ちびとおに
『幼年クラブ』1956年5月号
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期少女・幼年作品』収録
 人喰い鬼が出るとウワサされる山。
今日もまた、旅人が鬼に出くわし荷物を奪われる。
しかし、1人残っていた少年が、刀を抜いて鬼に立ち向かう。
が、一発KO。
狼が出る場所という事もあり、
鬼は気を失った少年を住処に連れて行く。
鬼に助けられた事が不満な少年は、
再び鬼に挑むも、またもや軽くあしらわれる。
その力を見せつけようと、鬼は大木を引き抜き、放り投げた。
すると、その大木が橋の代わりとなり、旅人が、
「山の神さまのおめぐみだ」と感謝する。
それを聞いた少年は、2人で山に立派な道を作る事を提案する。
一緒に作業をしている内に、すっかり仲良くなった2人。
少年は言う。
「もうおにごっこのおにさんよりこわくないよ。」
そこへ、鬼退治の軍勢がやって来る。
久しぶりに人間を見て、人恋しくなった少年は、家に帰る事にする。
しかし、狼の事が心配で、鬼は急いで少年の後を追いかける。
案の定、少年は狼に囲まれており、駆けつけた鬼によって、
狼は追い払われる。
だが、この行動によって、鬼は鬼退治の軍勢に見つかってしまう。
鬼退治の軍勢の隊長は、少年の父親だったので、
少年は必死に説得するが聞き入れてもらえない。
仕方なく、少年は自身を盾にして鬼を逃がす。
いつか分かってもらえると信じて、
少年は、またしばらく鬼と一緒に暮らす事にする。
踊るアリちゃんのGIF画像
走っているゴキちゃんのGIF画像
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