キテレツ大百科
『こどもの光』
1974年4月号より連載開始
1977年7月号で連載終了
1987年スペシャル版アニメ放映
1988年レギュラー放送開始
田中道明氏による「新キテレツ大百科」
『月刊コロコロコミック』で連載開始
1996年アニメ放送終了
単行本
小学館
てんとう虫コミックス全3巻
コロコロ文庫全2巻
藤子・F・不二雄大全集全2巻

中央公論社中公コミックス
藤子不二雄ランド全4巻
 私の世代にとって、「キテレツ大百科」のイメージはアニメである。
それも当然でマンガの連載は昭和49年から52年と私が生まれる以前の事。
それから10年ほど経って、昭和62年にスペシャルアニメとして放映され、
翌63年から平成8年までTVアニメとして放映された。
意外にも、これほど長く続いた藤子アニメというのは「ドラえもん」以来である。
そして、ドラえもんとキテレツには共通点があるのだ。
キーワードは「道具」と「ロボット」。
一方は22世紀の、もう一方は江戸時代に天才発明家によって設計された、
便利で不思議な道具と素敵なロボット。
「ドラえもん」で、「未来」というテーマをチョイスしたF氏が、
逆転の法則で?「キテレツ」では、「過去」というテーマをチョイスしているのは
面白い。
そして、ロボットまで登場させたにも拘らず、今の今まで、この逆転劇に
私が気付かなかったのというのは、F氏の巧みなテクニックの賜物だろう。
「時代」同様、ロボットと少年の関係が逆転しているのだ。
「手の掛かる小学生の元のやってきたロボット」と
「手の掛かるロボットを造ってしまった小学生」。
「大人」と「子供」、もしくは「兄」と「弟」みたいな関係性がそれぞれ逆転している。
そしてもう1つ、「キテレツ」にはキテレツ自身が道具を造るという
「過程」が描かれている。
ポケットから「ポン!」ではないのだ。
時に「安易に便利な道具を与えている」と批判されるドラえもんだが、
そういった意見を考慮してキテレツでは「道具を自分で造る」というテーマが
加えられたのかもしれない。
 ちなみに、マンガのコロ助は背中に刀を背負っていません…。

追記
「藤子・F・不二雄大全集」版には
「コロコロ文庫」には未収録だった話が収録されています。
(「てんとう虫コミックス」に関しては「3巻」しか持っていないので不明だが…)
1巻:「聞き耳ずきん」「公園の恐竜」(「トンガリ」が「コンチ」と呼ばれている)
   「冥府刀」(コロ助が「キテレツどの」と言っている)
   「一寸ガードマン」「地震の作り方」
2巻:「スーパー天狗」「仙鏡水」「唐倶利武者」
   (「如意光で引っこし」には省かれていたページが1ページあったようだ)
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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