おやゆびひめ
『幼年クラブ』
1955年5月号別冊付録
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期少女・幼年作品』収録
 お花畑に囲まれた小さな家に住むおばあさん。
花に水をあげていると、「わたしにもください。」という声が。
声の主は妖精のような人物で、驚かせたお詫びをしたいと言う。
「子供が欲しい」と言うおばあさんに、妖精のような男は1粒の種を与え、
消えてしまう。
半信半疑で種を埋めると、すぐに花が咲き、その中には小さな女の子が。
その子を「おやゆびひめ」と名付け、とても可愛がるおばあさんだったが、
ある日、おやゆびひめが草の船に乗って、お皿の池で遊んでいると、
どこからかカエルが現れ、おやゆびひめを無理矢理連れ去ってしまう。
カエルは、おやゆびひめを息子と結婚させようとするが、
おやゆびひめは魚に助けられ、葉っぱに乗って逃げ出す。
が、今度は乱暴者の虫に、「めずらしい虫だ。」と捕まり、
脅されて飛ばされ、そのまま草の中に隠れて逃げる。
そこへ、優しい虫達が現れ、家を作ってプレゼントしてくれる。
しかし、冬になると虫達もいなくなり、家も蜜を出す花も枯れてしまう。
そして今度は、野ねずみの世話になる事に。
ここで、おやゆびひめは1羽のツバメを助ける。
春になってツバメは南へ旅立つが、
おやゆびひめは、お金持ちのモグラの子供にならないかと、
しつこく迫られるようになる。
モグラは強引なやり方で、おやゆびひめを子供にしようとするが、
おやゆびひめは、ツバメと再会し南の国へ。
南の国で花の王様に会い、おやゆびひめは花の女王様になる。
そして、おやゆびひめは花の王様とともに、
おばあさんに会いに旅立っていくのであった。
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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