【コース】
(信州アフターディスティネーションキャンペーン開催記念)
諏訪高島藩ゆかりの地めぐり
上諏訪駅〜登録文化財丸高蔵〜高島城〜小和田地区小路群〜八剱神社〜貞松院〜手長神社〜温泉寺〜一里塚〜上諏訪駅(ゴール受付)(約4.9km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
9月2回目の土曜日,先週の名鉄・近鉄のハイキングに続いて,秋のさわやかウォーキングにもチャレンジを開始します。今回は遠路はるばる塩尻駅で乗り換えて長野県の諏訪市までやってきました。スタートの上諏訪駅では地元の人たちのおもてなしを受けることができました。駅前ではところてんやりんごジュースなど地元の特産品のもてなしを受けることができました。
上諏訪駅から駅前の商店街を抜けて,南に進んでいきます。天気は残念ながらポツポツと雨が降るあいにくの天気でした。
大正5年(1916年)創業という味噌蔵で,創建時に移築されたという建物は国の登録文化財になっています。中では味噌製品の販売だけでなく,食事もできるようになっていました。
さらに南に進むと高島城が見えてきます。諏訪の支配の拠点となる城で,かつては諏訪湖に突き出したという水城だったといいます。天守は昭和45年に再建されたものといい,諏訪市民のシンボルで続日本百名城にも指定されています。
本丸があったという場所は現在公園になっていて,人々の憩いの場所になっています。
入場料を支払って天守に入場すると,城の歴史についてなどの展示があります(写真撮影は不可)。最上階の展望台からは諏訪湖を望む景色を楽しむことができました。
高島城から東へと進路を変えて,JRの踏切を渡って進んでいきます。
踏切の先は小和田地区で,江戸時代から続くという古い町並みが残っています。高島城を築城した際に,地区ごと移転したといいます。
高島城を支配した諏訪氏が城の鎮護のために篤い崇敬をしたという由緒ある神社で,小和田地区の産土神として信仰されています。諏訪神社上社の摂社といいます。
浄土宗の寺院で文禄2年(1593年)の開創といいます。正保2年(1645年)に2代藩主忠恒公が母の墓所をここに充てて伽藍を整備したといいます。
境内には徳川家康の6男でこの地で亡くなったという松平忠輝の墓が設けられています。
この付近にはお寺が多く,寺の間を抜けながら進んでいきます。写真は俳人河合曽良の墓があるという正願寺です。
ここから上り坂を進んで高台を歩いていきます。途中の道からは諏訪湖が望めました。
創建は不詳ですが,この付近に遺跡もあって古くからの信仰があった神社といい,高島城の鬼門に位置することから総鎮守として信仰を受けたといいます。拝殿は市の文化財に指定されているといいます。
ここから茶臼山という山を抜けて進んでいきます。諏訪湖の景色が相変わらずきれいです。
臨済宗妙心寺派の寺院です。高島城から門などが移されているといいます。庭園などもあって落ち着いた雰囲気です。
その先には諏訪市の文化財に指定されているという指月庵がありました。諏訪市の見どころもまだまだたくさんあるようです。
甲州街道に設けられていたという一里塚の跡です。甲州街道はこの先下諏訪で中山道に合流していたといいます。
再開発の工事が進んでいる駅前を抜けて,ゴールの上諏訪駅に戻ってきました。駅には名物の足湯も設けられています。久しぶりの信州の町歩きを楽しめました。
作成者 Rintaro Nagano
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