【コース】
湖東の名所,お多賀さんから五百羅漢を巡る
近江鉄道多賀大社前駅〜真如寺〜多賀大社〜西音寺〜金毘羅宮慈眼寺〜原八幡神社〜天寧寺〜彦根駅(東口)(ゴール受付)(約9.7km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
今回は遠路はるばる滋賀県多賀町までやってきて,多賀町と彦根市をめぐるさわやかウォーキングのコースにチャレンジします。久しぶりに近江鉄道に乗車し,高宮駅で乗り換えて多賀大社前駅にやってきました。ほんの数駅なのに彦根から運賃が300円ぐらいして,なかなかお高いですね。
まずは駅から大鳥居を抜けて,多賀大社まで絵馬通りという参道を抜けていきます。途中にはおみやげものやカフェなどのお店のほか,お地蔵さまが祀られているなど雰囲気が感じられる参道です。久しぶりに近江の名物を見学するのもおもしろかったです。
16世紀後期の天正年間創建という浄土宗の寺院で,もともと多賀大社にあった寺宝などが明治の神仏分離の際に移されたといいます。本尊の阿弥陀如来は国の重要文化財に指定されています。参道にポンと残る静かな空間になっています。
ここからさらに多賀大社に向けて参道を進んでいきます。
「お多賀さん」の愛称で知られる古社で,年間170万人もの人々が訪れる観光地になっています。延命長寿や厄除けの御利益があり,厄除けの杓子で有名です。豊臣秀吉が母大政所の病気平癒を願って寄進を行ったことでも知られます。
ここからお土産店がある参道を通って奥の国道を右折して北上します。ここから本格的にゴールに向けてのウォーキングとなります。
真宗大谷派の寺院で,当初は天台宗でしたが1231年に回収されたといいます。田園地帯の農村に立つ静かなお寺で,立派な本堂が印象的です。
ここから北上して国道に戻ります。この先で多賀町から彦根市に入っていきます。
新幹線の高架をくぐって金毘羅宮慈眼寺に到着。まるで神社のような入口になっています。
慈眼寺は行基菩薩が創建したという古刹で,元々は天台宗の寺院でしたが,織田信長の兵火により焼失したといいます。1744年に曹洞宗の寺院として再興され,香川県のこんぴらさんから勧請して祀ったといいます。高台にあって,かつては琵琶湖が一望できたと想像できる境内です。
ここから国道を再び西へと進んでいきます。
名神高速の高架をくぐって,原八幡神社に向かいます。ここにはかつての中山道の道標が残されていて,かつてをしのばせます。
その先に原八幡神社があります。かつて中山道を旅したという松尾芭蕉の句碑が残されているといいます。
ここから国道の下をトンネルで抜けて,さらに西に進んでいきます。
国道から山の上へと坂道を登って天寧寺に向かいます。
曹洞宗の寺院で,彦根藩の井伊家ゆかりの寺院で,萩の寺としても有名といいます。江戸時代に造られた五百羅漢や井伊直弼の供養塔があります。五百羅漢の参拝などは拝観料が必要になります。
天寧寺から西に進み,駅前のお店の前を抜けてゴールの彦根駅に到着です。せっかくここまで来たので,彦根城なども見学して帰宅しました。
作成者 Rintaro Nagano
rintaronagano□yahoo.co.jp
□は@に代えてください。
*このページは個人作成のページです。ページに関する内容を,管理者以外に問い合わせないでください。
*個人利用を超える利用をされる場合は,事前にご連絡をお願いいたします。