【コース】
下條村散策とリンゴ畑から天龍峡大橋を望む
唐笠駅〜スーパーさかや〜リフレッシュパーク下條〜道の駅そばの城〜万歳大橋〜天龍峡大橋道しるべ(案内看板)〜天龍峡インター入口〜ご湯っくり若返りの湯〜天竜峡駅(ゴール受付)(約10.4km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
2019年の秋のJRさわやかウォーキングがいよいよスタートしました。初回の今回はかなりの遠征をして,飯田線の唐笠駅までやってきて南信州のウォーキングを楽しみます。スタートの唐笠駅は遠方にもかかわらず多くの人が集まっていました。唐笠駅は長野県泰阜村になります。天竜川下りの待合所があって,待合室なども設けられています。天竜川の対岸は下條村で,ゴールは飯田市の天竜峡駅になります。
最初は駅の南側にある橋を渡って泰阜村から下條村へと進みます。天竜川の美しい眺めを楽しむことができます。
橋を渡ったらひたすら県道の上り坂になります。信州のこんな場所なのになかなか暑さには悩まされました。下條村はタレントの峰竜太さんのふるさととして知られ,名物村長が若い人の移住を進めた結果,こんな山中にありながら人口が一時期4000人程度まで増えて奇跡の村と呼ばれていました。
タレントの峰竜太さんの実家のスーパーで,オリジナルの峰竜太ワインや焼酎などが販売されています。地元の人たちにも利用されている感じでした。
ここからはいったん登り坂の細い住宅地の道を抜けて,その後国道151号線へと進んでいきます。途中には大きな観音像がなぜかありました。
トンネルの手前のところで再び国道151号線から分かれ,上り坂を進んでいきます。信州の楽しいウォーキングを続けていきます。
上り坂を進んでリフレッシュパーク下條に到着。高原のさわやかな風を感じながらパターゴルフや大すべり台などを楽しむことができます。また展望台も設けられていて,景色を楽しむこともできました。
坂を下って国道151号線に進んだところには,道の駅の信濃路下條があります。奥には地元の特産品の販売など,地元の人たちの息遣いを感じられる施設です。奥にはそばを楽しむことができるそばの城という飲食施設があり,大型バスで多くの人が乗り付けていました。
ここからは国道151号線に沿って北上していきます。車の交通量が多いので注意して進んでいきます。遠くの山並みなどの景色も楽しみながら進んでいきます。
国道151号線の万歳大橋を渡って,深い崖になっている川を渡っていきます。川を渡った先は,飯田市になります。景色はなかなかいいですが,車通りが多いので慎重にわたっていきます。
飯田市に入っても,南信州の豊かな自然を感じながら歩くことができます。
国道から再び分かれて,高台の道へと進んでいきます。途中には農園もあってりんごや桃の直売や,ジュースの販売などが行われていました。りんご畑を横目に見ながらウォーキングしていきます。
天龍峡大橋の道しるべのところからは,完成したばかりの天龍峡大橋を見ることができました。ここから三遠南信道が延長されて,さらに交通網が便利になっていきます。
ここからしばらくは景色のよいところを進んでいきます。そのまま下り坂を進んでいって国道に合流していきます。棚田の景色を楽しむこともできました。
再び国道151号線を進んでいくと,やがて三遠南信道の天龍峡インターに到着します。まだ飯田山本インターのほうにしか行くことができませんが,天龍峡大橋が開通して反対方面にも間もなく行くことが出来るようになるようです。
ここからゴールの天竜峡駅には川沿いへとさらに下り坂を進んでいきます。遠く南アルプスの景色も楽しめました。
ゴールの天竜峡駅のそば,天竜峡温泉にある日帰り入浴施設です。現在,天竜峡の景勝地を紹介するための施設が建設されています。電車の時間が少しあったので,休憩することにしました。
温泉施設からは天龍峡の散策路のそばを通って進んでいきます。この天龍峡の散策路については,昨年4月のさわやかウォーキングで訪れましたので今回はそばを通るだけです。観光地らしくカフェなども設けられています。駅前の公園からはきれいな天竜川の景色を楽しむこともできました。
ゴールの天竜峡駅前には,立派な観光案内所やお土産店があります。有名な天竜川下りの乗り場もこの付近に設けられています。せっかくここまで来たので,お土産を見学させてもらいました。
ゴールの天竜峡駅に無事に到着。久々にさわやかウォーキングのはんこをもらうことができました。ゴールの天竜峡駅は飯田線の拠点駅で特急なども止まり,駅前にお土産屋なども立ち並んでいますが,電車の本数は少ないです。駅のホームには天竜川下りの人形が設けられています。