バラとゆびわ(原作:サッカレイ)(A氏と共著)
『少女クラブ』
1955年新年増刊号別冊付録
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期少女・幼年作品』収録
 持ち主を美しく見せるバラと指輪。
その2つが近付き、10年振りに騒ぎが起こる事を知った仙女、黒杖は、
妖精パックを連れて動き出す。
バラの持ち主、クリム国パデラ王の王子バルボと、
指輪の持ち主、パフラゴニア国バロロソ王の王女アンジェリカの結婚が迫り、
10年前、お城に拾われた、みなしごの侍女ベチンダは、
いつもバラが流れてくる小川へバラを集めに来ていた。
近くでは、パフラゴニアの本来の王子であるギグリオが、熊狩りをしており、
熊に狙われたベチンダは、ギグリオに助けられる。
城に戻り、ギグリオから友達になってほしいと言われたベチンダは、
アンジェリカがギグリオに返した指輪をもらう。
ベチンダと仲良くなって、上機嫌のギグリオを見て、
バロロソ王は、ギグリオが謀反を企てているのではと疑い、
暗殺を試みるが失敗し、ギグリオに詰め寄られる。
謀反人にされたギグリオは、兵に追われ、ベチンダに助けられ城外へ脱出する。
しかしベチンダは、ギグリオ逃亡を助けた罪で、国外へ永久追放となる。
国外へ向かう馬車の中で、ギグリオは、黒杖とパックに会い、
大学で勉強するよう勧められる。
一方ベチンダは、拾われた時に着ていた着物を手に、森で迷っていた。
たまたま見つけた家に住んでいたレイノルズ公爵から、
その着物が、クリムの本来の王女ロサルバの物だと告げられ、
クリム国は、国王軍と反乱軍との内戦状態に陥る。
国王軍のホッギナルモ伯爵から、パフラゴニアからの援軍が迫っているという
最後通告を受け、ベチンダは密かに国王軍に投降する。
その頃、ギグリオは優等生として大学を卒業。
そこへ黒杖がやって来て、ベチンダがパデラ王に捕まった事を知らせ、
剣も槍も通さない魔法の鎧を与えられ、ベチンダの元へ走る。
捕えたベチンダの美しさに目が眩んだパデラ王は、
妃になれば命は助けるとベチンダに迫る。
ベチンダが拒絶すると、パデラ王はべチンダをライオンに襲わせて殺そうとする。
ベチンダの元へ向かうギグリオは、パフラゴニアの兵と会い、
真の王として彼らを味方にし、パデラ軍を倒しに向かう。
迫り来るライオンの前に絶体絶命のベチンダだったが、
そのライオンは幼い頃のペットか何かだったらしく、じゃれつくだけだった。
今度は弓で狙われるベチンダ。
そこへギグリオ率いるパフラゴニア軍が攻めてくる。
パデラ軍を撃退し、城を落としたギグリオだったが、
肝心のパデラ王とベチンダが見当たらない。
情報を頼りにパデラ王を追うギグリオ。
ついに追い付いて、1体1の勝負を始め、
魔法の鎧を奪ったパデラ王に雷が落ち、決着が付く。
偶然、その近くにバラの小川の源を見つけた2人は、そこにベチンダの母を見つける。
「それから…三人は山をおりふたつの国をいっしょにしてしあわせに暮らしました。」
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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