ポコニャン
「ぽこにゃん」
『きぼうのとも ようじえほん』
1970年7月号〜1974年1月号
「ポコニャン」
『希望の友』
1975年4月号〜1978年5月号
アニメ
1993年〜1994年
単行本
潮出版社
希望コミックス上下巻
オールカラー版、新装版もあり

小学館
藤子・F・不二雄大全集全1巻

中央公論社中公コミックス
藤子不二雄ランド全2巻
 私が中学生の頃、この作品がNHK教育テレビ(現Eテレ)でアニメ化されました。
近年で言う「おじゃる丸」のような5〜10分の番組です。
ポコニャンのお友達が、ミキちゃんという女の子だったり、
ポコニャンの天敵のような女の子(幼児)が出てきたりと、
原作を読んでみると、かなりオリジナル要素の強いアニメ化だったのだな、
と驚かされました。
 最初の連載作品「ぽこにゃん」の第1話において、
既にぽこにゃんは太郎の家族になっています。
(「ぽこにゃん」で「太郎」という名前は出てきませんが…。)
幼児向け雑誌で連載されている為か、初期のぽこにゃんは
太郎と同じくらい大きく、どことなく「化けダヌキ」といった雰囲気で、
可愛くありません。
後半くらいになって、ようやく頭でっかちのアニメに近い雰囲気になり、
可愛くなります。
また、アニメでは語尾に「ニャン」を付けて色々しゃべりますが、
原作では「ぽこにゃん」の2話までだけ普通にしゃべり、
それ以降は「ぽこにゃん」(「ポコニャン」)と、
一部の単語に「ニャン」を付ける(「ヤバニャン」とか「ダメニャン」とか)
以外はしゃべらなくなります。
ただ、一緒に育った太郎だけは「ポコニャン」に含まれる深い意味を
読み取る事ができるようです。
「ぽこにゃん」は雑誌裏表紙に4色カラー1ページで描かれていた為、
出会いのエピソードを描く余裕がなかったのかもしれません。
「ぽこにゃん」終了後、1年程して別の雑誌で連載スタートされた
「ポコニャン」で、その出会いが回想で描かれます。
それによると、5年ぐらい前に家族とハイキングに行った際、
目的地である山(かな?)で見つけ、そのまま連れ帰ったらしい。
太郎の家に来てすぐに、超能力を見せるようになったが、
ポコニャン自身、どこで生まれたのか何も覚えていないらしい。
 ポコニャンの超能力は、主に「ポコニャン」という掛け声によって発動しますが、
「ぽこにゃん」の3話までは掛け声がなく、また「ポコニャン」の初期だけは、
対象物に向かってしっぽを振るポーズとともに掛け声を発しています。
時々、超能力以外に不思議な道具を使う事がありますが、
1度どこか(別の部屋?)へ行って、道具を持って戻って来る、
という謎の行動を取ります。
その一方で、太郎の目の前で何らかの道具を作る事もあるのですが…。
また、普通に機械に強いらしく、掃除機くらいなら直せるようです。
 低年齢向けの作品という事もあり、Qちゃんのようにトラブルを起こす事もなく、
ドラえもんなんかよりも身近な、兄弟のような存在のポコニャンは、
愛らしい、害のないキャラクターです。
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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