春子の日記
『なかよし』
1960年夏季増刊号
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期少女・幼年作品』収録
 完治の家にやって来た37人目の女中、春子。
これまで36人が、完治の乱暴を恐れて逃げ出したが、
柔道を習っていた春子は、へっちゃら。
逆に完治を抑えつけてしまう。
仕返しに、わざと面倒な仕事をさせたりする完治だったが、
完治の部屋の掃除中、春子は完治の悪い点のテストの答案を発見。
弱みを握られて、立場が逆転してしまう。
おかげで、大嫌いな勉強を毎日させられ、成績は少しづつ良くなっていく。
そんなある日、親友の木村君が、ガキ大将のゴリラに持ち掛けられた
カンニングを断り、放課後、人気のない場所へ連れていかれてしまう。
心配しつつも、自分には何もできないと言う完治に、
春子は、友達が溺れた時に、泳げないので一緒に溺れた子の話をする。
それを聞いて駆け出す完治。
4対2の状況に、春子が加勢し、ゴリラ達は退散。
散らばったカバンの中身に紛れた、その日のテストの答案は75点。
それを見て、悪い点の答案を完治に返す春子。
「もしもぼくがまたいじわるしたらどうするの。」と言う完治に、
春子は「柔道でぎゅうぎゅういわせてやるから。」と答えるのだった。
踊るアリちゃんのGIF画像
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