【コース】
晩秋の伊勢本街道を歩き豪商の里・中万市と清流櫛田川を訪ねよう!
多気駅〜伊勢本街道入口〜相鹿上神社〜伊勢本街道相可の道標〜豪商の里・中万市〜櫛田川可動堰〜多気駅(ゴール受付)(約9.2km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
天気が良い11月の終わり。多気町と松阪市をめぐるさわやかウォーキングのコースを歩きます。スタートの多気駅はさわやかウォーキングでは初めての訪問になります。紀勢線と参宮線の分岐駅になっていて,快速みえが停車するのでアクセスは便利な方です。
多気駅からはまずは伊勢本街道を目指して,田園地帯を南下します。11月とは思えないポカポカ陽気の絶好のウォーキング日和となりました。水分補給をしっかりとしながら進んでいきます。
紀勢線の線路を踏切で渡って,伊勢本街道に入ります。昔から伊勢神宮をめざした多くの人によって歩かれた歴史の道です。
紀勢線の線路に沿って伊勢本街道を進んでいきます。途中には常夜灯や昔ながらの家並みなど街道沿いの雰囲気を感じることができました。
史跡の多い伊勢本街道をさらに進んでいきます。途中ではJR東海の計測車を見ることができました。
伊勢本街道を進んで相可の町に入っていきます。国道をくぐって進んだ先には,地元のお菓子屋さんである青木製菓がありますが,この日はしまっていました。
進んだ先に相鹿上(おうかがみ)神社があります。平安時代の延喜式神名帳にも名がみられる古社といい,伊勢本街道と熊野街道が交差する要衝の地であった相可では,多くの旅行者に崇敬されたといいます。相可地区の中心的神社になっているといいます。
相鹿上神社から西に進んだところには,伊勢本街道相可の道標があります。交通の要衝だったという相可で,行き交う人々の道しるべになったものです。イベント当日はボランティアガイドによる説明もあったそうです。
相可の道標周辺には,和菓子屋や名物の鮎の甘露煮を売るお店など,グルメの名所も集まっています。色々と楽しむのもいいかもしれません。
相可の集落からは両郡橋で櫛田川を渡って,松阪市に入っていきます。櫛田川の流れがきれいでした。
橋を渡って右手に進み,松坂商人や伊勢商人が豪邸を構えたという中万町に進んでいきます。ここは丹生で生産された水銀鉱石を加工して作られたおしろいが,水運で運ばれる拠点になったところといい,数多くの豪商が構えた家が今も残されています。昨年度には,室町時代から行われいたという中万市が復活し,イベント開催日にはその市も楽しめたようです。文化財なども多く,またゆっくりとめぐりたいものです。
中万町から進むと櫛田川沿いの道になります。清流櫛田川を右に見ながら快適なウォーキングを楽しめました。遠く,JRの鉄橋には快速みえが走っているのを見ることができました。
JRの線路を越えて進んでいった先には櫛田川可動堰があります。水量を調節する堰になっていて,上を徒歩や自転車で渡れるようになっています。せまいのでさすがにバイクがくると少し怖いです。
可動堰を渡ったら田園地帯を進んで,最後はJRの線路沿いに進んでいきます。柿の実もちょうどよい感じになっていました。いよいよゴールも近いです。
無事にゴールの多気駅に到着。初めての場所だったのでなかなか楽しめました。JR紀勢線は本数は1時間に1本程度しかないので,駅でかなり待たされてしまいました。
作成者 Rintaro Nagano
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