ロケットGメン
『小学二年生』1962年4月号〜1963年3月号
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集全1巻
 海を荒らす怪物「うみへび」に襲われ沈められた船から脱出し、
いかだで漂流していた細川博士と助手の丸山は、遠くに島を見つけ上陸する。
しかし、その島は岩だらけで何もない小さな島だった。
絶望する2人の耳に「そこにいるのはだれだい。」という声が飛び込んでくる。
声が聞こえた方へ向かう2人だが、誰も見当たらない。
ふと見ると、おかしな樽が1つだけ転がっている。
食べ物でも入っているかもと壊そうとすると、
樽は煙を吹き、中から頭と手足が伸びてきた。
2人は「おばけ。」と叫んで気絶。
そこへ何者かが現れ、樽のおばけと言葉を交わし、2人を何処かへ連れて行く。
気が付いた2人の前に現れた少年は「ひでお。またはロケットGメン。」と名乗った。
 ロケットGメンは無人島の地下、海の中の秘密基地に住んでいる。
彼の祖父である、10年前に行方不明になった細川博士の友人、
望月博士が造った万能ロケット「アロー号」のパイロットを、
樽に変形できるロボット「ピック」とともに務めている。
アロー号は分離合体マシンで、前側をロケットGメンが、
潜水も可能な後側をピックが操り、合体すれば何でもできるようになるのだ。
そんなアロー号を駆使して、ロケットGメンは日本だけでなく世界規模で悪と戦う。
 F作品の中には、最終回らしくない最終回で終わっていくお話も少なくないが、
その中でも、この作品はダントツで消化不良なラストを迎える。
何せ最後のコマが、戦闘シーンもなく、
「あっ、おそろしいロケットGメンだ。もうだめだ。」
ですからね。
たいていの作品は、例え中途半端だったとしても、もう少しマシに終わるのですが…。
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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