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ぼちぼちウォーキングでは,名古屋市周辺のウォーキングをした体験記をまとめています。

愛知県知多市:新舞子コースSHIN-Maiko

2018年8月探訪。2018年8月29日作成

【コース】 距離:約7.2km
 市西部の新舞子・日長をめぐります。瑞光寺など寺院や紅葉の名所日長神社を訪ねたのち,新舞子マリンパーク周辺で海の景色を楽しみます。

≪コース≫ 名鉄・新舞子駅〜妙音院〜白山神社〜福寿院〜瑞光寺〜福田寺〜日長神社・紅葉谷〜大龍寺〜グリーンベルト〜新舞子マリンパーク(ファミリースポーツ広場〜ブルーサンビーチ〜海釣り公園)〜ファインブリッジ〜名鉄・新舞子駅


(国土地理院発行 1/25000地形図を利用して作成)



スタート:名鉄常滑線・新舞子駅





 スタート駅となる名鉄常滑線の新舞子駅は,知多市南部の主要駅で特急も停車します。名鉄名古屋駅からは中部国際空港行の特急を利用して約25分,準急を利用すれば約35分で行くことができます。本数は特急・準急ともにおおむね30分に1本になります。新舞子駅の東側改札口から出てスタートしましょう。

妙音院
新舞子南屋敷21





 新舞子駅東口から出て,目の前の筋を左へ進み300mほど道なりに北上すると左手に妙音院(曹洞宗)があります。海潮山と号し,応仁2年(1468年)に日長の瑞光寺4世の月洞宗圓和尚による開山といいます。本尊は阿弥陀如来で,本堂左の毘沙門堂には円運毘沙門尊天と呼ばれる毘沙門天が安置され,商問屋からの信仰があつかったといいます。また同じ堂には直伝弘法があり,知多直伝弘法の第75番札所に指定されています。境内には樹齢500年という汐止め松よ呼ばれるクロマツがそびえています。



 妙音院から150mほど進むと左手にヤマナカアルテ知多店があります。ウォーキングの休憩地点としても活用できます。



 ここを越えた先の「北畑」交差点手前の細い筋を左折して100m弱進むと白山神社があります。創建は不詳ですが,貞享3年(1687年)の棟札がありそれ以前の創建と考えられ,江戸時代は白山祠と記録されています。

福寿院
新舞子北畑27





 白山神社から「北畑」交差点まで戻り,国道155号線を渡ってそのまま次の筋を右折し,続く筋を左折すると福寿院(曹洞宗)があります。薬王山と号し,創建は不詳ですが古い記録から寛文6年(1666年)以前といい,開山は瑞光寺6世桂屋宗玉和尚と伝わっています。本尊は聖観世音菩薩で,本堂のほかに薬師堂が設けられ,中に納められている薬師如来は里の人々によって小松寺薬師と呼んでいるといいます。これは小松寺という地名の場所にかつてあったのを移したと言い伝えられているためといいます。

瑞光寺
日長会ケ前78







 福寿院から国道の「北畑」交差点の北側に戻り,右折してさらに300m弱進むと左手に瑞光寺(曹洞宗)があります。金鐘山と号し,大本山総持寺(横浜市鶴見区)の直末で,末寺を数ヶ寺有します。明徳3年(1392年)に定光寺として創建され,開基は崇光天皇の子という青林和尚といいます。応永元年(1394年)に「金鐘山定光報恩禅寺」の号を受けて後小松天皇の勅願所になったといいます。慶長5年(1600年)に九鬼氏による兵火により焼失しますが再建され,貞享2年(1685年)に瑞光寺と改められたといいます。広々とした境内にはソテツの木もあり,歴史を感じさせます。境内には直伝弘法もあり,知多直伝弘法の第76番札所に指定されています。

福田(ふくでん)寺
日長江口109



 瑞光寺の西側の出口から出てそのまま左手の筋を進み,道なりに日長川を渡る橋を進みます。この付近は川沿いののどかな風景が楽しめます。





 川を渡った先の突き当りを左折し,続く筋を右折して200m弱進むと左手に福田寺(曹洞宗)があります。徳雲山と号し,永正元年(1504年)に瑞光寺6世の普天良通和尚の開山と伝わります。火災に遭って文化年間(1804〜17)に再建されたといい,長い歴史の間に修復を重ねて現代に至るといいます。

日長神社
日長森下4 [公式HP(外部リンク→)]





 福田寺から北に進んだところに日長神社があります。戦国時代にこの地に武将が砦を築き兵火にあったために創建などは不詳ですが,本殿横に磐境(いわくら)が設けられていることから,現在の社殿を設ける神社よりも古い形式の時代から鎮座していたと考えられる古社といいます。社伝によると日本武尊が東征の際にこの地に立ち寄り,日が暮れる方向を尋ねられたので,「日はまだ高し」と答えたところ大変喜ばれ,日高という地名になり,のちに日永あるいは日長という地名になったといいます。江戸時代には江文大明神あるいは日永天神と称し,日長の7つの村人から篤い崇敬を受けたといいます。毎年4月の第2日曜日には,江戸時代以降,知多市内で唯一残る日長の御馬頭行事[市民俗]が行われます。これは元々馬の塔と呼ばれて五穀豊穣や雨乞いなどを願って,札や御幣などの標具(だし)と呼ばれる造り物を立て美しい馬具で飾った農耕馬を奉納するものです。各地区から日長神社に向かう「道中」,神社神前での「御祓い」,石段下での「献馬奉納」から構成され,現在は4つの地区から馬が奉納されます。



 日長神社の社殿から東方向に進んでいきます。ここにある手水池は日本武尊が里人に掘らせたという池があり,いかなる日照りにも水が枯れることのない不思議な池といいます。



 さらに遊歩道を進むと紅葉谷になります。この付近は秋には知多半島でも随一の紅葉の名所として知られます。明治42年(1909年)に愛知電気鉄道(今の名鉄)が開通する際に,この場所を遊園地にするために紅葉が植えられたといいます。一時期荒廃しますが,戦後整備されて紅葉の名所として生まれ変わり,地元の人々にも親しまれています。



 なお,日長神社の階段下から道路を道なりに100mほど進んだところには名鉄日長駅があります。普通列車のみの停車で,本数は30分に1本ですが,場合によっては中継地点として活用できます。

大龍寺
日長山之腰62



 紅葉谷を進んで突き当りを右折し,日長二区公会堂の先を左折します。ここには古くからのお堂や社などがまとめられています。





 ここを右に進んで,200mほど先の分岐を左へ,さらに200mほど道なりに進むと右手に大龍寺(曹洞宗)があります。喜雲山と号し,永禄2年(1558年)に福田寺2世月蒼智天和尚の開山といいます。当初は全昌庵と称しましたが,宝暦9年(1759年)に今の寺号に改めたといいます。境内にはイブキやサザンカの保存樹があり,お地蔵さまがたくさんまつられているなど,落ち着いた空間になっています。





 大龍寺から100m弱進んだ右手の山の上には稲荷神社が祀られています。



 さらに進んだ次の筋を左折して上り坂を進みます。この付近は昔ながらの住宅地になっています。





 ここから下り坂を進んで名鉄の踏切を渡ったら左折し,線路沿いを400m強進みます。その先の十字路を右折して西知多産業道路をくぐり,次の十字路を左に進みます。この付近はグリーンベルトと呼ばれる臨海部の工業地帯と住宅地との間の緩衝緑地帯になっています。幅100m、長さ6kmにわたって森が整備されており,50年以上の歴史を有することから工場地帯における生態系を観測する場所にもなっているといいます。

新舞子マリンパーク
緑浜町2 [公式HP(外部リンク→)]



 グリーンベルトの西知多産業道路の北側の道を南下していくと新舞子グリーンラインの橋にさしかかります。ここからは新舞子マリンパークや対岸の新舞子海岸などの景色を楽しむことができます。爽快な海の風を感じながらウォーキングしていきましょう。



 橋を渡った右手には新舞子ボートパーク[公式HP(外部リンク→)]:)があります。プレジャーボートなどの停泊所になっており,年に数回スナメリのウォッチングなどのイベントも行われるといいます。





 新舞子ボートパークの先を左に入り,駐車場を抜けて進むと平成9年(1997年)にオープンした新舞子マリンパークがあります。海沿いに遊歩道が整備されているほか,ピクニック広場やファミリースポーツ広場などの広大な芝生広場が整備され,ゆっくりと時間を過ごすことができます。グラウンドゴルフ場やドッグランなども整備されています。







 ファミリースポーツ広場から西に進んで,歩道橋を渡ります。その先を左手に進んだところにはブルーサンビーチがあります。名古屋から最も近い海水浴場として夏のシーズンになると売店なども開業し大いににぎわいます。バックには平成17年(2005年)に設けられた高さ91mの風車が2基並び,この付近のシンボル的存在になっているほか、遠くは中部国際空港(セントレア)を離着陸する飛行機を望むこともできます。平成14年(2002年)には人工海浜では珍しいというウミガメの産卵が目撃され,それを記念したモニュメントが設けられています。夏のシーズンを中心にビーチバレーやウィンドサーフィンの大会,花火大会などの多彩なイベントが行われます。







 ブルーサンビーチから南に進んだ先には海釣り公園があります。北にあった名古屋港海釣り公園が休園になったため、代替施設として平成27年(2015年)に設置された桟橋です。海の景色も楽しめ,名古屋から近いことから休日などを中心に賑わっています。







 新舞子マリンパークから長さ435mの新舞子ファインブリッジを渡って新舞子海岸の方に進んでいきます。海の景色を楽しみながら進んでいきましょう。新舞子は瀬戸内海の舞子浜(神戸市)に似ていることからその名前がつき,明治45年(1912年)に鉄道が開通して以降,名古屋近郊の観光地・別荘地として開発が進んだといい,海水浴客のために多くの設備が設けられました。昭和30年代には「知多のマイアミ」とも呼ばれ活況を呈したといいます。現在も新舞子海岸周辺には海水浴客に向けたカフェ・レストランなどが設けられています。



 ファインブリッジを渡ってそのまま100mほど進んだ左手には人形塚があります。昭和8年(1923年)に日本で初めて設けられた人形塚といい,壊れた人形やおもちゃの霊をなぐさめるためのものといいます。

ゴール:名鉄常滑線・新舞子駅



 人形塚の先の名鉄の踏切の手前を右折すると,ゴールの新舞子駅の西口に到着します。名鉄常滑線を利用して戻ることができ,名鉄名古屋駅まで特急で約25分,準急で約35分です。本数はそれぞれ30分に1本程度です。

写真使用数:42

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ぼちぼちウォーキング

作成者 Rintaro Nagano
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