えり子のしあわせ
『少女』1957年新年増刊号
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期少女・幼年作品』収録
 えり子は、絵描きのおじいさんと貧しい暮らしをしている。
2人は本当の家族ではなく、えり子は小さい頃おじいさんに拾われたのだ。
ある日、えり子はスケッチに出かけて、大邸宅のお嬢様と間違えられる。
2人は驚く程そっくりなのだ。
お嬢様の京子の部屋で、自分も持っている、
母親と2人の娘が写った写真を見たえり子は、京子の父親から、
えり子が、行方不明になった京子の姉ではないか、と告げられる。
嬉しい気持ちで一杯になるえり子。
しかし、家に戻ると、おじいさんをひとりぼっちにはできない、
という考えも頭に浮かんでくる。
迷い続ける日々の中、えり子の前に京子が現れ、
父とともに、おじいさんにいきさつを話す。
おじいさんに説得されるも、えり子は、おじいさんと離れたくないと言う。
えり子に1人で考えさせる為、外へ出たおじいさんの前に、
美術学校の教え子が現れ、おじいさんは彼に一芝居打ってもらい、
行方不明の息子が見つかったと言い、家を後にする。
追いかけるえり子だが、おじいさんは見当たらない。
そこへ、父と京子がやって来て、えり子を説得し、3人で帰って行く。
それを見届け、教え子の誘いも断り、
「おじいさんは雪の降るなかに小さく小さく消えてゆきました…。」
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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