【コース】
国宝高田本山専修寺御影堂・如来堂と一身田寺内町を訪ねて
津駅〜宗宝院〜MieMuみえむ三重県立総合博物館〜勝楽寺〜下津醤油〜一身田商店街〜高田本山専修寺〜一身田寺内町の館(ゴール受付)〜一身田駅(約5.9km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
9月の3連休,津市の高田本山専修寺を訪れるさわやかウォーキングのコースを歩きました。津市のウォーキングはどちらかというと近鉄で訪れることが多く,久しぶりのJRの利用となりました。
地下道をくぐって,駅の西側に出てきます。西側に進んだところには,津市の文化財にもなっている偕楽公園があります。桜の名所としても有名です。
津快楽公園の入り口からJRの線路の西側の県道を北上していきます。途中にはポケットパークが設けられています。その先の池のところで左折します。池はあまりきれいではありませんでした。
曹洞宗の寺院で,慶長9年(1604年)に建てられたといいます。きれいに整った境内でした。
宗宝院から裏手を進んでいくと,ちょうど博物館の方につながっています。
進んだ先には三重県立総合博物館(通称,みえむ(MieMu))があります。平成24年(2012年)に開館して以来,行きたいと思っていましたがなかなか行く機会に恵まれず,今回ようやく訪問することができました。松浦武四郎の特別展示が行われていましたが,今回は常設展示のみを見学しました。三重県の自然や歴史などを包括的に知ることができて,なかなか興味深い展示でした。
博物館から出て県道の方に戻っていきます。途中には大きな芸術文化センターの建物がありました。この付近には文化施設が集まっています。
県道を広大な田園地帯を右に見ながら進んでいきます。
真宗高田派の寺院です。お寺の由来なども特に記載のない,小さな寺院です。
そのまま進んでJR紀勢線の踏切を渡り,一身田の中心部に進んでいきます。
安政3年創業という老舗の醤油メーカーです。イベント当日は工場見学ができたそうですが,この日はひっそり。直売所が併設されていますが,休日は営業していませんでした。
ここから堀を橋で渡って,寺内町の方に進んでいきます。
江戸時代以来という古いお店も並ぶ商店街です。お祭りのときなどは賑わいますが,この日はひっそりとしていました。
一身田商店街を進むと右手に高田本山専修寺の入口があります。親鸞聖人が開いたお寺として有名で,浄土真宗高田派の総本山になっています。
境内は落ち着いた雰囲気で,聖域を感じさせます。昨年に境内の御影堂と如来堂が三重県内では初めて国宝の建造物となりました。人々の信仰を受けている様子がよく伝わります。
専修寺から東に進んでいきます。ここには昔ながらの寺内町を伝える古い建物が残っています。寺内町は寺院を中心とする自治都市で,周囲を堀で囲んで外部からの敵の侵入を食い止めるようになっています。
専修寺から東へ進んだ先にある寺内町の館がゴールになります。いわゆる観光案内所になっており,この周辺の地図が手に入るなど観光した際に訪れたいです。
専修寺から西に進んだところにある紀勢線の一身田駅がゴールです。本数が1時間に1本程度しかないので,慌てて乗車しました。昔ながらの駅舎ですが,無人駅になっています。
作成者 Rintaro Nagano
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