【コース】
「アルプスの丘公園」から望む中央アルプスと「いちご狩り」喬木村を訪ねて
元善光寺駅〜元善光寺〜阿島傘伝承館・資料館〜曙月庵〜アルプスの丘公園〜いちご狩り〜椋鳩十記念館・図書館〜たかぎ農村交流研修センター〜元善光寺駅(ゴール受付)(約10.3km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
天気がよくなった4月の日曜日,3月21日に行われた飯田市と喬木村をめぐるさわやかウォーキングのコースを歩きました。イベント当日は雪も降って大変だったみたいですが,4月に入ると天気も落ち着き,とても暑い日も続いています。スタートは元善光寺駅で,飯田駅から電車で北に3駅目。飯田駅からみて東に位置しています。
駅からまずは西を目指して,駅名の由来にもなった元善光寺に向かいます。お寺の前はちょっとしたお土産屋もあって観光地の雰囲気でした。
駅から少し進んだところに元善光寺があります。長野市にある善光寺が元々設けられていた場所といい,なかなか立派な寺院です。善光寺だけでは片参りで,こちらにも参拝するのが習わしということで賑わっていました。
元善光寺の周辺には神社や史跡などいろいろ見どころがあるみたいです。またじっくりと探索しても楽しそうです。
飯田線の線路を渡って,南東方向の喬木村に向かって歩いていきます。中央アルプスと南アルプスの両方の山並みを楽しみながら,田園地帯を進んでいきます。
やがて天竜川を渡って飯田市から喬木村に入っていきます。雪解けの水が多いのか,天竜川水は濁っていました。この川が急流だということをうかがわせます。
喬木村に入って,最初は阿島傘伝承館を訪れます。江戸時代から続くという伝統の阿島傘に関して学ぶことができるといい,建物もユニークな傘の形をしています。阿島傘に関する展示が見られる資料館も併設されていますが,残念ながらこの日は休館していました。
喬木村の住宅地を抜けて東方向の上り坂に進んでいきます。途中には阿島陣屋跡などの史跡があります。他にもGWになると名物の藤も見られるそうです。
嘉永元年(1848年)に建てられたという茶室で,イベントなどのときにはお茶もいただけるそうです。
ここからはアルプスの丘公園を目指して急な上り坂を進んでいきます。ちょうど桜を楽しむこともできました。がんばって登っていきましょう。
上り坂を進んだ先にあるアルプスの丘公園では,中央アルプスと飯田市街地の見事な景色を楽しむことができました。
ここから高台をウォーキングしていきます。反対を見ると南アルプスの眺めが見事です。
途中にはハイジの碑公園があります。この地出身の童話作家である椋鳩十が「アルプスの少女ハイジ」を愛したことから名付けられたといい,彼の随筆の一節が刻まれた碑が設けられています。
ここから下り坂を一気に下っていきます。景色も楽しく,変化に富んだコースです。
いちご狩り農園を通過していきます。喬木村のいちご狩りツアーは5月頃まで楽しめるといい,ツアー客なども訪れるなど人気があるそうです。練乳もかけほうだいだとか。
明治38年(1905年)生まれという喬木村出身の童話作家の椋鳩十に関する記念館です。教科書にも内容が採用された有名な作家ですね。
さらに下り坂を進んで,たかぎ農村交流研修センターがあります。喬木村の名産の販売や観光案内所も併設されていて,村の拠点になっています。センターではいちご狩りの受付もしていて,たくさんの人が訪れていました。
ここから再び同じ橋で天竜川を渡り,飯田市に戻っていきます。眺めがいい中を進んでいきます。
さらに中央アルプスを眺めながら元善光寺駅に戻っていきます。途中には飯田市の史跡になっている古墳などを見ることもできました。
スタートした元善光寺駅に無事に戻ってきました。飯田線は電車の本数が1時間に1本程度なので,時間に注意しないとかなり待たされてしまいます。
作成者 Rintaro Nagano
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