右に曲がり,線路沿いに進んで駅を目指します。時間が遅くなってきて,少し薄暗くなってきました。
東に戻ってきて,駅の北側まで進んたところには,ゆめひろば富士見があります。昨年オープンしたばかりという新しい公園が整備されていて,地元の子供たちが遊んでいました。
ゆめひろばの南側には,富士見町の文化施設があります。図書館や富士見町高原ミュージアムなどの施設が整っています。高原ミュージアムは富士見町の歴史などについて紹介していました。
ゆめひろば富士見から歩道橋を渡って駅の南側に進み,ゴールの富士見駅に到着です。ここからは松本方面の電車に乗って戻っていきます。こういった機会でもなければ来ることがない場所だけに,なかなか発見の多いウォーキングとなりました。