【コース】
「飛騨古川」酒蔵めぐりと,タウントレイル〜情緒ある街並みを訪ねて〜
飛騨古川駅〜気多公園〜増島城跡〜林昌寺〜本光寺〜真宗寺〜さくら物産館〜渡辺酒造店〜蒲酒造場〜鯉が泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵街〜飛騨古川駅(ゴール受付)(約5.3km)
![]() (国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成) |
今回は遠路はるばる高山線に乗車し,飛騨古川駅までやってきました。飛騨古川の街をめぐるさわやかウォーキングのコースを歩きます。なかなかここまで来る機会は少ないので楽しんで歩いていきたいと思います。
飛騨古川駅の西側には,飛騨市の観光案内所があります。ここで古川の市街地のマップなど観光情報が手に入ります。映画「君の名は。」の舞台の街の1つということで,外国人の観光客も多い感じです。
飛騨古川駅の駅前から線路を渡って北側に進んでいきます。ここには飛騨市の美術館など文化施設が集まっています。
美術館のところから北に向かって進んでいきます。飛騨ののんびりした空気の中を進んでいくことができました。
坂道を上がって,紅葉の名所ともいう気多公園に到着です。公園の中央には立派な忠魂碑が設けられていました。ここからは飛騨古川の町並みの景色も楽しむことができます。
気多公園の周辺には,地蔵堂や気多若宮神社などの昔からの社寺が残されています。
ここから再び古川の町に戻っていきます。遠くの山並みもきれいに見えていました。
JRの線路を再び渡って左折し,線路沿いを進んでいきます。少し進んだ先の右手には増島城跡があります。案内板自体は小学校の敷地内にありました。天正14年(1586年)にこの地域を支配していた金森長近が築いたといい,飛騨地方唯一の平城だったといいます。元禄8年(1695年)に破却され,今は城跡に神社がまつられています。
曹洞宗の寺院で,飛騨国司の姉小路氏により設けられ,戦国時代にはこの地を支配した金森氏の保護を受けて,氏ゆかりの文化財などが多数保管されているといいます。山門は増島城にあったものが移築されたといいます。歴史を思い起こさせながら散策することができました。
林昌寺から川沿いに進んでいきます。川沿いには小学校もあり,とてもグランドが広かったです。
川沿いに本光寺に進んでいくと,やがて古い町並みが山車蔵などが残るエリアになります。この付近は観光客もそれなりに多いです。
そのまま進んで本光寺に到着します。真宗本願寺派の寺院で,毎年1月に行われる報恩講で有名といいます。明治37年(1904年)の古川大火で焼失し,そのあとに再建された立派な本堂や山門を有しています。
さらに川沿いを進んでいきます。歴史も感じながら楽しくウォーキングすることができました。
本光寺と同じく真宗本願寺派で,報恩講で知られているといいます。元々は白川郷にあって,真宗大谷派だったといいます。立派な本堂を持っており,古い町並みにもマッチした感じです。
古川の中心部にある物産館で,いろいろなお土産がおかれています。なかなか楽しい時間でした。ここには話題の「君の名は。」の展示があります。
古い町並みを進んで,北上していきます。
岐阜県でも有数の酒蔵で,「蓬莱」のブランドで酒造りを行っています。中には直売所もあり,お酒のほかに甘酒や酒ケーキ,奈良漬けなどの試食もあってもてなしていただけました。
ここには観光案内所があって,古川の街歩きの中心的な場所になっています。
続いて,「白真弓」や「やんちゃ酒」のブランドで酒を製造している蒲酒造場に到着です。ここでも酒の試飲などが楽しめました。
飛騨古川の町の代名詞ともいえる瀬戸川と白壁の遊歩道を進んでいきます。鯉にえさをあげている観光客もいて,賑わいもみせていました。
遊歩道の先には飛騨の匠文化館,古川まつり会館などの観光施設が集まっています。修学旅行生らしき学生もいて,賑わっていました。古川名物の起こし太鼓の展示も行われていました。
ここから中心部を通って駅に戻っていきます。
無事にウォーキングはゴールしましたが,列車の本数が少ないので大変でした。なかなかくる機会がない場所なので,少し散策して戻りました。
作成者 Rintaro Nagano
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